日本放送ポッキャステーション 飯田康二のリーダーズビジョン日本放送アナウンサーの飯田康二です 飯田康二のリーダーズビジョンは様々な業界の企業団体のリーダーからこれからの時代ビジネスパーソンに求められる知恵と知識を学ぶ 飯田康二の ok 工事アップポッドキャスト限定コンテンツです
2025 年 5 月 20 日に行いました自衛隊東京地方協力本部長横田紀子さんのインタビューの模様 2 回にわたってお送りしてまいりますということで今回前編であります洋さんよろしくお願いいたしますよろしくお願いいたします夏服の制服でお越しいただいてすみませんありがとうございます
普段も制服そうですね地方協力本部で今勤務してるんですけどはもうずっと制服で舞台ですとやっぱり名裁服とかそういうことになりますけど今は制服で勤務してますそうですよね
まずはですねあの横田さんのプロフィール簡単ではございますがご紹介いたします 1997 年防衛大学校第 41 期をご卒業され陸上自衛隊に入隊されました 2008 年 8 月 1 日第 12 特科隊第 1 中隊長に戦闘職種としては初の女性中隊長としてご着任
2019 年 8 月 1 日第 9 特科連隊長を兼ねて岩手駐屯地司令として着任女性として初の戦闘職種の連隊長そして全国初の女性駐屯地司令となられました
そして 2023 年 12 月 22 日陸上自衛隊史上初の女性将官かつ防衛大学校第 41 期女性第 2 期生出身初の女性将官として女性初の自衛隊東京地方協力本部長にご着任されていらっしゃいます
インタビュー2 回に分けてお送りいたしますが第 1 回目今回はこれまでの職歴それからリーダーの仕事術などを伺ってまいりますよろしくお願いしますこうやってプロフィールを紹介すると女性発女性発っていろいろ並びますけれどもどうですかご自身としてはその辺って意識はあるもんですかないですもうそこは同列の並びの中で
やっていくとそうですね私防衛大学校に入ったんですけど防衛大学校も男性女性分け隔てなく教育をされて人材育成されていきますのであんまり女性だということを意識しない感じかなというふうに思いますただ年も取ってくるとやっぱり階級も上がってくるとどうしても女性初というようなポジションというのはまあ
どうしても多くなってくるんですけれどもそれがだんだんと女性発と言われなくなってくればさらにいいのかなというふうに思いますけどそもそもその防衛大学校受験されたきっかけであるとかその頃のこの自衛隊のイメージってどうだったんですかそうですねあの実は防衛大学校を受験するきっかけというのはあんまりその
国防を意識してとかではなくて私実は小さい時から東京方面の大学の進学というものをずっと考えていてその中で高校 3 年生の時に近所に住んでいた募集相談員といういわゆる自衛官募集に関するボランティアのような方が一般の方がいらっしゃるんですけれどもその方がたまたまなんですけど
実家のポストに防衛大学校のパンフレットを投函してくださってたんですねそれを見た私は私が行くのはここしかないというふうに思ったというのが本当に防衛大学校を受験するきっかけでした他人の先生にも相談をして防衛大学校を受験したいんですけどと言ったらいいんじゃないって
もちろん両親にも相談していいんじゃないということで受験をして晴れて合格して膨大と
なるほどという感じですねご出身が?出身は佐賀県九州の九州はどちらかというと自衛隊が近いみたいなイメージなんとなくあるかと思うんですけど確かに熊本とかねいっぱい中東地があったりとかところが佐賀県は中東地当時は一つしかなくて近所ではなかったので自衛官を
普段目にするということがなかったんですねですのでイメージはほとんどないというのが正直なところでした思い返せばこれもすごい思い返せばの話なんですけど中学 3 年生の時にたまたま職員室に
入った時に壁にポスターが貼ってあってそのポスターというのが当時の少年高科学校の要は募集のポスターだったんですそうか中学卒業して高校に上がる時の受験ですもんね少年高科学校それをパーッと私が目にしていてあるとある近くにいた先生がお前これ受験するかって言われたんですよ
ところが男子なんですね募集しているのはなるほどなのでいやいやこれ先生男子って書いてありますそうだったなっていうので冗談混ぜで会話したのを思い出しましたねなるほど
