3月11日 ニュース コメンテーター: 産経新聞WEB編集長・水内茂幸 ▼武藤経済産業大臣がアメリカのラトニック商務長官と会談。 ▼ 石破総理大臣が、高額療養費を巡る方針転換を陳謝 ▼東日本大震災からきょうで14年 ▼北朝鮮がトランプ政権発足後初の、弾道ミサイルを発射 ▼備蓄米の初回入札開始 ▼特集「Cozyup防災最前線」 「首都直下型地震での、帰宅困難者に関する誤った認識」 【インタビュー】東京大学先端科学技術研究センター教授、都市工学者・廣井 悠See omnystudio.com/listener for privacy information.</context> <raw_text>0 日本放送ポッドキャステーション 3月11日 火曜日今日の天気は曇り後雨日本放送飯田浩二のOK! Cozy up
朝6時を過ぎましたおはようございます日本放送アナウンサーの飯田浩二ですおはようございます日本放送アナウンサーの新入市下です日本放送飯田浩二のOK! Cozy upこの後8時まで生放送です 3月11日を迎えております今から14年前 2011年の3月11日午後2時46分マグニチュードを
9.0の大きな地震が起こってそして大変な被害がという東日本大震災からもう14年が経つんだなとあの日に関してっていうのはまあその動きとかをね鮮明に覚えてらっしゃるという方も多いと思いますあの時あんなことしてたよなってね私は確か
あの日はですねあなたとハッピーがまず公開生放送をやっていてで千葉で公開やって戻ってくるっていうところから1日が始まってで戻ってきて昼に収録を私してたはずなんですけどその収録のスタジオが今生放送をやっているスタジオの隣のスタジオででこのスタジオで上柳さんが夕方午後の番組をやっていてでそれで地震が起こったということで
であの収録をもうその瞬間にやめてでそこから震災の特別報道に入りましたんで私はその広報支援みたいな形で報道でライフラインの確認とかをですね電車はどうですかとか電気ガス水道に各所に電話をして取材をしていたと
その時には僕確か東京電力にも電話をしてですね大丈夫です原発は地震の揺れでも安全に停止してますっていうようなことを聞いて原稿に書いた覚えはあるんですよねその後あれ大変なことになったというところだったんですがその後九段会館で天井が崩れた卒業式をあそこでやっていたはずだった数が巻き込まれている
それでそこに取材に行くんですがもう目の前の日比谷通りも晴海通りもですねもう車で溢れていてそして歩道は人がいっぱいだともう身動きが取れない電車も止まっている自転車で行け
無線機がついて自転車でディレクターと2人で出かけていったんですけれども本社との連絡も携帯も不通なので取りようがないという中でなんとかつないでいくつかレポートをしてその後は会社帰ってきて日本放送は特別番組を続けるけれどもラジオのキー局として地方各局に
放送を送らなきゃならないそっちの部分をお前あれっていうふうに言われて でもうそこから徹夜で放送してたっていうね覚えがありますがもう目まぐるしくね変わる中で必死になんか原稿を読んでいた覚えがあるんですが皆さんもどうで何をしてたかっていうのは今日に関して14年前の今日に関してっていうのはいろんなことを思い出す日かもしれません
東京も震度5強を観測したということがありましたのでいろんな教訓がそこにはあったということが言えると思いますぜひそういうのを思い出す1日にしていただければとそしてそれを周りの人と共有するだけでもこんな気づきがあったよねって10年経っても今日に関してはいろんなことで記憶が残っている方多いと思うんですがそれをこうねみんなで話し合うだけでも
次の防災対策になるんじゃないかと思いますいろんなコメントも出ていますねプロ野球巨人田中雅宏投手ユニフォームは変わったが僕を育ててくれた東北への思いは変わらないというコメントを球団を通じて出したと
この震災が発生した2011年は田中投手仙台拠点の楽天に入団して5年目という日でありましたそうですよね楽天はプロ野球キャンプインをもうすでにしていてキャンプインどころかオープン戦をやっている最中でしたけれどもその後開幕の時に当時の確かキャプテンだったですかね楽天の島内宏明が見せましょうプロ野球の底力をと
いうふうにスピーチをしたっていうのも鮮明に確かに覚えてますよねそれから当時はまだ確か中学生が高校生でしたかちなみに陸前高田の自宅が流されてお父様とそしておじいちゃんおばあちゃんを亡くした佐々木朗希投手
自分にとって特別な日であることは変わりはありませんというメッセージを発表したということです 3月11日初めて国外で迎えるということなんですがこの佐々木投手
2年前の3月11日は東京ドームでWBCジャパンのユニフォームを登板しておりました我々くしくもその試合を見に行ったということでしたけど思いを込めての投球ただ思いが溢れてコントロールが乱れるというところもあって160キロ近い直球がチェコの選手の右の膝に直撃をしたというヒットバイピッチ、デッドボールがあって
でもそのチェコの選手がね足を引きずりながらファーストベースまで行ってでその後ファーストキャンバスの後ろで俺走れるぜっていうのをパフォーマンス見せた時にもう大歓声が上がったなんか異様な雰囲気に包まれる東京ドームでもあの瞬間になんかね一体になってた感じが
ありましたけれどもその東京ドームで今度はドジャースのユニフォームを着て佐々木朗希投手の躍動を今週末から来週18、19本番ですけれども
ドジャースとカブスの一戦も日本総局でお送りするということがありますこの3月11日を迎えますて日本放送各番組で防災ウィークということでですね先週の末からすでに各番組でいろんなリポートをとうとう行っておりますこのCozy upでは7時40分過ぎのスクープアップのコーナーで
