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夜7時のNHKニュース 2025年7月2日

2025/7/2
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NHKラジオニュース

AI Deep Dive AI Chapters Transcript
People
N
NHK
トランプ大統領
吉井明子
吉村代表
小林会頭
山本代表
斉藤代表
木内隆秀
玉木代表
田村委員長
石川総理大臣
石破総理大臣
野田代表
Topics
NHK:鹿児島県豊島村周辺で地震が相次いで発生しており、過去の地震と比較してもその頻度が高くなっています。専門家は、今後2、3週間程度は地震が継続する可能性があると指摘しています。 松野光雄:小宝島学園では震度5弱の揺れがあり、校庭に亀裂が入りましたが、児童や生徒、職員にけがはありませんでした。 住民女性:自分たちの住む地域で地割れが発生し、自然災害の恐ろしさを感じました。 エビーター綾鷹:現在、地震活動が活発な理由は不明ですが、過去の地震と比較して今回は回数が最も多く、揺れの強かった地域では落石や崖崩れが発生しやすくなっている可能性があります。当面は震度5強程度の地震に注意が必要です。 横瀬久吉淳:周辺の海底には3つの活断層があり、それぞれが活動を活発化させている可能性があり、今後3週間程度は分発地震が続くのではないかと考えています。

Deep Dive

Chapters
鹿児島県十島村周辺で震度5弱の地震が相次いで発生。地震回数は過去と比べて3倍以上に増加し、今後2,3週間は地震が続く可能性があると専門家は指摘。小宝島では震度5弱の地震で校庭に亀裂、活断層の活動が活発化している可能性も。
  • 鹿児島県十島村周辺で震度5弱の地震が頻発
  • 地震回数は過去と比べて3倍以上に増加
  • 今後2,3週間は地震が続く可能性
  • 小宝島で校庭に亀裂
  • 周辺に活断層が3つあり、活動が活発化している可能性

Shownotes Transcript

【主なニュース項目】 ▽鹿児島 十島村 震度5弱相次ぐ より強い揺れ伴う地震のおそれも ▽近畿~東北 今夜遅くにかけ 局地的に非常に激しい雨のおそれ ▽参院選 あすの公示を前に党首討論会 日本記者クラブ主催 など</context> <raw_text>0 こんばんは。7時になりました。NHK今日のニュースです。今日は最初は鹿児島県十島村周辺で相次いでいる地震に関するニュースからです。この地域では今日も震度5弱の揺れを観測する地震が相次ぎました。地震の回数は過去と比べても多くなっていて、専門家は今後2、3週間程度は地震が続く可能性があるとしています。

この地域では、おととしや4年前にも活発な地震活動がありましたが、震度1以上の地震回数は、きょう午後4時までに911回に上り、これまでと比べても3倍前後と非常に多くなっています。明け方には鹿児島県の悪石島で、夕方に小宝島で震度5弱の揺れを観測する地震が発生したほか、震度4や3の揺れを観測する地震が相次いでいます。

このうち夕方に震度5弱の揺れを観測した地震では、マグニチュードが5.6と、一連の地震では最も規模が大きくなりました。地震が相次いでいる小宝島にある唯一の学校、小宝島学園の松野光雄校長によりますと、「震度5弱の揺れがあり、校舎にいた児童や生徒が全員校庭に出た時に、校庭に亀裂が入っているのに気づいた」ということです。

児童生徒や学校の職員に怪我はなかったということです。小宝島の住民の女性は「自分たちの住む地域の方に、あの地割れが起こったりとかするので、やっぱり自然災害の恐ろしさじゃないですけど、感じたところでした。」一連の地震活動について気象庁は今日会見を開き、地震津波監視課長は

非常に活発な地震活動が続いている理由について分かっていないとした上で、過去の地震と比べて今回は最も回数が多い。揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性があると述べました。また今後の見通しについては分からないとした一方で、4年前にマグニチュード6.1の地震が発生して悪石島で震度5強の揺れを観測していることを踏まえ

揺れの強かった地域では当面震度5強程度の揺れを伴う地震に注意するよう呼び掛けています。震源地の付近では落石、崖崩れ等が発生している可能性もあります。お休みになられる際などには、身の回りの安全の確保をお願いしたいと思います。