確かに受験生時代を思い返すといろいろ夏秋ぐらいから推薦入試だとかいろんなスケジュールがある中で防衛大学校って結構早く確か受験があったような気がしてそうですね腕試し的に受ける子も結構いたよなと思います
そうですね思い出しました私は合格したのは一般受験だったんですけど実は推薦も受けたんですそうだった落ちたんですけどでも推薦は当時防衛大学校の本校横須賀の方で受験だったんですけど初めて防衛大学校の敷地に入ってやっぱりここに行きたいって
思ったんですねですので一般受験で合格できた時はもう絶対高大行こうと思いました
私もあの膨大のある横須賀の出身なのであそこの丘の上眺めもいいしいいところですよねそうですね本当に海も見えるし天気がいいときは本当に富士山もあと千葉の方もよく見えますしいいところなんですよ丘の上ですけどどっから行くにも山登っていかなきゃいけないそうなんですよ
防衛大学校に入学されて学んでいくイメージない方もいらっしゃるかもしれませんどういうことを学ぶところですかそうですね
そうですね防大というのは一般的な大学のように一応大学設置基準を準拠として教養科目だったりあと外国語や体育や専門科目といったものをまず学びますそれとは別にまた防衛学だったりあるいは訓練科目というものを学ぶことになっています
だから頭脳もそうだし体力の部分も要請される部分があるわけですかそうですね体力がないときつい大変そうだなって思うと思うんですけど結構文化部出身だったり運動なんか一切してませんでしたっていう子たち結構いるんですよでも自然と日々の生活の中で体力はついていくと
というふうに思いますし体力というのもいろんな体力あると思うんですけど丈夫なのが一番なのかなというふうに思いますねどんなに足が速くてもやっぱり丈夫じゃなくては任務遂行できませんし基礎体力みたいなものですね筋肉量とかそういうんじゃなくて
運動能力というよりはやっぱり丈夫さかなというふうに思います寮生活で気象となったらすぐに片付けてとか端っこピシッと揃えてシーツも敷くとか
そういうところから教えられるイメージがあるんですけど実際どうですかそうですね本当に朝起きてから夜寝るまでいろんなルールとかいろんなしつけの中でいろいろ生活はしていくんですけどみんなできることを
だというふうに思うんですねルールがあるということはそれにはちゃんとしたやっぱり理屈だったり理由があるというふうに思うんですけどそれがなぜそういうことが大事なのかとかそういうことをしっかり学ぶことができるかなというふうに思います結構あれ部活動とかもいろいろあったりするんですよねそうですねたくさんありますね
なんかされてました?私はいわゆるパラシュート部に所属してたんですけどパラシュート部?スカイダイビングですパラシュートってあのパラシュートでいいんですか?そうですそうですもちろん平日は英大学校の敷地内でパラシュートでスカイダイビングで降下するとかはできませんので普段はいろんなちょっとした
基礎体力つけたりとかパラシュートを畳む練習とかいろんなことをやるんですけど月に 1 回河川敷に行って実際の航空機からパラシュートつけて降下するとそういった
部もありますし本当にいろいろありますよそれすごいですねでもそれで目標地点にスーッと交換できるようになるもんですかそうですねあれだから上空の風とかも読まなきゃいけないわけですよねそうですねそういうやり方とか学ぶんですかそうですライセンスを取ったりとかそっかそっかそっかライセンス必要なんですねそうですね
そういうご経験があると例えばその後空艇部隊に行くみたいな人たちもいたりするんですかそうですね先輩や後輩たちはもちろん空艇に行っている人もいますけれども多くは私が学生だった時の先輩たちは航空要員の方が多くてパイロットになっている方とかなるほど
なるほど多いようなイメージですかねそうか航空機も 3 自衛隊あるけれども航空自衛隊だけではなくて各自衛隊にありますもんねもしいざという時はパラシュートを使って脱出したりとかいうこともありますしやっぱりそういうことで言えば
パラシュートも必要なのかなというふうに思いますけどでもどちらかというとスカイダイビングの方なのでどちらかというと楽しい方のやっぱりいいもんですかやったことないんですよ一度はやってみたらいいかなというふうに思いますその恐怖心にどこまで打ち勝つことかとかいろいろ考えちゃうんですけどそういうのじゃないですか無心になれるとかあるんですか
