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ニュース 2025年7月5日午前3:00

2025/7/4
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NHKラジオニュース

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NHKニュース
平田直
農林水産省
Topics
NHKニュース: 先ほど豊島村で震度4の地震が発生しました。震源が海底である場合、津波の恐れがあるため、海岸や川の近くから離れるよう呼びかけています。徳原列島では先月21日から地震が頻発しており、これまでに1200回を超えています。しかし、その後の情報で、この地震による津波の心配はないと発表されました。引き続き地震に注意するよう呼びかけています。 平田直: 地震調査委員会としては、一連の地震の要因を特定できていません。個人的には、悪石島の北側に活火山があり、その深いところでマグマ活動が発生し、その活動によって地震が起きやすくなっていると考えています。今後の見通しとしては、地震活動が3日や1週間で終わるわけではない可能性があり、2021年のように一旦静かになっても再び活発化する例もあるため、十分な備えが必要です。また、宝島で地殻変動が観測され、地震発生を強く示唆するデータが得られたため、今後詳しく分析する必要があります。 農林水産省: 随意契約による備蓄米の販売量は、目標に大きく届いていません。スーパーや米の販売店などからの申し込み確定量は29万トン余りに対し、実際に販売されたのは1万8391トンに過ぎません。備蓄米の売り渡し条件として来月末までに売り切ることを求めていますが、流通をどれだけ拡大できるかが課題です。地域ごとの差も大きく、東京都や大阪府などの消費地での販売量が多い一方、秋田県や岩手県などでは販売量が少ない状況です。これは、備蓄米の保管場所からの輸送に時間がかかることや、米の生産が盛んな東北地方では親類や知人からの融通が多く、備蓄米の需要が少ないことが原因として考えられます。

Deep Dive

Shownotes Transcript

<raw_text>0 午前3時のNHKニュースです。先ほど地震がありました。豊島村です。午前2時58分頃、やや強い地震がありました。豊島村で震度4です。震源については現在気象庁で調べています。震源が海底ですと津波の恐れがあります。海岸や川の近くからは離れてください。

午前2時58分頃、やや強い地震がありました。徳之島列島の豊島村で震度4でした。震源については現在気象庁で調べていますが、震源が海底の場合、津波の恐れがあります。海岸や川の近くからは離れてください。先月21日から発生したこの豊島村を中心とした地震ですが、これまでに1200回を超えています。

午前2時58分頃の地震、豊島村で震度4でした。徳之島列島、豊島村の地震の回数は、先月21日からこれまでに1200回を超えています。情報が入りました。この地震による津波の心配はありません。震源地は徳之島列島近海、震源の深さは20キロ、マグニチュードは4.5と推定されています。この地震による津波の心配はありません。豊島村で震度4でした。

地震情報をお伝えしました。この後も地震にお気を付けください。このように先月からトカラ列島近海で続く活発な地震活動について、政府の地震調査委員会が臨時で会合を開きました。平田直委員長は、マグマによる活動が地震を起きやすくしているのではないかと述べた上で、活動がさらに長期化する恐れがあるとして、揺れへの備えを呼びかけました。

一昨日、最も強い震度6弱の揺れを観測する地震が発生したことを受けて、政府の地震調査委員会は昨日臨時で会合を開きました。会合の後の会見で委員長を務める東京大学の平田直名誉教授は、一連の地震の要因について様々な意見があるものの、調査委員会としては分からないというのが答えだと説明した上で、個人的な考えとしては悪石島の北側に薩摩硫黄島があり、一帯は火山列であると述べました。

活火山の深いところでマグマによる活動が発生し、そうした活動で生まれた流体が地震を起きやすくしているのではないかと指摘しました。今後の見通しについては、「3日や1週間で終わるわけではなさそうだということは十分想像できる。2021年の活動のように、一旦静かになってもその後活発化する例もあるので、十分備えをしてほしい」と述べ、長期化する恐れもあるとして、揺れへの備えを呼びかけました。

また、地殻変動のデータを分析した結果、悪石島から南西におよそ50キロ離れた宝島では、2日の午前中から3日の午前中にかけて南へおよそ4センチ移動していたことが分かりました。この地殻変動の間に、付近ではマグニチュード5.6の地震が起きていました。

平田委員長は、「今後変動量が極めて大きく、地震の動きが変わったことで地震が起きたことを強く示唆するデータだ」と述べ、今後詳しく分析する必要があると指摘しました。随意契約による備蓄米の販売量は先月22日までに1万8000トン余りにとどまっています。都道府県ごとの差も生じていて、流通をどれだけ拡大できるかが課題となっています。

農林水産省によりますと、小売業者などが販売した随意契約による備蓄米の量は、先月22日までに18,391トンとなっています。一昨日までにスーパーや米の販売店などから申し込みが確定した量29万トン余りに対し、1割未満にとどまっています。農林水産省は備蓄米の売り渡しの条件として来月末までに売り切ることを求めていて、流通をどれだけ拡大できるかが課題となっています。

地域ごとの差も出ています。都道府県ごとに見ますと、東京都の1700トン、大阪府の1563トン、埼玉県の1242トンと消費地での販売量が多くなっています。また7つの県では販売量が50トンを下回っています。例えば、秋田県が9トン、岩手県12トン、青森県が15トンなどとなっています。

こうした地域で販売量が少ない理由について、農林水産省は、備蓄米の保管場所から遠く、西日本を中心に流通に時間がかかっているほか、米の生産が盛んな東北地方では親類や知人からの融通が多く、備蓄米の需要は少ない可能性があるとしています。先ほど2時58分ごろ豊島村(悪石島)で震度4の地震がありました。この後もどうぞお気を付けください。3時5分です。