地震活動が多くなっている背景について、周辺の海底の地形に詳しい熊本大学大学院の横瀬久吉淳教授は、海底の地形や地震分布などから、周辺には活断層が3つあり、それぞれで活動が活発になっている可能性があると分析しています。横瀬淳教授です。

「今までだったら2本とか1本の断層面に従ってその破壊が進むという分岐地震だったんですけど、今回のはもうその3枚の断層面が動いて、おそらくあと3週間ぐらいはこういった分岐地震が続くのではないかというふうに考えています。」次です。

上空の寒気などの影響で近畿から東北にかけて大気の状態が非常に不安定になり、午後は関東北部や東北南部で猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が相次いで発表されました。近畿から東北では今夜遅くにかけて局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意が必要です。

気象予報士の吉井明子さんとお伝えします。お願いします。吉井さん、昨日について、今日もあちらこちらで雨雲が発達してますね。はい。午後になって西日本では山沿いを中心に、東日本や北日本では平野部も含めて局地的に大雨になっています。

夕方までは関東北部から東北南部にかけて雷雲が発達して、群馬県や栃木県、山形県、福島県、宮城県で猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出ました。

そして先ほど午後6時50分までの1時間には京都府内でも猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出ています。昨日からあちらこちらで出ているこの記録的短時間大雨情報とは、その土地にとって土砂災害や浸水害、中小河川の洪水災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量の雨が降ったとされるときに出る情報です。

不安定な天気の範囲、きょう東北にまで広がったのは、高気圧の中心が西日本付近とおおきな海付近、南と北に分かれているためです。

間に挟まれている東日本や北日本も気圧の谷となって湿った空気の通り道となっているんです。さらに地上の気温は広く真夏並みの暑さ一方、上空には寒気が流れ込んでいるため、雨雲を発達させる条件が揃っています。はい。

この時間は関東付近の雨雲の範囲は狭くなっていますが、東北北部や近畿に活発な雨雲が見られ、大雨や洪水の警報が岩手県、福島県、京都府、兵庫県内に出ているところがあります。

あと数時間をピークに夜遅くにかけては、局地的な非常に激しい雨や、場合によっては猛烈な雨、そして土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水、急な川の増水に警戒をしてください。また落雷や竜巻などの激しい突風にもお気をつけください。この不安定な天気、いつまで続くんでしょうか。

土曜日にかけて東日本や北日本を中心に変わりやすい天気が続きそうです。明日も東日本や北日本には湿った空気が残って、西日本も猛烈な暑さが続くため、全国的に大気の状態不安定になりやすいです。明日も局地的な激しい雨や落雷、突風に引き続きご注意ください。気象予報士の吉井明子さんでした。

続いて、アメリカのトランプ政権の関税措置をめぐる日米交渉についてです。トランプ大統領は1日、日本との貿易が不公平だったと不満を示し、日本に課している関税をさらに引き上げることを示唆しました。実際に関税を引き上げるとする期限についても今月9日から延長しない考えを示し、日本に厳しい圧力をかけています。

トランプ政権の関税措置を改めて説明します。トランプ政権は貿易相手国がアメリカに対して高い関税を課している場合に相互関税を課し、その国からの輸入品への関税を同じ水準に引き上げるとしています。日本に対しては現在10%の一律関税が課されていますが、日本の場合相互関税が課されると、一律関税と合わせて関税率は24%になります。

ただ相互関税は今月9日、つまり1週間後まで一時的に停止されていて、日本の製品には課されていません。こうした関税措置について、アメリカのトランプ大統領は「貿易に関しては日本は非常に不公平だった。その時代は終わった。日本が我々の求めに応じられないということを理解しているが、そのためには30%か35%の関税、もしくは我々が決定する関税を支払うことになる」と述べて対日関税の引上げを示唆しました。さらに来週に迫っている相互関税を一時的に停止している期限も延長しない考えを示しました。

財務省の貿易統計によりますと、日本のアメリカに対する貿易黒字は、データが参照できる1979年から去年まで46年連続で…トランプ大統領はこうした貿易不均衡への不満を背景に、日本に厳しい圧力をかけています。