恐怖心ってよく空手の訓練とか体験で行かれたりすると聞かれると思うんですけど恐怖心を感じるのは人は 11 メートルという高さが一番恐怖心を感じるんだと
いうふうに言われるんですねですので空艇部隊のならしのにある要は飛び出し塔というのはよく大臣とかもお正月とかに行って飛んでみたいなやりますよねああいうものあの時の高さというのがまさに 11 メートルそうなんですかそうなんですよ
一番怖さを感じるところに設定してあるんだという風に教わりますねそうするとここで飛べるお前はもっと高いところでも絶対飛べるってことになるわけですかだと思います体にたぶん染み付くというかぐらい何回も訓練するんだと思うんですけど私はちょっと空手の所属ではないので分かりませんけれども要は何回も飛んで体が
何も考えなくても体が自由に自動的に動くというようなくらい身につけるのではないかというふうに思いますけれどもそのぐらい無意識でしっかり動けるようになるまでやらないとプロとは呼べないというところなんですかねどうですかねこれ洋さんご自身は野戦特化というポジションというか職種を選んだわけですよねこれって何か企画あったんですか
私そもそも陸希望じゃないんですよおーまずまず思ってなるほどなるほど気持ちは海希望だったんですねこれもどこでも言ってるんですけどところが当時の教官にお前は陸だなって言われてで陸なんですもうその一言でそうです
師匠がそう言うんだったらそうしますとか言うとですね陸海空を母大の 1 年生から 2 年生に上がる時に決めるんですけど陸海空第一第二第三規模を書くんですよどれになっても希望ですよ確かにそうですねただやっぱり枠もありますし要は向き不向きとか適正だったりっていうのもありますのでその全体的な中で
お前は陸だとで陸なんですさらにもっと言うと私は陸になって今度職種が陸上自衛隊には大きく 16 個当時はまだ 15 個しかなかったんですけれども新たに十数年前に一つ増えたので大きくは 16 あるんですけれどもその中で野戦特化というのも希望ではないんですよこれもまたはい
ただそれも教官にお前は戦闘職種って言われて当時戦闘職種で女性が行けるのがいくつか数個しかなかったのでそれで野戦特化ですそうです
ミサイルとかそういう長い射程のものを撃っていくというよくご存知でその触手っていうのはどうですか自分には向いてた今思えば野戦特化で良かったなというふうには思うんですそれはもう向き不向きとかで言えば私は野戦特化は向いてたなというふうに思うんですよ
なので自分の希望だけではなくてそういう適性だったりそういうのを見てどこどこの職種がいいんじゃないのっていうふうに示唆をいただいたとか希望って自分の知ってる中でしか希望って出せないじゃないですかでも自分の知らない世界を教えてもらったというふうには自分自身は思っていてなので
野戦特化で良かったなというふうに思っています陸上自衛隊というとやっぱり普通か昔で歩兵というのが一番イメージが湧くしでもこれ野戦特化というといわば砲兵になるわけなんですかねはいそうですそれも戦車とかそういう方がまたイメージも湧いたりするけれども
その中で 16 問も職種ってあるんですねそうなんですよ私が幹部になった時というのは女性の傍大出身とか一般大出身の人たちのグループは普通科とか
気候下いわゆる戦車の職種にはいけなかったんですね今はいけるんですけれどもそういう中において野戦特化は女性がまだ配置をされている職種でしたので迷わず野戦特化と野戦特化と
野戦特化どういう訓練をしたりとかするんですかそうですねやはり野戦特化は先ほど飯田さんもおっしゃったように大砲やミサイルを扱う職種になるんですけれども
もちろん実弾の射撃を一つ大事にしていてただ実弾の射撃のためにはいろんな訓練をしなくてはいけませんので基礎的な訓練だったりいろんな機能が分かれてますのでその機能を連携してやる訓練だったりあと
あとは実弾を使わない訓練もありますし実際実弾を使った訓練もありますしいろんな訓練をやります本当に遠くの目標に向かって飛ばしていくわけですよねそうするとその目標がどこにあってどういうものなのかというのを知るところから始めなきゃいけないわけですかそうなんですよ野戦特化の一つの特性は要は