特集をお送りしておりますが今日は東大先端研の教授都市工学者の廣井悠さんにインタビューをした模様をお送りします帰宅困難者に関する誤った認識について伺うということであの3月11日をちょっと思い出していただきながらあの時は俺とこで帰ったよなという方も多いと思うんですけれどもじゃあそれが
首都直下南海トラフ大きなさらに大きな地震が起こった時にできるのかどうなのかというあたりもですねあの時の記憶をちょっと照らしながら聞いていただくとよりリアルに実感ができると思いますのでぜひちょっとねこの後1時間ちょっとの間に思い出していただいて7時40分聞いていただければと思います
日本と世界の今がわかる朝のニュース番組飯田浩二のOK! Cozy upあの14年前何をされていたか結構ねメールやXいただいております川崎うさぎさん中原区の方あの時は上ちゃんのラジオを聞きながら家に向かった歩いてましたね私は南部線で4駅ほどなので1時間くらいで帰れましたが思い出しますよねと
いただきました他にもね有楽町で仕事して大変な揺れにあったというエゾタさんしばしパニックでしたがここで死ぬかと思ったらずっと楽になった思い出と
東京駅の前の道路もしばらくビルの揺れのせいでボコボコになってましたよねといただきましたそうやっぱり結構鮮明にねあの時のことを覚えてますよね東京に出張中で長時間の揺れが何度も繰り返したという方とかビルにいて免震構造でなんかボワンボワン揺れてたとかそれぞれねいろんなことを感じられたかと思います本当一瞬でそれがね思い出されるという日でもあります
さて今朝のコメンテーターは産経新聞ウェブ編集長水内茂幸さんですこの後6時半からご登場まずは武藤経産大臣アメリカラトニック商務長官と会談というニューストランプ関税についてそれから国会での石破総理の答弁高額療養費をめぐっての方針転換を陳謝したというニュース
そして7時10分頃、おはようニュースネットワークのゾーンは東日本大震災、きょうで14年、そして北朝鮮の弾道ミサイル発射について、7時30分頃ニュースプラスワンは備蓄米初回入札がきのう開始されました。そして7時40分頃のスクープアップのゾーンはCozy up防災最前線、
今朝のテーマは首都直下地震での帰宅困難者について東京大学先端科学技術研究センター教授で都市工学者廣井悠さんに聞いてまいりましたその模様を聞いただきますメールXはこちらですメールアドレスはcozy1242.com アルファベットすべて小文字でcozyですcozy1242.com
Xはハッシュタグcozy1242 ハッシュタグcozy1242です OK! Cozy upこの後8時まで生放送です
この時間最新の株と為替の情報をがため.com総研調査部長の神田拓也さんに伝えていただきます神田さんよろしくお願いしますはいがため.com総研の神田ですよろしくお願いしますお願いしますはい現地10日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前週末に比べて89.0ドル1セント安い4万1911ドル71セントで取引を終えました
ハイテク銘柄中心のナスダック総合指数は727.9ポイント下がって1万7468.32でした
円相場は1円70銭円高ドル安の1ドル147円25銭付近で取引されていますダウ平均は一時下げ幅が1100ドルを超え円相場は一時5ヶ月ぶりに146円63銭までドル安が進行アメリカの景気減速をめぐる懸念が株価とドルを押し下げています
トランプ政権による関税の強化や政府職員の大量解雇などが景気に悪影響を及ぼすと不安視されていて、それに加えてトランプ政権は株価の下支えには動かないのではないか、そういう思惑も相まって、経済に不透明感が広がっているようです。
なんかトランプさんのインタビューが結構作用したというようなそうですね先週末ねムニューチン財務長官とトランプ大統領のテレビのインタビューが相次いだんですけれどもいずれも今はね
過渡期にあるというような発言をされていて足元の景気減速交代に関してはあまり重視しない姿勢をしていたというふうに受け止められたようですよねなんか過渡期で我慢するんだみたいなそれでやっぱり長期金利がね
下落していたりだとか国債に流れていったりしてるんですかねそうですね安全資産と言われるアメリカ国債が買われて金利が低下するあるいは外国為替市場だとドルを売ってその他の通貨特に最近だとユーロですよねこちらの方へお金が流れ始めているとそんな様子になってきております
なるほどわかりました神田さんどうもありがとうございましたありがとうございましたここが気になるのコーナーですスタジオ長官各紙が入ってまいりました昨日は新聞休刊日ということもあって週末のニュースも含めてでまず紙面分厚いなという感じそして一面トップは東日本大震災から14年というところまあ
特集記事を書くということが多いようです朝日新聞東日本大震災14年不明2520人 数えられぬ4人 津波にさらわれたインドネシアの船員とこういうルポルタージュそして読売は遺留品47万点持ち主不明本社調査自治体保管悩む避難なお2万7615人
毎日新聞は福島進まぬ帰還困難区域居住人口当時の17%というこの時期になると毎回この数字というのが出てくるんですけれどもここで何度も申し上げておりますが3月の数字この時期に集計するとなると1月末とか2月1日時点での人口が出てくる
