The economic outlook for Japan in 2025 is described as 'cloudy then clear.' There is uncertainty, particularly due to the influence of the Trump administration and potential shifts in policies. The strong dollar and potential inflation are concerns, as is the labor shortage affecting prices. However, the focus is on creating high-value products, increasing sales globally, and improving labor distribution to drive economic recovery.
Number Tomoko acknowledges the influence of the Trump administration but notes the uncertainty due to contradictory policies. She emphasizes that the 'America First' stance will affect Japan, particularly with a strong dollar potentially weakening the yen, leading to inflation concerns.
Japan's strengths lie in its content creation, such as the success of games like Pokémon and innovative services like VR-based live streaming. Tomoko highlights the need to expand these globally, as Japan's domestic market faces population decline and cannot rely solely on internal growth.
Post-COVID, there is a heightened desire for real entertainment and human connection, as seen in the resurgence of events like baseball games. While technology like VR and AI continues to advance, consumers are craving authentic, human experiences.
The future of sports content involves innovative presentation methods, such as using AR and IT to enhance the viewing experience. There are also plans for multi-facility developments that integrate with stadiums, offering new ways to enjoy sports while expanding regionally.
日本放送アナウンサーの飯田浩二です。飯田浩二のリーダーズビジョンは、様々な業界の企業・団体のリーダーから、これからの時代、ビジネスパーソンに求められる知恵と知識を学ぶ、飯田浩二のOK!Cozy up!ポッドキャスト限定コンテンツです。
今回は、1月7日(火)東京都内で行われました経済3団体の新年祝賀パーティーに参加した企業のトップへのインタビューをお送りいたします。経済3団体とは、日本を代表する経団連(日本経済団体連合会)、経済同友会、日商(日本商工会議所)の3団体です。
企業のトップが一堂に集まる祝賀パーティーで、今年2025年の日本経済のキーワード、日本の景気などについて伺いました。今回は株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)南場智子会長へのインタビューをお送りします。
DeNA南場智子会長にお話を伺ってまいります。よろしくお願いいたします。明けましておめでとうございます。おめでとうございます。本日もよろしくお願いいたします。まずお伺いしたいのが、2025年、今年の景気についてですね。お天気に例えるといかがでしょうか?曇りのち晴れ。曇りのち晴れ。今、不透明すぎてちょっと先が見えないですよね。
特にトランプ政権の影響ってよく聞かれますけれども、トランプさんが言っていることも、政策、全部実現すると、互いに効果を打ち消すような矛盾したこともおっしゃっているので、いずれ修正していくというか、政治ですから、現実的な路線に修正していくと思うんですが、どういう方向に修正していくのかって見えないんですよね。
ただ明らかなのはアメリカファーストですから、同盟国ではあるんですけれども、日本がどれくらい影響を受けるのかありますし、強いドルと明言してますから、やはり我が国の自国通貨、我が国の円というのは、円高にちょっと進むか、今ぐらい弱い可能性もありますよね。そうするとどうしてもインフレという不安がありますし。
慢性的な人手不足もあって、物価の不安というのがありますよね。そういった不安がある時って、どうしても財布が開かないので、景気としては…
最初は曇りだと思うんですよ。それはやっぱり私たち企業の力で、付加価値のある、価値の高い製品を作って、世界で売っていくことによって売上を上げて豊かになって、そして労働分配率も上げて、という形で経済循環を回し始めないと、今までコストサイドの話ばっかりしてますので、本当に付加価値サイドですね、価値を…
提供する方に明確にシフトをするということが重要だと思います。具体的にどういったところがあるんですか?そうですね、日本の強みを存分に活かしたらいいと思うんですよね。私たちですと、ポケモンGOというゲームが大ヒットしました。ポケモンさんと一緒に提供しているんですけれども、ああいう日本のコンテンツを世界に広げていくということ。コンテンツは日本、強いですから。インターネットコンテンツは…
あるいはライブストリーミングサービス「イルミ」、っていうバーチャルリアリティを用いたライブストリーミングサービスなんです。これも非常に日本的なんですよね。これも世界で挑戦していきたいと思うんですけども、日本っていう市場はどうしても市場としては人口減少で右肩上がりではないんですけれども、そこで頑張るだけでは大きな経済ですから、だけではなく…
やっぱり海外に出て行って、どれだけ売るか。グローバルで勝たなきゃダメですよね。人口減少という話もありましたが、コロナ禍を経て何か顧客のニーズの変化というのは感じることはありましたか?コロナ前の景気まで完全に戻ってないと聞きますよね。
ただですね、横浜スタジアムで分かるように、リアルのエンタメっていうんですか、楽しみ、感動っていうものに対する渇きっていうのは…
やはりコロナ禍を経て非常に強くなったと思うんですよ。そこに私たち本業ですけど、VRとかAIとかですね、コンピューターがどんどん人間に近づいてくるという部分があって、そこを私たちは本業ですので経営ではどんどん使いますけれども、しかしながら一方で消費者としてはですね、より…
本物の人間的な感動というものへの渇きも持っていると思うんですね。そこに応えているっていうのが、例えば去年の野球の盛り上がりだったりするわけだと。そこも代理にしていかないと思うんですよね。ですから景気という面だと、一つはリアルのエンタメっていうのも一つの起爆剤になる可能性はありますね。
そのあたりでですね、これスタジアムでかなり熱狂していると、それがその先の広がりの部分で、新しいメディアを使ったりだとか、この先ってどうやって見せていきますか?スポーツコンテンツを。スポーツコンテンツの見せ方というのは、もちろん例えばARを用いるなど、ITとか…
♪ BGM
ここにエンターテイメント施設を作って運営したり、あるいは隣で試合をしているんだけれども、大きなビジョンで見ながらスタジアムと連携するような、だけどまたちょっと違う楽しみ方をするというような、そういった広がりも作っています。
川崎の方でもアリーナを建築する開発をする計画がありますけれども、局所から少し地域へと広がっていく複合施設にしていくというイメージですけれども、すごく新しいことをどんどんやるのかなと思ったら、復刻ナイターみたいなことをやったりとか、結構歴史を重ねますよね、ベイスターズって球団は。そうなんですね。野球はありがたいことに非常に素晴らしい歴史を持ったスポーツなんですよね。
そこに対する敬意と感謝というのが大いにあります。オーナーとして勝利の美酒を浴びたわけですけれども、どんな味でしたか?美味しかったです。ただもうお祝いモードは1月5日で終わってまして、4月6日から戦闘モードに切り替わってまして、リーグ3位からリーグ1位へ挑戦者として今年は新たな挑戦をやります。飯田浩二のリーダーズビジョン。
次回はコンビニエンスストア株式会社ローソンの竹増貞信社長へのインタビューをお送りします。