目標となるものを見つける人そしてその情報をもとに射撃をする計算をする人あとはその計算された射撃の初言をもとに射撃をする人
そしてその射撃をするためのいろんなものを測量する人だったりあとはそういう機能を全部つなげるための通信のあとは弾を運んだりする人たちだったりいろんなその機能が
実際打つところが見えているわけではないですけどその機能一つ一つが連携をして初めて任務を遂行するといういわゆる共同精神というかチームワークの部分がチームワークがとても大事な職種だというふうに私は思っていて
最終的には弾先要は射撃をして弾が落ちるところにそのすべての努力が要は現れるというか
そういう良さがすごくあるというふうに思っていますその目標地点がずれてたらダメだしそれが正しく伝わらなかったらそれでもずれちゃうし現場に弾が来なかったら何もできない人誰一人かけられないそうなんですなので野生案特化はよく掛け算と言われていてどっかの機能がやっぱり機能を発揮できなくなるとそれが任務が遂行が非常に厳しくなるので
ゼロにならないようにいろんなありとあらゆることを考えて準備をして任務を遂行するということを頑張っていますそれを膨大出て
任官をして最初に放り込まれるというとどういうポジションにまず行くんですかいわゆる招待長と言われるようなポジション予選特化ではあまり招待長とは呼ばないんですけれどもいわゆる部下が 30 人とか何十人とかいるポジションに入るんですねまずいきなりそこに入る周りはもうベテランさんたちもたくさんいるそうですね
でもやっぱり彼らもよくわかっていてその招待状を自分たちが育てなきゃというふうに思ってくれるんですなので失敗してもやっぱり彼らとうまくいろんなことを意見を交わしながらそして教えてもらいながら成長していくっていう
その失敗することをやっぱり部下たちもだからこうなんですよっていうことを教えてくれたりとかもしますしそういう点ではすごく自分の成長を感じることができた時期かなというふうに思いますそこの入っていき方みたいなものって今これだけ年功序列も崩れている中でまさにリーダーズビジョンの話になってきますが
こう年上の部下たちをどうまとめていくかみたいな悩みを抱えている人ってとっても多いと思うんですよなんかでもやっぱこう教えてもらおうっていうような姿勢とかって大事になってくるんですかねそうですねあの
自分が正しいだけではないと思うんですよ正解を見つけるためにはいろんな人の話を聞いたりやっぱりその人たちいろいろ今まで経験してきたことがたくさんあると思うんですねそういうのをちゃんと受け入れて最終的に招待状として自分が与えられているポジションの責任と権限の中でやっぱり判断をしてこうしましょうって言ってやっていく
それが大事かなというふうに思うんですね聞くフェーズと決めるフェーズっていうのは違うそうですだというふうに思います私は決断するときは一人それはやっぱり最後招待長だったりそのポジションポジションの責任がありますから
やっぱり最後責任を取るのはその長たる人だというふうに思うんですけれどもそのためにはいろんな人の話を聞いたりして自分の中でやっぱりじゃあこれでいこうっていう決心をするもちろん迷うことはあると思うんですけど迷うからこそいろんな人の話をちゃんと聞いていろいろ聞いて最終的に自分の中でどう判断するか
じゃないかなというふうに思いますそういう統率術だったりとかリーダーシップみたいなものって学校で習うものですかそうですねリーダーシップとフォロワーシップっていうのはやっぱり防衛大学校の 4 年間の中で要は学問としても教わりますしさらにいろんな生活
4 年間の生活の中で学ぶ身につけることになるかなというふうに思います寮生活における 1 年生から 4 年生の当然 4 年生が経験もあるしそこをどう支えるかとかそういうことですかはい
やっぱり 4 年生は 4 年生として生活だけではもちろん生活も学生社という中における生活も大事ですしその要は学生体という要は組織があるんですけどその学生体ごとでいろいろ目標に向かってやるときやるものがあるんですけど競技会だったりいろんな行事だったりイベントだったり
そういう中においてその 4 年生がそういうビジョンを示して 3 年生や 2 年生たち 1 年生もそうなんですけどそれに向かって自分たちの役割をしっかり果たしていく