ところが企業に勤めている方もあるいは就学している学校に通っている人たちも4月が節目なんだとそうするとこの時期じゃなくて4月に移動する人も多いだろうということを考えるとこの時期の数字というものがどこまで実態を表しているんだというのは毎年疑問に思うところです
産経新聞時は進む前ということで東日本大震災あの時から14年でどこがどう変わったんだということを空撮などを含めて出しているという記事もあります前向き写真はそうやっていろんなものを語ってくれるなというところも思います
さあそして気になる記事ですけれども経済について昨日はいろんな指標が出てきました実質賃金1月1.8%減そして経常収支は2年ぶりの赤字春節が影響さらに待ちかど景気は2年連続で低下ということが出てきましたこの実質賃金についてっていうのが非常に私は問題だと思っててこれにあの3ヶ月ぶりのマイナスだって言うんですけど
11月と12月実質賃金プラスになったんですね実質賃金っていうのは額面手取りでもらった賃金と物価を見合って実質賃金は物価の上昇よりも賃金がより上がった場合にプラスになると
だからプラスだったわけですよで何でかっていうと11月12月ボーナスだったからところがこれがボーナスの影響じゃなくて賃金が持続的に上がっているぞって言って日銀は1月の金融政策決定会合で利上げをしたんですよ間違ってたじゃん話なんじゃないんですか小手先の対応でした
この時間からコメンテーターの方々ご登場です今朝は石破総理の幹事長時代の番記者でもあります産経新聞ウェブ編集長水内茂幸さんですおはようございますよろしくお願いしますまずは武藤経産大臣がアメリカのラトニック商務長官と会談をして関税対象除外を申し入れと
会談が始まったよというのが出てきているんですが中身に関してはまだこれかなとそうですよねやっぱりいろいろ4月からやると少し年もありますけれどもやっぱり影響が特に大きいですよね一番影響が大きいのは自動車のところなのかなアメリカへの輸出の3割ぐらいを占めるという大体6兆円ぐらい規模があると
ただ石破さんなんかも手をこまねいているわけではなくてやはり例えば伊豆津とかいう工場がアメリカに工場を作るとかいろいろ細かく個人的にも国内の幹部の人から話を聞いてそれを今回打ち込む玉として用意したりとかしているようなんですよね
これ今朝のニューヨークのダウなんかを見るとちょっと800ドルぐらいかな安くなっているような様子もあったりしてやっぱりこの関税をかけるということはアメリカの国内に対しても影響がやっぱり大きいのでこういうのがどうなっていくのかより日米がウィンウィンになるためにというのを丁寧に解いていくしかないとは思うんですけど
さっきねマーケットインフォメーションのところでもありましたけど最近なんかリセッション景気減速って言葉とトランプさん組み合わせてトランプセッションとか言うらしいみたいなそうですよねアメリカここのところずっと株が減退気味だし同じように釣られて日本もね減退気味にちょっとなってますけれどもね
これがじわじわっと本当にこのままトランプさんの言う関税好きな関税っていうのが出していいのかどうかっていうのはアメリカの国内でじわっとね広がっていくのかどうかっていうのはよく我々も見ていかなきゃいけないなとは思いますけれどもね確かにあの
メキシコとカナダに対しての関税も1ヶ月猶予するんだとあれも最初自動車業界からわーっと言われたんで自動車だけは免除しようかみたいな結構そういうマーケットとか業界関係者みたいな動きって影響しますね影響しますよねトランプさんの結構特徴としては最初強めなことを言う
部分的にちょっと猶予だとか撤回だとかいうふうなものを言う傾向がここ数ヶ月見てるとありますよねだから日本としてもやっぱりこういうふうに言われてはいると思うんですけれども丁寧にまずは説明をしていって決して喧嘩腰にならずにですねやりながらお互いの妥協点とかそういうものを見つけ出していくっていうこれが一番大事じゃないのかなと思います
その時にトランプさんの耳の痛いことも打ち込まなきゃいけないって感じなんですかねこの耳の痛いことをしかもトランプさんの性格を考えながら喧嘩をしにはならずにお互いに勝とうと
だからこう言いながら場所を探っていくというしかないのではないのかなと極めて人為的な難しさがあるっていうのがなかなか大変ですけれどもねしかもねそれをトランプさんに直にってことになるとやっぱりトップ同士の直談判になりますかそうですよねトランプさんちょっと前にトップに
日本に電話した別な件ですけど電話した話もあったしこれ柴田さん私は受けてない誰が受けたんだろうみたいなこんな話もありますけれどもねやっぱりトランプさんの一存非常に強いと思うんでそこに有益に伝わるようなやり方っていうかなそういうのが大事だと思いますけどもね日本側としてはそのためにも結構オールジャパンでいろいろな官民合わせて対策を練りながらやっていくしかないんじゃないのかな
思いますけどもね OK! Cozy up番組イベント第3弾開催決定!リーダーズ・コージーアップ OK! Cozy up激論!有楽町サミット2025 in 東京国際フォーラム 4月19日土曜日 飯田浩二、新業一家そして論客たちが集結して政治経済から外交安全保障まで激論を繰り広げる討論イベント
出演は青山繁晴、飯田泰之、峰村健二、宮崎哲弥、エンタメゲスト、与野党国会議員の参戦も決定!各党を代表した議員が一堂に会して国会議事堂場外バトルを繰り広げますチケット好評発売中!詳しくは番組ホームページをチェック
日本と世界の今がわかる朝のニュース番組 飯田浩二のOK! Cozy up今朝のコメンテーターは産経新聞ウェブ編集長の水内茂幸さんです引き続きよろしくお願いしますよろしくお願いします七条またいでニュースを掘り下げますニュース七条またぎテーマはこちらです石破総理大臣が高額療養費をめぐる方針転換を陳謝
