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各地から寮へ帰還「ヒッチレース」に参加する理由は 人と出会える〝食堂〟 自治寮とは(後編) #50-490

2025/6/27
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MEDIA TALK メディアトーク

AI Deep Dive AI Chapters Transcript
People
堀江麻友
川村さくら
水野梓
Topics
川村さくら: 作为withnews编辑部的成员,我深入京都大学的吉田寮进行了为期10天的采访,亲身体验了那里的节日氛围和学生生活。吉田寮不仅仅是一个居住的场所,更是一个充满活力和独特文化的地方。其中,最吸引我的莫过于一年一度的“ヒッチレース”(搭便车比赛),这项活动不仅考验学生的勇气和智慧,更展现了人与人之间互助友爱的温情。此外,吉田寮的开放性也给我留下了深刻的印象,无论是当地居民还是外国游客,都可以自由地进出食堂,参与各种活动,这使得吉田寮成为了一个连接校园内外的桥梁。 水野梓: 听到河村さん的介绍,我对吉田寮充满了好奇。在当今社会,人与人之间的联系越来越依赖于网络,像“ヒッチレース”这样不依赖科技、完全依靠陌生人善意的活动显得尤为珍贵。而且,吉田寮作为一个自治寮,学生们可以自由地组织各种活动,这对于培养学生的自主性和创造力非常有益。我希望这样的自治寮能够继续存在下去,为学生们提供一个自由、开放、充满可能性的成长环境。 堀江麻友: 虽然我没有亲身经历过吉田寮的生活,但我对那里自由的氛围非常向往。特别是听到河村さん说,吉田寮的食堂对所有人开放,任何人都可以自由地进出,这让我觉得非常不可思议。在当今社会,大学校园越来越封闭,像吉田寮这样开放的场所显得尤为珍贵。如果我能有机会去吉田寮体验一下就好了,也许我会遇到一些有趣的人和事。

Deep Dive

Chapters
京都大学吉田寮の寮祭企画「ヒッチレース」に焦点を当て、全国各地から寮へヒッチハイクで帰還するというユニークな企画の内容、参加者の様子、そしてそこで垣間見える日本の優しさについて解説。参加者55名、青森から長崎まで様々な場所から参加者が集まり、ドライバーの優しさに支えられながら寮までたどり着く様子が語られる。
  • ヒッチハイクレースは吉田寮の寮祭の恒例企画である。
  • 参加者は目隠しでドライバーに各地へ送られ、そこで出会う人々の優しさに助けられながら寮へ帰還する。
  • 参加者一人ひとりの体験談が、日本の温かさや人々の親切さを浮き彫りにする。
  • ヒッチレースは、ゴールまでの速さを競うのではなく、旅の過程で得られる豊かな経験を重視している。
  • 帰還後には、参加者たちが体験談を発表する「お土産話会」が開催される。

Shownotes Transcript

Translations:
中文

みなさんこんにちは朝日新聞の水野あずさです。ウィズニュースのイチオシ企画を語ろうと月間でお届けしているイチオシウニュー。今回はこの方とお送りします。

音声チーム員の堀江真由ですよろしくお願いしますよろしくお願いしますそしてこの方に来ていただきましたどうぞウィズニュースの河村さくらと言いますよろしくお願いしますよろしくお願いします今回のテーマ自治寮です自治寮自分で治める寮と書いて自治寮ですけど河村さん自身が京都大学の吉田寮に 10 日間通って寮のお祭りとかに密着したり

学生たちの生き様というかどんな暮らしを送っているのかというのを取材してきてくれたんですけれども前回の続きからお送りします両妻聞いていきたいと思うんですけどどんなお祭りなんですかもうですねこれもごったにという感じで 9 日間毎日もう昼から深夜までいろんな企画が開催されていて特にも

一大イベントみたいになってるのがヒッチレースっていう企画ヒッチレースまたまた聞きなじみのない言葉が現れてきましたよヒッチレース正確に言うとヒッチハイクでレースをするっていう省略されてます省略されてるでも

でもキッチンハイクって私今まだあるんだなしかもこうやってこう量の企画になってるぐらいにあるんだなってことに結構びっくりして私最近なんかこの冬かにそれこそ洋画のあたりスノボに行くのに友達の車乗せてもらってて後ろに座ってたらスケッチブックでどこどこまでみたいに持ってる人がいてあ