そこにリーダーシップとフォロワーシップがうまく絡み合うというか身につくただ母大 4 年間終わったからといって自信を持ってリーダーシップ持っていきますっていうものでもないと思うんですよ
それをまた舞台に行ってやっぱり年上とはいえ部下の人たちがやっぱり支えてくれてそれを育ててくれてということがずっと続いていくのかなというふうに思いますこれコミュニケーション悩んだりとかってなかったですかあまり悩まないタイプなんですよね私分かんなかったら聞けばいいか悩むよりもまず聞いてそうですね
ひょっとしたらめんどくさくなってたかもしれないですけど何でもかんでも聞いてきてるみたいなでもやっぱりそこで話しかけることコミュニケーションすることが大事ですかそうですねやっぱりコミュニケーションしなければ相手のことも分かりませんしやっぱり一緒に任務遂行するときに共にやっぱり一緒にやれないじゃないですかほぼそんなコミュニケーションしてなかったうんうんうん
確かにしかもそこでね本当に実任務となれば命とやり取りにまでなるわけですよねやっぱり機会ではないということはその人たちにはそれぞれ感情もありますしその感情とかっていうのはやっぱりいろいろ話をしないと分かりませんし私のことも話さないと相手も理解してくれないですし
この間ちょうどこれ 2025 年の 5 月ですけど多分今売りの PHB 雑談の力みたいな対談を読んだんですよデンマークだったかが会議をしないでとにかく雑談をするそこから意思決定をするんだみたいな話を書いていて
雑談の力みたいなのってどう考えます?それで言ったらずっと雑談してる可能性はありますねどうですかね笑ってますけどそうですねまさに部下の方が今大いにうなずいてらっしゃるそういう話をしてることでヒントを得られることもあって
これ今リモートワークが相当一般企業も含めて普及をしてるじゃないですかそうすると雑談の機会が少なくなったんじゃないかみたいな指摘をそのコラムの中ではしていてこれが実は円滑化しない会社組織を生んでるんじゃないかみたいな指摘があってやっぱりそこでの顔色だとかそういう言葉以外の部分だとかっていうのも感じる部分ありますか
ありますねでもやっぱり任務一緒にするには顔色はもちろん先ほど野戦特化は色々機能が別々で顔を見ることなくやることもあるんですけどだからこそ信じてやっていかなくちゃいけないことだと思うんですけど信じる信じないってやっぱりそこがしっかりベースがないと信じることできないと思うんですねなので
なのでそういう雑談っていうのは話してる時の相手の顔色だったり怖い色だったりいろんなものをしっかり
聞いておくとか感じておくっていうのはとても大事かなというふうに思います最初そのある意味部下の方々が 30 人 50 人ぐらい自分の目で届く範囲だとこれが階級が上がっていってどんどんポジションが上がっていくとそれこそ
てか 1000 人とかそういうレベルになっていきますよねそうですねやっぱり連帯長の時は物価 1100 とか 200 とかいる部隊の長になりますから
それはさすがに 1000 人と雑談なんかはできませんただやっぱりそこは組織の階層がそれぞれありますのでその組織の長がしっかりそこをまとめていくということが大事かなというふうに思いますそうするとその組織の長の人たちから吸い上げるというのが仕事になっているそうですね
そこで全国初の女性の中途にしれっていうとどうですかその辺プレッシャーは先ほどお感じにならないとおっしゃってましたけどそうですねあんまり気負うこともなくというか
中東地司令となるといわゆる野戦特化の部隊だけではなくて中東地にはいろんな部隊がそれぞれ中東各部隊がおりますのでその各部隊の長がしっかりそこは掌握をして中東地として一つの自衛隊として県民の皆様にちゃんと信頼してもらえるかと
ということが大事かなというふうに思うんですけれどももう任せるしかないと思うんですね全ての要は一人一人の隊員を自分自らが指揮もすることもできませんしマンツーマンでですね話しすることも物理的に無理ですからそこはもうちゃんとそこの長たる人たちを信じてやるしかないと
というふうに思いますしかも今県民の皆さんとお話してましたけれども自衛隊の中だけでなくて周りの社会であるとか一般企業だとかあるいは県庁市役所とか