石破総理大臣は昨日の参議院予算委員会で、高額療養費制度の自己負担上限額の引上げについて、8月の実施を見送った検討過程に関し、丁寧さが十分ではなかったとして陳謝しました。「本県の検討プロセスには、これはもう私の責任でございますが、丁寧さが十分ではなかったと。」
また石破総理は新年度予算案の再修正について与党内に様々な意見があり方針は決まっていないとして審議状況も踏まえ対応を検討すると説明しましたこの衆院で通ってきたものをまあてか
撤回するっていうことになるんですかこれはかなり異例中の異例という形になりますよねやっぱりまず高額療養費を上げるかどうかの議論の前に非常にブレると言いますかねそういう姿勢に対して批判が高まってますし
何よりこれ自民党の中でですねこれは僕の取材ですけれども森山幹事長ですね森山幹事長が結構この怒ってるって言うんですよねというのもやっぱり森山さん自体はあくまでも衆議院の段階でまあ
0 参議院の審議などを考えると、今回突き進むのは難しいので、いったん立ち止まろうと進言したようです。しかし、この高額療養費制度は、石破さん自身もやらなければならないと感じて、ここだけは頑張ったようです。石破さんの立場を代弁すると、医療費、特に高額療養費は、様々な新薬が登場し、価格が高騰しています。物価高や人件費上昇も価格上昇の要因です。今回値上げと言ったのは最低限のことですが、これだけでもやらないと制度の持続可能性がないという石破さんの気持ちがあったと思います。しかし、命に関わることなので、他のものとは異なる丁寧さが求められる部分もあります。がん患者の団体などへのヒアリングも行ってましたよね。価格が上がると、医療を選択できなくなり、命の選択を迫られることになります。そのため、高額療養費制度だけでなく、社会保障全体を見直す議論も必要だったかもしれません。例えば、高齢者の医療費負担の話など、自民党はなかなか踏み込めないですよね。75歳以上の高齢者は原則1割負担ですが、収入のある人は2割、3割負担もあります。これを現役並み3割負担にするという議論はされていますが、自民党はあまり持ち出そうとしません。シルバー民主主義と言われるように、高齢者は選挙に行きやすいので、なかなか踏み込めないのです。世代間対立は避けたいですが、高齢者にも負担できるものは負担してもらうという意見も少なくないと思います。しかし、そこを逃げずに議論し、社会保障制度全体のあり方を見直すべきでした。自民党内でも議論がないわけではありませんが、どこを削るべきか、どこを削ってはいけないのかを、立ち止まりながら考えるべきでした。
これが制度そのものですが、今回の迷走によって、自民党内での石破さんの求心力が低下しました。先日あった党大会でも、小林鷹之氏などが石破さんの対応を批判していました。このように迷走すると、参院選に進んで大丈夫なのかという懸念も深まります。以前も言いましたが、ある総裁選候補者は、「夏の参院選後、石破さんはどうなるかわからない」と言っていました。石破さん自身は「勇気と真心を込めて真実を語る」と言っていますが、制度の持続性を踏まえて発言すべきだったと思います。結果的に予算が通って、衆院で数日後に展開するような姿は、混乱を生んでいます。春先から夏にかけての政権運営は厳しいと思います。
支持率も首脳会談の後上がったのが、また下がってきています。高額療養費の話があった直後の世論調査では、数ポイント下がっています。その辺も含めて、支持をどう維持していくのか、続いてまいります。
3月11日火曜日、日本放送飯田浩二のOK! Cozy up。改めまして、おはようございます。日本放送飯田浩二です。おはようございます。日本放送新葉一華です。今朝のコメンテーターは、産経新聞ウェブ編集長の水内茂幸さんです。水内さん、引き続きよろしくお願いいたします。よろしくお願いします。今日3月11日は東日本大震災から14年になるということで、後ほどそのニュースも出てきますが、新聞を見ると一面から特集記事で展開しています。産経新聞の一面トップも写真を載せながら「時は進む 東日本大震災14年」と。
陸前高田の直後の写真と今の写真ですね。傘上げして、野球場を作ったり、ショッピングセンターを作ったりとか。よくここまでやったなと。十何メートルぐらい土を持ってきてかさ上げし、9年ぐらいかけてやったというところがすごいですね。
こういう特集記事はどのぐらい前から準備していくものですか?これは数ヶ月前から企画を立てて、社会部と地元の支局を中心に、東京からも何人か記者を出して、細かく取材する作業をします。紙面はこうして展開しますが、水内さんはウェブ編集長でもあるので、ウェブではリアルタイムで追うものもありますよね。状況の生の動きもそうですし、紙面ではどうしても限度があるので、専門家の話を聞いたり、コメントを付け加えたりします。震災は命だけでなく、避難生活や原発の話など、幅広い視点が必要なので、ウェブではより多くの情報を発信します。
紙面だと締め切りや容量の限界がありますが、ウェブにはそれがありません。どこまでも書こうと思えば書けますよね。記者の個性がより出ることもありますし、ウェブ向きと紙面向きの記事の書き分けもあります。紙面では数字やデータを出したり、より多くの人が注目するものを集めたりします。震災に対するニーズは人によって違うので、深掘りした記事を用意したりもします。例えば、福島の漁協の人に話を聞いたり、紙面以上に広く記事にしたりもします。