トランプ大統領は相互関税が来週にもかかり、その税率は30%か35%になるとしています。日本国内の反応です。石破首相は先ほど次のように述べました。「現在協議中のことですので、大統領の発言ではありますが、一つ一つについてコメントはいたしません。」

「日米は本当に真摯にお互いに国益実現のために協議を重ねてきております。そこにおいて一致して思いを一つにするべく最善の努力をしてきているということであり、これはこれからも続いていくということでございます。」一方、日本商工会議所の小林会頭は冷静に対応すべきだという考えを示しました。

「トランプさんの一言一言に過敏に反応してもしょうがないと、今までのことを思い浮かべると、必ずしも彼が言っていることがそのまま実現したわけではない。冷静に受け止めてやっていくということかと思います。」

トランプ大統領が対日関税の引き上げを示唆した狙いについて、野村総合研究所の木内隆秀エグゼクティブエコノミストは次のように指摘します。「今の時点で脅しという側面が強いんじゃないかなというふうには思います。」その理由については、「関税を強化するとアメリカの輸入物価が上がり、夏場にかけてアメリカ経済にも影響が出てくる。

そうなった場合、アメリカ国内でも関税政策への批判が出るほか、金融市場が混乱する可能性もある」からという認識を示しました。その上で木内エグゼクティブエコノミストは日本の今後の交渉スタンスについて次のように指摘します。「アメリカ側の関税策自体は行き詰まってくると思いますので、数ヶ月ぐらいのうちにアメリカ側が自ら関税を下げてくると

いうことが私はあり得ると思いますね。日本があいまいな対応してしまうというのは実はマイナスなんです。」明日の参議院選挙の公示を前に、与野党の党首が日本記者クラブの討論会に出席し、物価高対策や今後の経済政策などをめぐって論戦を交わしました。自民党総裁の岸田首相は

「一番重要なのは賃上げです。」

「33年ぶり高い賃上げが実現できているが、しかしながらまだそれが十分ではない。そこにおいて再分配ということをきちんと考えた、公正・公平・正義・安心、私たちはそれを訴えます。」立憲民主党の野田代表は「物価高からあなたを守り抜く」今回の参議院選挙のキャッチフレーズとさせていただきました。

「特に食料品の消費税を、現在8%でございますけれども、それを臨時的に0%とすると、食料品の値上げに歯止めをかけるためには、食料品ゼロ税率というのは有効な施策。財源はしっかりと打ち出しておりますので、責任ある減税だと。ガソリン税の暫定税率の廃止、参議院で力をつくれることができるならば地方にとって大きなプラスだと思いますので、実現をしていきたい。」

日本維新の会の吉村代表は

「ズバリ、社会保険料を下げる改革です。社会保険料が高すぎます。負担が大きすぎます。当面の策として食料品の消費税2年間ゼロ、ガソリンの暫定税率の廃止、これを掲げますが、本質は社会保険料です。これから人口減少、高齢化社会に入っていきますますますこの負担は大きくなります。次の子どもたち、孫たちにもさらに何もしなければ大きな負担がかかります。次世代に対しても責任ある政治をしたいと思います。」

公明党の斉藤代表は

国民民主党の玉木代表は「現役世代から豊かになろうという実感がないことがこの国の最大の問題だと思います。現役世代、つまり支える側の支える力を強く太くすることによって、年金も増えるし高齢者も安心できる。そのためには手取りを増やす経済政策が必要です。まず103万円の壁、178万円まで控除額を引き上げて、現役世代を支える政治を進めてまいりたい。」

共産党の田村委員長は「物価高対策で消費税減税、インボイス廃止、賃上げのための中小企業直接支援など、財源も示して求めてきました。しかし自公政権はできない理由ばかりを並べ、挙句一回こっきりの現金給付と無策すぎるのではないでしょうか。衆議院に続いて参議院でも物価高対策を少数で…」

令和新選組の山本代表は、参政党の上杉代表は

また、討論会に参加しなかった日本保守党と社民党は

日本保守党の百田代表はNHKの取材に対し、社民党の福島党首は記者会見で

参議院選挙は明日公示されます。

NHKのまとめによりますと、立候補を予定しているのは選挙区と比例代表合わせて519人となっていて、物価高対策などをめぐり激しい論戦が交わされる見通しです。今回の参議院選挙は248議席のうち改選の124議席と東京選挙区の欠員の補充を合わせた125議席をめぐって争われます。