まだヒッチハイクって残ってたんだぐらいに驚いたんですよこれ私ちょっと思うのがちょっと先輩の方々と喋ると皆さんまだって言うじゃないですかまだっていうのはいつかかつては流行ってたという前提の話ですよねそうだねいつ頃はヒッチハイクあったよねっていうでも私大学

例えば就活でそれこそ学生時代力入れたことみたいなのみんなで話したりする時あるじゃないですかそれでヒッチハイクで日本一周しましたみたいなエピソードとかちょいちょい聞いてはいたので減ってはいるけど

まだ少しやってるのかなぐらいのイメージではありましたなんか私もそれぐらいのイメージかなでも私がでも大学生の時周りにそんなにヒッチハイクめっちゃしてたとかいう人が多いわけじゃなかったからなんていうか

今その学生たちでヒッチハイクやりたいと思う人がこんないて企画になるんだってことに驚いたっていう感じでした確かにそうですねヒッチレースって本当にもう毎年恒例でずっとやっててヒッチハイクしたいっていうのもあるじゃないですかやっぱこれに参加して

コンテンツ力というか絶対何らかおもろい経験できるやろみたいなテンションで割とみんなフラッと来てるかもしれないですねいやこのヒッチレースすごい過酷であのまず目隠しでドライバーに日本各地に飛ばされるんですよえ

これ飛ばすっていうのもそこでの用語の一つになってドライバーさんたちが事前に話聞いてたら俺はあそこに飛ばしますみたいなでも俺もそっち方面に飛ばそうと思ってたけど違う方に飛ばそうからみたいな決まってないんですねそのドライバーさんに権利があるそうです

両性外の兄弟生とか一般の会社員の人とか

女性の方もいましたよねだから女性で引っちゃくてやっぱちょっと怖いじゃないですかだから私これ進めてるわけじゃなくてね皆さん気をつけながらやるんだったら気をつけてほしいなと思ってお話してるんですけどでもこう聞いてるとまだこんなに

日本に優しい人がいるんだなっていう確かになんかこうじんわりほっこりするエピソードがすごいあるそうですね本当に優しさがこれヒッチレースは吉田寮まで帰ってくるのがレースのゴールなわけなんですけど本当に優しさによって寮まで帰ってくるっていう感じ決められた範囲でみんながヒッチレースするよっていう共有されてたらまだわかるんですけど知らないわけじゃない

面白すぎます

今回は参加が 55 人の参加者がいらっしゃって北側青森の恐れ山西の端とかで言うと長崎後藤列島の福江島島?そう島結構今回は佐渡島とか八丈島とか

バラエティに飛んだ飛ばし先でしたね本当にこれねだからみんながこの企画をねすごく楽しんでやってるのは伝わるんですけどどこにどういう魅力があるんですかねやっぱこう例えば今マッチングアプリであったりもちろんいろんな SNS であったり人間って会おうと思えばこういろんな手段がある中でもう偶然飛ばされた先で偶然同じタイミングにそこにいて

そして多分おそらく偶然相手がちょうど都合も良くて乗せてもらえてっていう現実世界でインターネットとか一切介さずに本当にその偶然であった優しさの連続によって運ばれてくるっていうのってある種今の社会に逆行する行いそこが極めてハートフルだなと私は思っていますだから皆さんスマホできるだけ持たずお金持たずに行くんですよ

調べちゃう今どこにいるだろう Google マップでねどこかを例えば飛ばされた人は目隠しそこで外すからまずそこがどこかも分かんないそう本当だから地名が書いてある電柱を探すみたいな売店近くの売店のおばちゃんにここは何県ですか記憶創造した人みたいな本当に

どうしたのみたいな始まり方をするわけですよねだから女性の一人でね一人でこんなとこ来てて出会ったおばあちゃんに怒られたっていうエピソードもあったりしてでもおばあちゃんがねいろいろ連れてく人探してくれたんだけどでもなかなか見つからなくて心配だから私が送ってくって言って結局おばあちゃんがおばあちゃんすごい本当にでも気持ちはわかるなと思ってうん