今日は防災ウィークということで、都市防災、首都直下型地震についての話は7時40分過ぎに特集します。国会の話に戻りまして、石破さんのバンキシャもやってらっしゃった水内さん、これ党大会で党員が減ったという話や、石破政権足元かなりグラグラしてる感じに見えますね。石破さんは真面目な人ですが、不器用さが今回は出てしまいました。先ほど「ブレる」という話をしましたが、これを踏まえて、大きな法案の先送りをしようという動きが自民党内にあるようです。年金の制度改革法案です。
これは5年に1回、財政検証を行い、今の状況を踏まえて年金制度を変える案を作ります。今年はその年に当たっていて、厚労省系の部会が案を作っています。案にはパートの高年齢者雇用継続給付の適用拡大や、若干の痛みを伴う内容が含まれています。106万円の壁と言われた、年収106万円までは厚生年金に加入しなくて良いという制度がなくなったり、中小企業のパートは厚生年金に加入しなくて良いという制度もなくなります。経過措置はありますが、痛みを伴うものです。昨日、与党は野党に責任を持って議論しようと協議を呼びかけましたが、野党は議論に乗せてほしいと思っています。野田代表は、5年に1回の年金制度改革であり、今の制度を改善する部分もあると言っています。就職氷河期世代の年金底上げも含まれているので、しっかり議論すべきだと国民民主党の玉木雄一郎氏も言っています。しかし、与党内では、参院選前に議論すると混乱を招くとして、選挙後に議論しようという話が出ています。
これによって、必要以上に注目され、本来やるべきことができなくなったり、選挙後に先送りすると審判がなくなってしまうので、これで本当にいいのかという気もします。自民・公明が過半数を持っていないので仕方ない部分もあるかもしれませんが、少数与党だと何もできないのかという問題にも関わってきます。石破さんのことを踏まえると、残念だと思います。おはようニュースネットワーク。
東京有楽町日本放送キー局より全国のラジオ局を結んでお届けいたします。時刻は7時11分を過ぎました。おはようございます。日本放送アナウンサーの飯田浩二です。今朝のコメンテーターは産経新聞ウェブ編集長の水内茂幸さんです。取り上げるニュースはこちらです。東日本大震災から今日で14年。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故は今日3月11日で発生から14年となります。警察庁によりますと、災害関連死を含めた死者は1万9708人、行方不明者は2520人です。また、消防庁によりますと、今なお全国で2万7615人が避難生活を送っています。
14年経つんですね。意外と長いようであっという間だったという気もします。産経新聞も「時は進む 前へ」という一面トップの見出しで、14年経ってどう変わったのかを写真も含めて掲載しています。インフラは進みましたが、新たな課題も出てきました。
水内さんも発災後、様々な形で取材に入られましたか?産経新聞の上司が、どんな部署にいても被災地に取材に入るべきだと言ってくれたので、何回かルポで取材に行きました。陸前高田市に行きました。1年後ぐらいに行ったと思いますが、仮設住宅がずらっと並んでいて、工事が始まるか始まらないかぐらいでした。仮設住宅のおばあちゃん(80歳以上)に定点的に取材した記憶があります。一人暮らしをしながら「へこたれないわよ」と言っていました。避難生活は厳しいと思いますが、話をたくさん伺いました。そのおばあちゃんから、陸前高田で採れたワカメをいただきました。名刺を渡したところに届いたそうです。とても美味しかったです。やっと採れるようになったから前に進むのよ、とおっしゃっていました。地域の方々のたくましさを感じました。
陸前高田といえば、奇跡の一本松が津波でも残った松が、今はモニュメントとして残っています。そこでみんなへこたれないでやってきたと思います。リアス式の町々の中で、例外的に広い土地があったところが津波に襲われたので、その土地をどうするか、かさ上げをしました。高さ12メートルぐらいかさ上げして、中心部を整備しました。しかし、9年ぐらい時間をかけて1600億円ぐらいかけて作ったのに、人が集まらないという問題があります。宅地の利用者は全体の3割ぐらいです。被災地によって、人が集まったところと集まらなかったところの差が出ています。例えば、宮城県の名取市は、仙台に近いので、宅地造成後、利用率が98%になっています。都市に近いところは移住者もやってきます。
名取は隣が仙台ですからね。海沿いの離れたところは、復興しても人が集まらないという問題があります。お金をかけても人が集まらないものを作ったら大変だという議論もあります。私は新潟の魚沼市出身で、昔中越地震で被災しました。隣の山古志村の村長(故人)は、「帰りたいと思っている人のところに帰る環境を作るのが政治だ」と言っていました。お金もかかったけど、人が戻る環境を作って、今は山古志村は、東京からの移住者ではないですが、第二住民のような方が増え、地域の復興は活気があります。多拠点生活の拠点として、関係人口という形を作っています。何が正しくて何が悪いかは一概に言えません。答えがないことだと思います。当事者やそれを支える人たちが徹底的に考え抜くこと、そしてどうあるべきかを考えることが大事です。時が経つにつれて環境が変わりますから、ためらわずに考えを変えていくことも大事です。周りがきちんとサポートしていくことも大事だと思います。関係人口が注目されていますが、住んでいる人を戻すというよりは、来てくれる人を増やすという考え方です。旅先としても、地域にコミットできる環境を作るのがヒントになるかもしれません。山古志村では、観光だけでなく、地域のファンを作ることで、街づくりにも意見を言ったりしています。高齢化はしていますが、関係人口によって活気があります。