NHKが今日午後5時現在でまとめたところ、全国45の選挙区には75の定員に対し合わせて347人が立候補を予定しています。政党・政治団体別では、自民党が48人、立憲民主党が29人、日本維新の会が15人、公明党が7人、国民民主党が22人、共産党が28人、

令和新選組が12人、参政党が45人、日本保守党が5人、社民党が6人、みんなでつくる党が1人、減税日本が1人、NHK党が45人、再生の道が1人、チーム未来が12人、日本精神科医が10人、日本改革党が9人、無所属連合が8人、諸派が10人、

無所属が33人となっています。選挙区での立候補予定者は前回3年前の選挙の立候補者数を20人下回っています。一方、定員50の比例代表には合わせて172人が立候補を予定しています。

政党・政治団体別では、自民党が31人、立憲民主党が22人、日本維新の会が13人、公明党が17人、国民民主党が19人、共産党が19人、令和新選組が12人、参政党が10人、日本保守党が4人、社民党が5人、NHK党が3人、

再生の道が9人、チーム未来が3人、日本精神科医が2人、日本改革党が1人、無所属連合が2人となっています。この結果、選挙区と比例代表を合わせた立候補予定者はこれまでのところ519人で、前回3年前の立候補者数より26人少なくなっています。

衆議院で与党が過半数を割り込み少数与党となっている中、自民・公明両党が非改選の議席と合わせて過半数を維持できるか、野党側がそれを阻止できるかが焦点で、与党が過半数を維持するためには50議席の確保が必要となります。選挙戦では喫緊の課題となっている物価高対策が大きな争点の一つになる見通しで、

各党とも給付の実施、消費税の税率引下げや廃止、米の価格高騰対策などを掲げ、実効性などをめぐって激しい論戦が交わされる見通しです。参議院選挙は明日公示され、今月20日の投開票日に向けて17日間の選挙戦が始まります。

では地震の情報です。先ほど午後7時14分頃、九州地方で地震がありました。この地震による津波の心配はありません。震源地はトカラ列島近海、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは3.3と推定されています。鹿児島県の悪石島で震度3を観測しています。この地震による津波の心配はありません。参議院選挙投票日の今月20日は3連休の中日です。

戦後行われた国政選挙で投票日が3連休の中日というのは初めてです。街の人はどのように受け止めているのか聞きました。その一方で

若い世代に投票を促そうと、群馬県桐生市にある群馬大学のキャンパスには期日前投票所が設置されることになりました。

およそ2300人の学生が通う群馬大学桐生キャンパスには、今月11日と12日の2日間、期日前投票所が設けられることになり、設営に向けた準備が進められていました。東京都足立区ではSNSなどで期日前投票を呼びかける活動に力を入れています。去年行われた衆議院選挙などで、東京23区の中で投票率が最も低かった足立区

こうした啓発活動によって、先月の東京都議会議員選挙では23区中16位に上がったということです。足立区選挙管理委員会の与田保事務局長です。

現代政治に詳しい厚生労働大学大学院の白鳥博教授です。「投票率を上げるために様々な制度というものがあるわけですけれども、やはり期日前投票といったものを有効に活用しながら、民主主義の空洞化につながっていく低投票率というのを回避する、そういう努力というのが有権者の側でも求められている。」

では今日、ラジオセンターに入っているニュースをまとめてお伝えします。大学卒業の学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の拓殖真樹市長が記者会見し、「確認したところ卒業の確認はできず、除籍されていたことがわかった」と明らかにしました。その上で

「私自身が大学を卒業していますという経歴については、選挙中もこれからも自ら公表はしておりませんので、弁護士ともよく確認をしましたところ、公職選挙法上問題はないという結論になりました。」チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は後継者選びについて

自らの死後に他の高い位の僧侶などが生まれ変わりを探す輪廻転生に基づく制度が継続されると表明し、外部の介入を認めない考えを強調しました。一方中国は中国政府の承認が必要だとしていて、双方の緊張が高まりそうです。代わって株と為替の値動きです。