司令になるとそういうところともいろいろ付き合っていかなきゃいけないわけですよねそうですね特にやっぱり中東地の司令となると部外との連携というのも一つ大きな役割になってきます私は岩手県にある中東地の司令でしたけれども実は岩手県には陸上自衛隊の中東地は一つしかありませんのでそうしますとやっぱり県知事との連携とか
そういったところは一つ大事になってきます岩手ってあれだけ広大な県の中で中東地一つとなるともう単林地域がものすごく広くなるそうなんですよ広くてですね本当岩手県そこそね東日本大震災の後の被災取材なんかで回ると
南から北に上がっていくのにものすごく時間がかかるなと広いですよね新幹線の駅がいくつもあるんですよね南から北まで北上していく東北新幹線広いんですよ
また縦にも長いんですけどやっぱり海沿いとやっぱり中というか内側とでは内陸部とでは全然違いますし中東地というのはどちらかというと内陸の方にあるんですけれども実は
私がその中東地震で出るときも災害がありまして災害派遣にも従事したんですけれどもやっぱり沿岸の方に出ていくとなるとかなり時間が必要な時もありましたしそうですねかなり広い県ですおお
でも災害派遣となればもうね舞台から人も派遣しなきゃならないそれを最終的に指揮をするのは司令のお仕事になりますよねそうですね当初はやっぱり中東の司令で舞台長として舞台を派遣すること非常に大事なんですけれども
あとはやっぱりフェーズというのがあってだんだんと生活支援のフェーズになってきますと岩手の中東地にある部隊ではやっぱり足りないものというものがありますのでそういった場合はさらに上級部隊の方から今こういうニーズがあってこういうところがちょっと手が足りないと
自衛隊の方でここの部分ができないかという調整を受けているということでいろいろ調整をしながらさらなる他の県にあるような部隊を派遣してもらうとかそういった調整をしたりもします
よく思い浮かぶのはニューヨーク支援だったりとかあれも結構大規模なキットが必要になってきたりするわけですねそうですねあれを専門的に持っている保有している部隊というのはやっぱり各県にあるわけではありませんのであの時というのはまさに 2019 年の台風の時だったんですけれども全体的に
台風が縦断していくような形で被害がありましたのでそうするとどこにどれくらいのニーズが必要なのかというのは全体的に見ていかないといけませんのでそれが大体できるものが何かないかとか広くいろんなものを見ながら自分が与えられている現場も大事なんですけれども全体的にどうなんだと
というようなことを見ながら調整をして県知事にいろいろとお話をしてというようなこととかもしたりしてました
全体の調整とかっていうのがどんどん上のレベルになっていくと必要になっていくと今度 2023 年には女性召喚陸上自衛隊としては史上初になるとこれ星の数が増えていくっていうのは見える景色とかと違ってきますか
正直自分は階級書見えないので制服を見てあまり意識として変わるものではなく自然体ですか周りからはそういうふうに見られているというのは多分あるとは思うんですけれども見える形式というか正直申し上げますと自分に与えられている任務を
精一杯それに集中という感じですかねどこに行ってもまずは与えられた任務を集中する今の東京地方の地方長としてのご着任今後だとかリーダーとしてお考えになっていることをどうしていきたいというのはありますかまずは
リーダーとしてですかねやっぱり与えられた任務というのは非常に重要なものだというふうに思います私たちは任務が全てですからその中でそれぞれポジションによって与えられる任務というのは違うと思うんですけれどもそれぞれ一人一人の任務がどんどん集まって大きな組織の任務を遂行していくということになるかと思うんです
そういった点でいくとやっぱり一人一人がその持っている能力をしっかり発揮できるような環境を作っていくというのもやっぱりある程度大きな組織の長たる私は今地方庁ですけれども地方庁として大事なことだというふうに思っています
この地方協力本部と言われてどういうお仕事があるのかというあたりについては第 2 回のところでまた詳しくお話をいただこうと思っております自衛隊東京地方協力本部長横田範子さんにお話を伺いました次回も引き続きよろしくお願いしますお願いしますありがとうございました飯田浩二のリーダーズビジョン次回も自衛隊東京地方協力本部長横田範子さんのインタビューの模様をお送りいたします