逆に西木鯉とか産業があったりして、これを一緒に支えようとか、すごく豪雪地帯ではあるんですけども、雪の時には雪おろしのツアーを見たりとか、色々やってみたりとか、お互いに知恵を出し合いながら、ファンとしてやっていくみたいなことはあるんですよね。結果として、地域のいろんなものが保つことができたりとか、活気が少しあったりとかもすると。
ここまでたどり着くっていうのは、みんながみんなできるわけではないですし、どんどんそれよりも上回るペースで過疎化が進んでいったりとか、厳しい地域もあるとは思うんですけれども、少し考えながら、ゼロか100じゃなくて、こういうものを維持しながらやっていくっていうのはいるのかなと思いますよね。これはのととか、こういうところでも同じようなことが言えるのかもしれないです。
確かに14年前から考えると、今の方が通信環境であるとか、リモートワークがこれだけコロナも経てある程度定着してきていると。
その辺活用すると、本当月のうち1週間はこっちで過ごしてみたいな、そういう関係人口とかっていうのもできるかもしれません。そうですね、週末だけとか、月の半分ぐらいは向こうにいるとか、やっぱり田舎というか地方のゆったりした環境で過ごしたいなとか、あとは子育ては本当はそういうゆったりしたところでやりたいなっていう人もいると思うんですよね。
ここをうまく使いながら、特に地方のこういうものって、生活を維持するのにインフラを保ったりするのに、やっぱりお金も大変ですから、先ほどおっしゃったように、ゼロ100ではなく、こういうところから活性化していくっていうところも大切なのかなと思いますけれどもね。東日本大震災から今日で14年、この地方創生というところも一つの課題となってまいります。以上、おはようニュースネットワークでした。
さあここで番組からのお知らせです。4月19日土曜日に開催する番組イベント第3弾、激論有楽町サミット2025 in 東京国際フォーラム。
開催まであと1ヶ月余りとなりました。コメンテーター陣からは、筑波大学教授東野敦子さん、経済アナリスト真淵真里子さんの参戦が決定。経済学者井田康幸さん、ジャーナリスト峰村健二さん、評論家宮崎哲也さんも登場。どんな企画になるのかぜひご期待ください。まず企画の一つ目、こちら「国会議事堂場外バトル in 東京国際フォーラム」。
誰が出るか各党と調整している真っ最中なんですが、与党は自公両党、野党は立憲、維新、国民、共産、令和という党の方々が、参院選を前にして予算も通った後ですし、駆け引きがそこで行われるんじゃないかと思っております。それを皆さん目の前でご覧いただくということになります。企画には私だ、コメンテーターのどなたかも参戦して、さらに突っ込んでいこうと思っております。
そして企画の2つ目はこちら「復活ニュース100人組手」。作家で自由民主党参議院議員青山繁春さんが、リスナーから寄せられた意見や質問に真正面から答える夕方のニュース番組『ザ・ボイス』時代の人気コーナー「ニュース100人組手」が1日限りの復活です。政治、経済、外交、安保、どんな質問も受けて立ちます。もう本当ね、皆さんに楽しんでいただける様子を今練って練って練っておりますんで。さらにグッズも、はい。
そうなんです。「いつでもどこでもコージー」をコンセプトに、グッズが仕上がりそうでした。まだ見てないんですけど、グッズの名前を呼んでください。デザインの印象だけすごいですね。テーマカラーを使いながら「いつでもどこでも」。
かっこいいですね。嬉しいありがとうございます。本当ぜひ携帯していただいて、持ち歩いていただきたいなというものです。まだ言えないというのがすごくもどかしいんですけど、もう少しで出来上がってきますので、そうなりましたら詳しくお伝えしていきます。現在チケットは。
続いてニュースプラスワン。取り上げるのはこちらです。
備蓄米の初回入札開始。農林水産省は昨日、政府の備蓄米の放出に向けた初回の入札を開始しました。対象の15万トンは産地や品種などで分類しており、それぞれ高値をつけた業者から順に落札します。明日12日までに引き渡し先が決定します。
これ、入札に入るのは大手集荷業者ということだそうです。そうですね。この備蓄米放出ってことですけども、大きなところから言うと、やっぱり政府はちょっとこれも対応を見誤ったかなっていう気がやっぱりしますよね。もう少し前の米不足になった段階で、備蓄米を出すってことに固くなり、こういう。
こういう時に出せたことはないってね、今までやったので、この時期を今になってやっぱり放出するということで、混乱がやっぱりね、逆に広がるような感じですしね。「法律上、緊急時しか出せません」って言ったくなでしたもんね。そうですね。結果的に半年ぐらい遅れるような感じになってしまったという形ですけれどもね。
今お米、非常に例えば5キロで4000円ぐらいとか、スーパーでですね、結構あって、非常に高いですよね。今までの2倍ぐらいですもんね。そうですね。さっきも言ったんですけど、僕新潟の出身で、家でも米を作ったりとかするんですけども、この問題のもう一つの背景としてですね、うちの僕の高校時代の友達のうちなんかにもですね。
ブローカーみたいな人が初めてやってきて、それでやっぱりお米売ってくれなんていうこともあったという話を聞くんですよ。これ高値になっている、もう一個の背景として、これまで入ってこなかったようなブローカーみたいな人たちがやっぱりお米を買い占めてるって問題も一個あるんじゃないかなと、個人的な実体験で少し思ったりするんですよね。
