</context> <raw_text>0 3時のNHKニュースです。今日未明、東京江戸川区の飲食店で客同士のトラブルがあり、警視庁は50代の男性を暴行の疑いでその場で逮捕しましたが、暴行を加えたのは別の人物で、5人逮捕だったと発表しました。
警視庁によりますと、今日午前0時30分ごろ、江戸川区西葛西のキャバクラ店で経営者から客同士のトラブルがあり、当事者が店内に残っていると通報がありました。葛西警察署の警察官が駆けつけたところ、暴行を受けたと訴える30代の客が店の外にいましたが、間もなく病院に運ばれたため、経営者にトラブルについて事情を聞きました。
店内にいた50代の男性客を暴行の疑いでその場で逮捕しました。その後、別の従業員に聞き取ったところ、暴行を加えた人物は逮捕された男性とは身体的な特徴が異なっていて、病院から戻ってきた被害者に改めて確認したところ、別人だとわかったということです。逮捕した50代の男性は2時間ほどで釈放し、謝罪したということです。
当時、トラブルの仲裁に入った他の客もいたため、経営者が見間違えた可能性もあるということで、引き続き暴行を加えた人物の特定を進めています。警視庁は「5人逮捕した男性には大変申し訳なくお詫びします。今後指導を徹底していく」とコメントしています。教員の成り手が不足する中、各自治体は教員採用試験を民間企業の採用時期を見越して前倒しして行う動きが広がっています。
ただ、今年の採用試験を去年より早く行った自治体の8割以上で受験者が減ったことがNHKの取材で分かりました。教員採用試験は去年までは7月ごろに行われていましたが、教員の成り手が不足する中、文部科学省は民間企業の採用面接が6月に開始されることを踏まえ、
試験を実施する日の目安となる標準日を6月半ばに設けて今年の試験から前倒しをするよう要請しました。NHKが都道府県や政令指定都市など全国68の自治体の教育委員会から聞き取ったところ、半数以上の40の自治体で試験日を去年よりも早く設けたほか、36の自治体は標準日かそれより前に採用試験を行っていました。
ただ、日程を早めた40の自治体のうち8割以上の34の自治体で受験者の数が去年よりも減ったことが分かりました。こうした状況を受けて、文部科学省は来年は標準日を5月11日へとさらに前倒しすることや、試験を複数回実施することなどを全国に要請しています。ただ、専門家は教員の処遇改善や働き方改革を早急に進める必要性を指摘しています。
教員の養成制度などに詳しい東京学芸大学の岩田康幸教授は「先生の待遇改善と合わせて仕事量を減らして教員の魅力をアピールしていくことが重要だ」と話しています。大晦日の今日、松江市のそば店は出雲そばを食べて年を越そうとする人で賑わっています。このうち松江市で70年以上続く老舗のそば店には行列ができ、
午前11時に開店するとすぐに満席になりました。訪れた人たちは三段重ねの器に蕎麦を盛った割子蕎麦などを味わっていました。出雲蕎麦は蕎麦の実と蕎麦殻の内側にある甘皮を石臼でひいた蕎麦粉を使っていて、色が濃く香りが豊かでコシが強いのが特徴です。今日は持ち帰りと合わせて200食が用意されました。
店によりますと、今年は高温などの影響で蕎麦の花の受粉が進まず、例年より不作だったものの、県の内外複数の産地で蕎麦を確保しているということです。70代の女性は「コシがあって風味も良く美味しいです。いい年になりそうです。」と話していました。店主の佐藤博さんは「年越し蕎麦は縁起物なので、ぜひ食べて来年を良い年にしてもらいたい。」と話していました。
3時のNHKニュース、谷口がお伝えしました。3時5分になります。