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</context> <raw_text>0 NHKニュースです。上場企業の株主総会が本日ピークを迎えます。今年は企業に経営改革を強く求めるアクティビスト、いわゆる物言う株主から出された議案の数が最多となっており、上場企業にとっては、次の経営体制や企業価値を向上させる方法などについて、例年以上に説得力のある説明が求められそうです。
本日はソフトバンクグループや東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドなど、560社余りが各地で株主総会を開いています。東京証券取引所などが株主を意識した経営を企業に呼びかける中、今年は経営改革などを強く求めるアクティビスト、いわゆる物言う株主からの議案の提出が相次ぎ、
三菱UFJ信託銀行のまとめによりますと、52社で137の議案が出され、過去最多となっています。このうちフジテレビの親会社では、次の取締役の候補について会社の議案が可決され、大株主の投資ファンドが出した議案が否決されました。
一方、大手化学メーカーの太陽ホールディングスでは、会社の事業運営などに懸念を示した物言う株主の主張が支持を集め、経営トップの再任が否決されるという異例の展開となりました。ESG投資の拡充などを背景に個人投資家も増える中、
上場企業にとっては、次の経営体制や企業価値を向上させる方法などについて、例年以上に説得力のある説明が求められそうです。次に、新宿警察署の巡査部長が職務で訪れた病院で患者の持ち物から現金を盗んでいたことが分かったほか、
高尾警察署の巡査が交番に相談に来た女性の自宅で現金を盗んでいたことも分かり、警視庁は2人を懲戒免職にしました。警視庁によりますと、新宿警察署地域課所属の43歳の男の巡査部長は、今年2月、新宿区内の病院で怪我の手当を受けていた80代の男性の持ち物の中から現金16万円を盗んだということです。
また、高尾警察署管内の交番に勤務する32歳の男の巡査は、先月、家のお金がなくなっていると交番に相談に来た八王子市内の80代の女性の自宅に行き、現金2万円を盗んだということです。警視庁は、この2人を窃盗の疑いで書類送検するとともに、今日付で懲戒免職の処分にしました。
警視庁では今年、蒲田警察署の巡査部長が一人暮らしで亡くなった人の部屋に侵入して現金3000万円を盗んだとして逮捕されたほか、捜査一課の警部が火災現場で現金を盗む行為を繰り返していたとして逮捕されるなど不祥事が相次いでいます。警視庁はNHKの取材に対し、
警察官の職務中の犯罪行為は言語道断であり、厳正に処分したとしています。EU（ヨーロッパ連合）の首脳会議が26日、ベルギーの首都ブリュッセルにある本部で開かれ、ハンガリーを除く加盟国がロシアに対して追加の制裁を課す用意があるなどとする文書を採択しました。
会議にはウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインで参加し、ロシア産の原油取引などへの制裁を強化するよう訴えました。この後、首相がロシア寄りの姿勢で知られるハンガリーを除く26の加盟国がロシアに対して追加の制裁を課す用意があるなどとする文書を採択しました。一方、首脳会議ではアメリカとの関税交渉をめぐっても意見が交わされ、
会議後の記者会見でフォンデアライエン委員長は、アメリカ側から交渉に関する最新の文書を26日に受け取ったと明らかにしました。文書の詳しい内容については公表しませんでしたが、「私たちは満足のいく合意ができなかった場合にも備えている」と述べ、交渉において妥協しない姿勢を強調しました。NHKニュースはここまでです。