闇に消えちゃったお米みたいな。そうですね。やっぱり価格が高くなってるから、それを何だろうな、投機的な感じで、本当に投資の対象みたいな形でやっちゃってる部分があるのかなと思ったりしますけれどもね。
ただここでやっぱり問題なのは、そういう人たちってお米を保存する仕組みがよくわからない人たちも多いのではないかという危惧があってですね、やっぱり玄米で冷たいところにある程度保存してなきゃいけないと思うんですけども、普通のあったかい常温のところでバッと保存してたりすると、多分虫が湧いてきちゃったりとか。
結構厳しい状態になるんではないかな。そういうものがこれから春先とかそういうものに出てきたりすると、これはこれで大変なのかなと思ったりはしますけれども、お米が投機対象になるっていうのが、ちょっと言い方を考えられないような時代ですけれども。
しかもね、それが旧商品とかではなくて、現物で劣悪な倉庫に置いとかれるっていう。そうですね。お米って生き物なので、どんどんどんどんやっぱり劣化していくわけですよね。そういうものも含めながらですよね。
本当は去年は一昨年と比べると収穫量は少し多かったんではないかと、国では統計が少しあったりしますけど、これに対する疑義みたいなものまで言う人はいるけれども、やっぱり少なくても一昨年みたいな大凶作の時に比べると、少しは去年は良かったはずなのに、こういうふうになっているっていうのはね。
こんな動きが続くと、これね、この後もこういう風な感じになると困っちゃいますよね。お送りしておりますOK! Cozy up。お相手、私、日本放送アナウンサー飯田浩二と新木尾一華がお送りしています。今朝のコメンテーターは、産経新聞ウェブ編集長で政治がご専門、水内茂幸さんです。引き続きよろしくお願いします。よろしくお願いします。さてこの時間は「ここだけニューススクープアップ」。今週1週間はこちらです。
昨日、日本放送では東日本大震災から今日3月11日を含みます14日、今週金曜日まで防災ウィークとして、各番組で防災に関する様々な企画や特集を行っております。このCozy upでも「防災最前線」と題しまして、この時間様々な視点で防災について考えてまいります。今朝は首都直下型地震での帰宅困難者について。
東京大学先端科学技術研究センター教授で都市工学者の広井悠さんに様々伺ってまいりました。まずは帰宅困難者をめぐる誤った認識についてです。
一つ目の誤解ですね。東日本大震災でみんな徒歩で帰っておそらく一人も亡くならずにですね帰れたみたいで、「次も同じように帰ろう」っていうのは大きな間違いであるっていうのが一つ目の誤解ですね。二つ目の誤解ですね。「帰宅困難者」って言葉にちょっと問題があるんですけども、「帰宅困難者」っていうその問題のフレーズだとですね、なんか帰宅が困難になって困る問題だって多くの方が思ってるんですよね。
自分はもう体力があって20キロも30キロも余裕で歩けるので、帰宅困難になりません。帰ることができるので「私帰ります」っていうふうに言われる方も結構いらっしゃるんですけども、そうじゃないんですよね。危険な、言ってみれば火災が起きてるかもしれない、それから大きな被害が起きてるかもしれない中で、何十キロも歩くのってやっぱりリスクは高いよね。
話だったりとか、みんなが一斉に帰ることによってですね、群衆事故が起きたりする可能性もあるわけですよね。あるいは救急車、消防車を邪魔してしまうかもしれない。つまり自分がありきかどうか問題ではなくて、大被害が起きた中でみんなが一斉に帰ることでもしかしたら間接的に被害が大きくなるかもしれないよってことを認識しようねっていうのが2つ目の誤解になりますね。
それから3つ目の誤解については結構言われるんですけれども、「帰宅できないことなんて災害時って、生きるか死ぬかは災害時にはですね、大した問題じゃないので、対策の必要はないでしょ」って結構言われることあるんですね。こういう研究してるとですね、ただやっぱりそれも帰宅できないできないの問題ではこの問題はないんだと。
みんなが一斉に帰ったりすることで、救急車が動けないと、それから消防車が動けないと、それから群衆事故が起きると、帰って間接被害を増やしてしまうかもしれませんよ。だから一斉に一気に帰るのやめましょうね。帰るにしても状況が落ち着いたらゆっくりゆっくり、自力で帰りましょうねって、そういう話なんですよね。それが3つ目の誤解です。
お話を伺った広井悠さん、14年前ですから震災が起こった直後に、1ヶ月後に産経新聞でこんな提言をされています。「今回帰れたからといって、次も帰れるとは思わない方がいい。首都直下型の地震が発生した場合、無理に帰ろうとするのは逆に危険な場合もある」ということ。そしてそれだけ人が出てくるということが二次災害につながったり、あるいは救助の妨げになると。
そういう一人一人は別に悪気はないんだけど、集まるとっていうのはある種の合成の誤謬みたいなものが起こりますね。そうですね。この広井先生の話すごく分かりやすいし、陥りがちな危険なところですよね。続いて広井さんに帰宅困難者をめぐる自治体による企業支援についても伺っております。
例えば行き場がない帰宅困難者って言われる観光客、買い物客の方いますよね。そういう人たちをですね、行き場がないので、企業の方々がですね、善意で一時滞在施設って呼ばれるんですけれども、スペースを貸し出すことがあるんですよね。それに対しては備蓄物資は行政が補助した方がいいんじゃないかということで、東京都結構すごくてですね、備蓄物資の6分の5を行政が負担するんですよ。6分の5って結構すごいですよね。なので。