今日の東京株式市場、日経平均株価、今日の終わり値は昨日の終わり値より223円85銭安い3万9762円48銭。東証株価指数TOPIXは6.03ポイント下がって2826.04。1日の出来高は19億2338万株でした。一方、東京外国為替市場、円は値下がりしました。

午後5時時点の円相場は、昨日と比べて82銭円安・ドル高の1ドル=143円89銭から91銭。ユーロに対しても82銭円安・ユーロ高の1ユーロ=169円41銭から45銭でした。

海外市場では現在、1ドルが144円ちょうどから4千、1ユーロが169円55千から56千となっています。

続いて全国の気象情報、再び気象予報士の吉井明子さんです。はい、お願いします。局地的な大雨が続いていますが、厳しい暑さも続いていますね。はい、今日も西日本を中心に東北にかけて猛烈な暑さになったところがありました。特に九州や四国では体温並みのところもあったようです。

東日本や北日本もかなりの蒸し暑さになりました。

まだ7月は始まったばかりですよね。ということは暑さ、この先まだまだ続くということですよね。収まる気配が見えません。この先も真夏と同じような暑さが続いて、暑さは長期戦となりそうです。

【主なニュース項目】 ▽鹿児島 十島村 震度5弱相次ぐ より強い揺れ伴う地震のおそれも ▽近畿~東北 今夜遅くにかけ 局地的に非常に激しい雨のおそれ ▽参院選 あすの公示を前に党首討論会 日本記者クラブ主催 など</context> <raw_text>0 はい。向こう1週間、西日本では広く連日35度以上の猛暑日となり、名古屋は日曜、月曜と37度の予想です。また、関東地方も天気が安定してくる日曜日からは暑さのレベルがまた上がりそうです。東京都心も日曜、月曜と35度以上の猛暑日が予想されています。

夜間も気温が下がりにくいまま、日中厳しい暑さになるため、1日を通して熱中症の対策が必要です。こまめな水分や塩分の補給、夜も含めた適切なエアコンの使用を徹底してください。では、各地の明日の天気です。西日本と南西諸島です。近畿では、あと数時間は非常に激しく降る雨にお気を付けください。

明日、九州はおおむね晴れ。中国地方と四国は晴れたり曇ったり。近畿は晴れ間はあるものの、雲の多い天気でしょう。午後は所々で雨や雷雨になり、激しく降るところもありそうです。南西諸島は時折雲が広がるものの、広く晴れ。所々にわか雨や雷雨があるでしょう。最低気温は、那覇、大阪28度、鹿児島、福岡、広島、高知いずれも26度。熱帯夜でしょう。

最高気温は、鹿児島、大阪35度、福岡、広島34度、高知、大阪33度でしょう。東日本です。東海、北陸、関東地方。あと数時間は東海や関東で非常に激しい雨の降るところがあるでしょう。

明日は日の差す時間はあるものの、雲が広がりやすく、午後は再びあちらこちらで雨や雷雨となり、激しく降るところがありそうです。山沿いでは非常に激しい雨にお気を付けください。最低気温は、名古屋26度、東京、金沢25度、新潟24度。最高気温は、名古屋34度、新潟33度、東京、金沢32度でしょう。北日本です。

東北と北海道は昼前後に晴れ間の広がるところがありますが、広くは曇り、北海道は午前中から雨や雷雨のところがあるでしょう。東北は午後、雨や雷雨のところがあって、局地的に激しく降りそうです。

最低気温は、仙台25度と熱帯夜、札幌24度、秋田23度、釧路17度。最高気温は、秋田32度、仙台31度、札幌30度、釧路23度でしょう。明日も厳しい暑さと天気の急変にお気を付けください。

また、小笠原諸島の近海の熱帯低気圧が明日までに台風に発達して、小笠原の近海を北上する見通しです。小笠原諸島では急な強い雨や落雷、突風にお気を付けください。台風は今後、今のところその後は陸地から離れた海上を進む予想ですが、念のため進路にはお気を付けください。

NHK今日のニュース、原田博一と福永美春。気象情報は吉井明子でした。7時半になります。