Deep Dive
Shownotes Transcript
<raw_text>0 2時のNHKニュースです。台湾当局は、頼美錦副総統が就任前にチェコを訪問した際、現地の中国大使館職員が頼副総統の車列に車で衝突しようとしたとして中国を非難するとともに謝罪を求めました。台湾で対中国政策を担当する大陸委員会は昨日、頼美錦副総統が就任前の昨年3月にチェコを訪問した際に、
現地の中国大使館職員が頼副総統の車列を尾行し、車で衝突しようとしたことをチェコの情報当局が確認したと発表しました。そして、中国の極めて悪質な行為に厳正に抗議するとして中国を強く非難するとともに謝罪を求めました。
一方、中国外務省報道官は昨日の記者会見で、中国の外交官は駐在する国の法律を守っているとした上で、台湾の民進党政権について「どのような手口を使っても外部勢力に頼って独立を企む行為は、悪意のある計画を隠すことはできず、必ず失敗に終わる」として反発しました。
頼副総統は昨年1月の総統選挙で、民進党の賴清徳総統とコンビを組んで当選しましたが、中国当局は当選前から頼副総統を台湾独立派とみなし、中国への訪問を禁止するなどの制裁措置をとっています。
文豪芥川龍之介や詩人の室生犀星など、大正時代後期に活躍した文化人が東京田端（たばた）に集い交流を始めてから、今年で100年となるのを記念して、芥川の実質の詩集などを集めた企画展が北区で開かれています。
大正時代後期に活躍した芥川龍之介や室生犀星、そして知人の萩原朔太郎などの文化人が東京田端（たばた）に集い交流を始めてから今年で100年となります。これを記念して、東京北区の田端文史村記念館で企画展が開かれ、100点余りの作品が展示されています。
このうち、芥川の未発表の詩稿は、昨年記念館の職員が古書店の目録で見つけたもので、今回初めて一般に公開されました。このほか、室生が田端に住む詩人や風景について書いた「田端村」というタイトルの原稿や、詩を寄稿した同人雑誌などが展示されています。記念館の小林七子研究員は、
「詩人らが集まった頃の田端を体感してもらえるような展示になっていると思うので、詩と触れ合う楽しさを感じてもらえれば」と話していました。この展示会は9月13日まで開かれています。サッカー日本代表のディフェンダー町田浩樹選手が、ベルギー1部のサンジロワーズからドイツ1部のホッフェンハイムに移籍することが決まりました。ホッフェンハイムは27日、町田選手の獲得を発表しました。
町田選手は茨城県出身の27歳。身長1メートル90センチの長身を生かした空中戦など守備力が持ち味のディフェンダーで、左足の精度の高いパスで攻撃の組み立てにも参加します。J1の鹿島アントラーズから2022年にベルギー1部のサンジロワーズに移籍し、今シーズンはチームの90年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。
また、2021年の東京オリンピックに出場したほか、年齢制限のない日本代表では今月まで行われたワールドカップアジア最終予選を含め、これまで17試合に出場しています。ドイツ南西部に本拠地を置くホッフェンハイムは、今シーズンドイツ1部の15位で、元日本代表の宇佐美貴史選手もプレーしたことがあります。町田選手はクラブを通じて、
「自分のキャリアの中で移籍は次へのステップで、新しいチームメイトとプレーするのが待ちきれない」とコメントしています。一方、昨年のパリ五輪で日本のキャプテンを務めた23歳のミッドフィルダー藤田譲瑠チマ選手も、ベルギー1部のシント＝トロイデンから同じくドイツ1部のザンクトパウリへの移籍が決まりました。この時間のニュース、山下誠がお伝えしました。2時5分になります。