そういうふうにやはりここってやっぱり外部性の問題なので、結局ある程度公が直後には何もできないんですよ。公はやっぱり災害直後っていうのは、埋もれてる人を救ったりとか、火を消す仕事ですからね。ただ事前にですね、そこらへんをきちんと企業をサポートする必要性はあるんじゃないかと思います。企業体力のあるやっぱり大企業はできますけれども、中小企業、零細企業はやっぱり行政がきちんとサポートする必要があるかなと思いますね。
6分の5、東京都ではサポートしているということは、もう8割5分ぐらいはね、公費で出してくれるということであります。これどうですか?産経新聞ではすごくいい試みだと思いまして、産経新聞が入っているビルがね、産経ビルというのが大手町にあるんですけれども、そこでもこういう帰宅困難者に向けたものをですね、用意しているという話を伺いましたね。
昨日うちの会社の総務部の人にちょっと聞いてきたんですけれども、産経支部の中ででもですね、最近って備蓄している食材ですよね。僕なんかアルファ米とかそういうものがよく馴染みがあるんですけど、最近はもうそういうものはやめて、断水したりするとなかなかそれがお湯とかお水とか15秒なり1分なり。
アルファ米だとね、戻すのに時間かかりますね。大変なので、パカッと開けてリゾットみたいなものとチキンライスみたいなものがすぐパッと食べれるようなものに、最近は結構入れ替えるようにしているなんていう話を言ってましたね。うちの会社もね、期限が賞味期限近くなったものが放出されたりすることがあるよね。そういう時期ありますよね。1ヶ月後に期限が切れるけど、カンパンだとか何とかとか。
ああいうところで一回食べておくと、こういうもんなんだなっていうのがわかる。そうですね。僕の息子が通っている小学校でも、年一回防災お泊まり会っていうイベントをやってるんですけれども、そこで市の人に来てもらって、カンパンじゃないですけど、そういうものをですね、ちょっと配ってみたりとかですね、いろいろこうやったりはしますよね。本当体験しておくことでっていうのはね。そうですね。ちょっと心強いですよね。
さあでは最後に広井先生に出先で首都直下地震が起きた場合、気をつけておくべきことを改めて伺いました。「事前対策がとても重要なので、ある意味人間心理を考えると、自分の家族は心配で帰ってくると。」
帰ってしまうっていうのはしょうがないんですよね。ただ帰ってしまうことで、自分がある意味ちょっと言葉は悪いかもしれませんけど、間接的に加害者になってしまう可能性がありますよね。つまり自分が起こす過密空間、渋滞で群衆事故で人が亡くなったりとか、救急車、消防車を受けなくなったりする可能性もありますので、そういう意味では事前に帰らなくても良いような環境をきちんと整える。
ということもとても重要ですよね。備蓄物資を会社に用意しておく。これは個人が用意するか会社が用意するかというのは会社のスタンス次第だと思いますけれども、ただやれることっていっぱいありますよね。保育園にご家族、お子さんとかを預けられている方は、保育園の先生と「もしかしたら帰れないかもしれない」って言っておくとかですね、そういうこともとても必要ですし、そういう事前対策をきちんとやっておくと、そしていざアピール。
アピカ県も同じですね。そしていざ大きな地震が起きて帰れなくなったってなったら、少なくとも一斉帰宅っていうのは危険性があるんだよ、あらゆるところに危険性があるんだよってことはきちんと認識した上で行動していただきたいなというふうに思います。この事前の準備だとか、家族で話し合っておくということが大事だという話でした。そうですね。
水内家だけで言うと、この春から娘が大学生になったりとかですね。そうなんですよね。2番目の娘も高校生になったりとか、また外に出る機会が増えたりする。多分災害になると、いろいろ行き場所それぞれがバラバラになってしまうようなところもあるんですけれども、正直言うと水内家でもまだいざという時に。
先生が今言ったような、どういうふうにするかってまだあの。
未整備なところがやっぱりちょっとあるとは思いますよね。東日本大震災の時は特にそうだったと思うんですけど、なかなか携帯電話がつながらなかったりとか、連絡も取れなくなるようなところでもあったりはしますよね。今の一連の話にもあったように、個人が動き出すことによる二次災害というか、そういうものが結構大変だという時に備えて、やっぱり。
僕だったらうちの会社で数日間は会社の中にいても大丈夫なような食品があるとやっぱり言いますし、いざという時は何時間か帰れないかもしれないっていうのを家族に伝えるとか、それぞれそういうところが大事かもしれないですよね。なんか広瀬先生がおっしゃっていたのが、被災地内で電話をしたりとかすると非常に混雑してしまって。
つながらない可能性が高いとか、被災地から外に電話をしたりするっていうのはある程度回線がつながる可能性がある。そこで例えば私の実家を情報のハブにして、ここにみんな安否確認を。
やっとくと。おじいちゃんに電話かけたら「お父さん大丈夫だよ、会社にいるからしばらく帰ってこないけど大丈夫だよ」っていうのを電話した時に伝え合うみたいなことで、ハブにしたりとか、災害伝言版とかね、伝言ダイヤルとかもありますんで、いろんな形の備えができるんだと。
なるほどね。そうですね。何年か前の中越地震の時にそういうことを逆にしてましたけど。「Cozy up防災最前線」、首都直下型地震での帰宅困難者についてでした。
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