</context> <raw_text>0 午後4時のNHKニュースです。韓国南西部の空港で今日午前、タイのバンコクからの旅客機が着陸に失敗して炎上する事故があり、消防によりますとこれまでに120人の死亡が確認されたということです。韓国政府によりますと、旅客機には合わせて181人が搭乗していました。
消防は会見で、救助された2人以外、乗っていた人のほとんどが死亡したものと推定されると発表しています。次です。今朝、JR東京駅に停車中の新幹線の車内で、荷物棚に置かれていたリュックサックから金品を盗もうとしたとして、中国籍の容疑者が逮捕されました。逮捕されたのは、住居不詳で中国籍の陳海良容疑者(46歳)です。
警視庁によりますと、今朝7時過ぎ、JR東京駅に停車していた出発前の東海道新幹線「のぞみ」の車内で、乗客が荷物棚に置いていたリュックサックから金品を盗もうとしたとして、窃盗未遂の疑いが持たれています。新幹線では同様の被害が起きていて、捜査員が警戒していたところ、
陳容疑者が乗客のリュックサックを車内の荷物棚から下ろし、後ろの席に座って中身を物色し始めたため、その場で逮捕したということです。調べに対して陳容疑者は「何も取っていないのになぜ逮捕されるんだ」と話しており、容疑を否認しているということです。
警視庁によりますと、陳容疑者はおととい短期滞在の在留資格で日本に入国し、これまでに十数回にわたって出入国を繰り返していたということで、詳しい経歴を調べています。警視庁は、荷物棚にカバンなどを置く際は貴重品を適切に管理するよう注意を呼びかけています。
日本がイギリスやイタリアと進めている次期戦闘機の共同開発は、司令塔となる国際機関が設立されたことで事業が本格化します。日本は技術力を生かして主に機体のデザインを担う方向で調整が進んでいます。
次期戦闘機の共同開発をめぐっては今月、司令塔となる国際機関がイギリスに設立され、初代トップには防衛審議官を務めた岡正美氏が就任しました。来年にはこの国際機関と日英伊3カ国の合弁企業が開発の契約を一括で結ぶことになっていて、事業が本格化します。
防衛省関係者によりますと、日本は軽量化やステルス性の向上に欠かせない複合材の技術などを生かして、主に機体のデザインを担う方向で調整が進んでいるということです。また、ステルス性を保つにはミサイルや爆弾などを機内に格納する必要があるということで、最新鋭のF-35戦闘機より多く格納できるようなデザインを検討したいとしています。
一方、イギリスは電子システムを、イタリアは機体制御をそれぞれ主に担う方向です。岡氏は就任に先立ってNHKの取材に応じ、「インド太平洋地域とヨーロッパの安全保障はリンクしている。今回のような装備・技術面での協力は、日本の抑止力を高めていく上でも非常に大きな役割を果たす」と述べました。
能登半島地震の被災地では、仮設住宅の入居者の子どもや孫に年末年始の帰省を控える動きが見られ、寂しく過ごすという高齢者も多くいます。こうした人たちを元気づけようと、ボランティア団体が年末年始に催しを行うことになり、参加を呼び掛けました。今日は、被災地でボランティア活動を続けているNGO団体などが、石川県珠洲市門前町の仮設住宅を訪れました。
団体によりますと、仮設住宅が狭いことや、地震を思い出し精神的に不安定になることを恐れ、子どもや孫たちに帰省を控える動きが出ているということです。このため、ボランティアたちは、大晦日と元日に仮設住宅の近くにある集会所で、蕎麦や餅を提供する催しを開くことにしていて、今日は参加を呼びかけるチラシや毛布などの支援物資を配りながら、
「寒い日が続きますが、体調はいかがですか?」などと声をかけていました。午後4時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。