<raw_text>0 5時のNHKニュースです。北海道愛別町の中学校のグラウンドで、クマのような足跡が見つかり、警察と町は付近の警戒に当たっています。中学校は屋外での授業を取りやめ、一斉下校しました。今朝8時半ごろ、愛別町東町の愛別中学校のグラウンドに、クマのような足跡があるのを学校の関係者が見つけ、町を通じて警察に通報しました。
警察によりますと足跡はグラウンドを横断するように残されていて、JR愛別駅などがある住宅地へ向かっていたということです。警察と愛別町はクマの足跡として、職員などがパトロールを行い警戒に当たっていますが、これまでのところクマの足跡、クマの目撃情報は寄せられていないということです。
中学校はグラウンドでの授業を取りやめ、教職員が見守る中、一斉下校をしました。日本大学重量挙げ部の元監督が、特待生として入部予定の高校生の保護者から現金を騙し取ったとして逮捕された事件で、元監督が保護者に対して
騒ぎになれば約束した特待は受けられなくなるなどと口止めしていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。日本大学重量挙げ部の元監督、南波健二容疑者(64歳)は令和5年度に入学金や授業料が減免される特待生として入部が決まっていた高校3年生の保護者4人に
現金を「2年目以降など」と説明する嘘の書類を送り、現金205万円を騙し取ったとして今月逮捕されました。警視庁は今日、元監督が同様の手口で昨年度入学した部員の保護者4人からも合わせて262万円を騙し取っていたとして再逮捕しました。
警視庁によりますと、元監督は保護者から騙し取った金を飲食代や歯の治療など、私的に流用する一方、一部は請求を不審に感じ問い合わせてきた保護者への返金にも回していたと見られるということです。また返金の際
「騒ぎになってしまえば自分はクビになり、特待生の約束も守れなくなるかもしれない」などと言って口止めしていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は元監督が不正に受け取った総額がこの10年間でおよそ3800万円に上るとみて調べています。元監督は調べに対し容疑を否認しているということです。
JRの寝台特急カシオペアは今日で寝台列車としての運行が最後になり、仙台駅のホームで多くの鉄道ファンに見送られました。寝台特急カシオペアは1999年に上野と札幌の間で運行が始まり、JRでは初の全ての客車が2階建ての寝台列車として人気を集めました。
その後、北海道新幹線の開業に伴って2016年に定期運行を終え、ツアー専用の臨時列車として不定期で運行されてきましたが、老朽化のため寝台列車としての運行は今日で最後になりました。JR仙台駅では多くの鉄道ファンがホームに集まり、駅の職員が行ってらっしゃいと書かれた横断幕を掲げました。
正午前にカシオペアが汽笛を鳴らしながら上野駅に向けて出発すると、集まった人たちは撮影したり手を振ったりしながら見送りました。親子で見送りに来た宮城県多賀城市の12歳の男の子は「寂しい気持ちですが、一度だけイベントで乗ったことがあり後悔はありません。26年間ありがとうございましたと言いたい」と話していました。
JR東日本によりますと、今後、カシオペアの車両は催しなどでの活用を検討していて、来月は上野駅に停車した車内で食事を楽しんだりできるイベントが開かれるということです。5時のニュース、山下がお伝えしました。時刻は5時5分になります。