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<raw_text>0 10時のNHKニュースです。韓国の尹錫悦大統領が非常事態宣言を出したことについて、警察などが作る合同捜査本部は、今日午前、裁判所に請求していた尹大統領の拘束令状が認められたと明らかにしました。
内乱などの疑いで捜査を進めている合同捜査本部は、これまで3回にわたり出頭を要請していましたが、尹大統領がいずれも応じなかったことから、昨日拘束令状を請求していました。合同捜査本部は今後の日程については決まっていないとしています。水穂銀行は、今日午前7時頃からインターネットバンキングが断続的につながりにくい状態になっていると明らかにしました。
銀行で原因を調べるとともに復旧作業を進めています。水穂銀行によりますと、今日午前7時頃から、スマートフォンのアプリなどから利用するサービス「水穂ダイレクト」が断続的につながりにくい状態になっているということです。ATM（現金自動預け払い機）には影響は出ていないということです。今のところ原因はわかっていない銀行が復旧作業を進めています。
金融機関のインターネットバンキングのサービスをめぐっては、三菱UFJ銀行で先週26日から一時不具合があったほか、りそな銀行でも先週28日からつながりにくい状態が断続的に続いていて、いずれの銀行でも大量のデータが外部から送りつけられたサイバー攻撃の可能性があると見ています。
北朝鮮の金正恩総書記は、ロシアのプーチン大統領にあてて新年に向けた書簡を送り、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を支持する姿勢を改めて示しました。今日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、金総書記がプーチン大統領にあてて新年に向けた書簡を送ったと伝えました。
書簡の内容で、金総書記はプーチン大統領を「最も親しい友人」と表現し、両国が結んだ有事の際の軍事的な支援などを明記した包括的戦略パートナーシップ条約について「より強固なものにする用意」を表明したとしています。その上で来年について「偉大な勝利を達成する21世紀の戦勝の元年として記録されることを祈る」としています。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻を支持する姿勢を改めて示しました。一方で、書簡では北朝鮮によるロシアへの兵士の派遣や武器の供与などについては言及していません。アメリカの元大統領で、長年紛争の解決に取り組み、ノーベル平和賞を受賞したジミー・カーター氏が亡くなったことを受け、ホワイトハウスではその死を悼んで半旗が掲げられています。
アメリカのカーター元大統領が29日に亡くなったことを受け、バイデン大統領は、弔意を示すため、公共施設や軍の施設などで30日間半旗を掲げるよう指示し、首都ワシントンにあるホワイトハウスでも半旗が掲げられました。
カーター氏は大統領在任中の1978年に、長年対立していたイスラエルとエジプトの平和条約の締結に向けた動きを仲介したほか、退任後も北朝鮮を訪れるなど、長年紛争の解決に力を注ぎ、2002年にはノーベル平和賞を受賞しました。バージニア州に暮らす男性は、
大統領在任中から彼を尊敬していた。「彼はエジプトとイスラエルの間の和平の実現にも尽力した。成し遂げたことや生き方という点で、歴代の中でも最も偉大な大統領経験者だろう」と業績を称えていました。また、首都ワシントンに暮らす女性は「彼は人道主義者で、国のために多くのことをした。悲しい日だが、彼の遺産は生き続けるだろう」と話していました。
バイデン大統領は国葬を行う考えを明らかにしていて、来月9日を全米でカーター元大統領を追悼する日と発表しています。この時間のニュース、山下誠がお伝えしました。10時5分になります。