</context> <raw_text>0 10時のNHKニュースです。ロシアに派遣され、ウクライナ軍との戦闘に参加した北朝鮮の兵士が、ロシア軍のものとみられる軍服を着用し、身元を隠そうとしている可能性があることが、NHKが関係者から入手した映像で確認されました。ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部のクルスク州では、
およそ1万1000人の北朝鮮軍の兵士がロシア軍と共に展開しているとされ、ゼレンスキー大統領はこれまでに3000人以上が死傷したとの見方を示し、先月27日には複数人が捕虜になったものの怪我で死亡したと発表しました。こうした中、NHKは
死亡した北朝鮮の兵士が身につけていたとされる装備を撮影した映像を関係者から入手しました。映像にはロシア軍のものとみられる軍服やブーツ、それにヘルメットなどが写っています。さらに兵士の身元を示す認識票にはロシア語で「ロシア軍」と刻印され、個人を特定するための数字も記されています。
北朝鮮の兵士がロシア軍のものとみられる装備を身につけていることについて、ウクライナの軍事専門家は、身元を隠そうとしている可能性があり、ロシアとして北朝鮮の支援を受けていることを隠したい狙いがあると指摘しています。北朝鮮の兵士をめぐっては、先月ウクライナ軍が戦闘で死亡した兵士が持っていたとする軍用の本人証明書を公開し、
顔写真がなく、出生地がロシア国内の共和国と記されているなど、北朝鮮の部隊がロシア西部に派遣されているのを隠蔽しようとしていると非難しています。一方、ウクライナのメディアは、昨年3月に新設された部隊から大規模に兵士が脱走しているとの報道を受けて、3日までに国家捜査局が捜査を開始したと伝えました。
ウクライナのメディア「センサーネット」によりますと、昨年3月に新設された第155機械化旅団で、昨年11月までに1700人以上の兵士が脱走したということです。この旅団はフランスから支援を受けていて、およそ5800人の兵士が所属し、ドイツ製の戦車レオパルト2やフランスの装甲車などが配備されています。
これまでに2000人近くの兵士がフランスで訓練を受けていますが、フランス滞在中にも50人以上の兵士が脱走したということです。脱走の背景については、組織運営に問題があったとしていて、配属された兵士のうち経験豊富な兵士は他の部隊に引き抜かれ、
フランスに派遣された兵士2000人近くのうち、およそ1400人はその2ヶ月前に入隊したばかりの新兵で、士気の低下につながっているとしています。福島県南相馬市の神社では新年恒例のはしご乗りの奉納が行われ、華麗な技が披露されました。
南相馬市の相馬小高神社では、地元の鳶職人が無病息災や仕事の安全を祈って、伝統のはしご乗りを奉納しています。はじめに、福島県鳶土木工業連合会相馬支部長の大井一美支部長が、昨年は台風や地震などで大変な年だった、今年は平穏に過ごせるよう祈りたいと挨拶しました。
そして、揃いの作業服を着た職人らが、高さ6.5メートルのはしごの先端で手足を広げて大の字になるなど、次々に技を繰り出しました。集まった人たちは息を呑んで見守り、技が成功するたびに大きな拍手を送っていました。奈良県町の30代女性は「初めて見てドキドキしました。練習を重ねてきているのを感じました」と話していました。
技を披露した渡辺徹さん(37歳)は「無事に終えられてよかったです。何事にも挑戦できるよう過ごしていきたいです」と話していました。この時間のニュース、小野拓司でした。時刻は10時5分になります。