</context> <raw_text>0 11時のNHKニュースです。アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、ロシア南部チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていたアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落したことについて、29日国営テレビ局のインタビューで、「旅客機はロシア上空で外部から損傷を受け、ほとんど制御不能に陥った。同時に地上から撃たれ、尾翼に深刻なダメージを受けた」と述べ、
ロシアから撃たれ墜落につながったという見方を示しました。その上でロシアに対し、責任を認めた上で関係者を処罰し、アゼルバイジャン政府や負傷した乗客乗員への賠償を行うことを求めました。
虐待で児童相談所に一時保護された子どもと保護者の面会について、子ども家庭庁は、虐待と認定される前の疑いの段階でも、子どもに悪影響がある場合は保護者との面会や通信を制限できるよう、来年の通常国会に改正法案を提出する方針です。
現在の児童虐待防止法では、児童相談所は虐待したと判断された保護者が一時保護された子どもと面会したり手紙をやり取りしたりすることを制限できますが、虐待の疑いの段階は制限の対象になっていません。このため児童相談所は行政指導として面会を制限することがありますが、トラブルに発展するケースも報告されているということです。
こうしたことから、子ども家庭庁は、子どもへの悪影響が大きいと児童相談所長が判断した場合は、虐待と判断される前の疑いの段階でも保護者の面会などを制限できるよう法律の改正案を提出することを決めました。
制限するのは、保護者との面会などによって子どもが萎縮して本心が言えなくなったり、保護者に会うことを怯えたりする場合などが想定され、子どもの意見を聞いた上で判断するとしています。子ども家庭庁は早ければ来年の通常国会に改正法案を提出する方針です。
能登半島地震で液状化の被害が相次いだ富山県高岡市の伏木地区にある神社では、汚れを払い新年を迎える神事が行われ、地元の人などが参拝に訪れました。高岡市伏木東町宮の伏木神社では、きょうから年越しの大祓えの神事が行われています。
高岡市の伏木地区では、能登半島地震で液状化の被害が相次ぎ、この神社でも灯籠が倒れるなどの被害が出て、発生から間もなく1年となる今も復旧が終わっていません。汚れを払い、心身を清めて新しい年を迎える年越しの大祓えでは、神職が祝詞をあげた後、参拝に訪れた人たちが、人形と呼ばれる白い紙に息を吹きかけるなどして、汚れを祓っていました。
そして最後に茅の輪と呼ばれる大きな輪を繰り返しくぐって汚れを祓っていました。参拝に訪れた地元の女性は「今年は自分なりに頑張った1年でした。無事に復興し、皆さんが幸せになれるように祈っています」と話していました。伏木神社の年越しの大祓えは大晦日まで行われます。
新年を前に、藁などで作られた来年の干支・巳の巨大な蛇が三重県津市の神社に奉納されました。津市三里町の辰水神社では、初詣に訪れる人たちを出迎えようと、地元の町おこしグループが40年前から毎年来年の干支をかたどったものを作り、神社の入り口に掲げています。今日はおよそ1ヶ月かけて製作した巨大な白い蛇がお披露目されました。
高さ3.2メートル、幅3メートル、重さ200キロあり、景気の良い一年になるようにと、渦巻き状に巻かれた体の中に金色の小判が入っています。お披露目された後は、グループのメンバーや地元の子どもたちが引いて神社の周辺を練り歩きました。巨大な蛇は来年の3月頃まで神社の入り口に設置されるということです。
グループの代表の増井紀美男さんは「正月に多くの皆さんがこの蛇の下をくぐってもらい、金運が良くなるようにお参りしてほしいです」と話していました。この時間のニュース、末田でした。時刻はまもなく11時5分です。