でも私もだからこの話を聞いてからあったらなんかちょっと助けてみようかなみたいな気持ちにちょっとなりました

なんかそうですね取材しててまた面白いのがむしろこうそのヒッチハイカーを乗せることが趣味みたいな人もいるんだですいるみたいででも趣味って言ってたっていなきゃ乗せられないじゃないですかまあだからドライバーあの運転手さんトラックドライバーさんとかあとは本当にこう車に乗るのが趣味で普段から高速をこうランダムに走っている方とかはもうその一レースに参加している子が話しかけるのもまあ

食い気味レベルでどこ行くみたいなことがいるみたいでとかでもそのなんかねルーティンワークみたいになってるところにすごく刺激というかトッピングみたいな感じにはなるもんねそうですね

いやー面白いなーこれちゃんと 55 人全員帰ってこれたんですか帰ってきたはずですそうなんだ結構例年現地で何かバイトをして帰ってきたりする子もいるしもちろんヒッチレースっていう競争という名が関しているんですけど別に早く帰ってこいみたいな 1 位 2 位 3 位ゆるい

優勝みたいな感覚があるわけではなくてやっぱりどんだけおもろく帰ってくるかみたいなじゃあ競ってるのはどんだけ豊かな経験をしたかみたいなどれだけ人に話せるハートフルな経験をしたかとかなんか関西人っぽいねなかなかそんな眼下行く人じゃないと無理ですよねあの堀江さんできますかちょっと

ハードル高そうですね ハードル高いね私は一応 1 レースの人になりきるみたいな体で行くことはできると思うんですけどその後 1 週間ぐらいもう誰とも会いたくないみたいになりそうずっと引きこもっていたい ただ単に帰ってくるだったらできると思うここに行きたいんですけどっていう会話をしながらできると思うんですけど エピソードを作ってこいは

何々しませんかみたいなのを自分から言っていく勇気はちょっとないかもしれないですね多分本当に出会うことのなかった人と偶然出会って例えば連れてってもらう間に 2,3 時間とかドライブするわけじゃないですかその間に喋ってたら絶対何かしら起こりそうな気はしますよね

やっぱりこう自然と多分ねお互いが今普段どういう生活を送っているとかどういう人生を今まで送ってきたとかそういう話に車の中ではなるみたいでやっぱ多分なんかある種ライフヒストリーのジュークボックスみたいな車に乗るたびに違う人生と出会うっていうそこも面白さな気はしますねああ

だから結構何回か出てる参加者の方もいますよね 3 年連続の方とかも割と珍しくない確かに 1 回やってこれはいい経験だってなったら来年もね出たくなりますよね本当に一期一会ですもんね本当の一期一会そうなんですよね

確かに言った通り今そういうリアルの出会いってなかなかないしやっぱりちょっと私がさっき言った通りちょっと緊張するというか気をつけようみたいな方が先には出ちゃうと思うんですけどなんかこの学生ならではのなんか今だからこそみたいなちょっと学生じゃない人も参加してはいるんですけどいいですよねー

なんかこれをみんながすごい楽しんでる感じが伝わってきてだからヒッチレースはみんな帰ってきた後このお土産話持ち寄る会があるんですよねそうなんですお土産話会という楽しそうそれもだから寮のお祭り寮祭の企画の一つとして催されていて今回

今回は一人 8 分だったかな持ち時間でこう後ろに時間残り時間が出ながらマイク一つ今私たちがまさに撮っているみたいにマイクの前に立ってどうやって帰ってきてどういう人に出会いましたこういう面白いことがありましたっていうのを披露するんですけどやっぱこう

本当に話がすごいうまい子とかいるのでお客さんがもうお家でめっちゃ湧いてるすごいお家まで用意してる本当にスタンドアップコメディだなって思ってでもそういうのが得意な人だからちゃんと帰ってこれるってこともあるのかもねですかねうん

いやーすごい本当面白いなと思うんですけどこの吉田寮ねさっき言った通り本当に開かれた寮っていう話でしたけどだからこう結構地域の人もこの寮祭にはいろんな企画で参加してるって感じなんですかそうですね地域の方も例えば

近所の飲食店さんとかが寮の前に本当にお祭りみたいにこう縁日みたいな感じで店を並んでらっしゃってカレーとかたこ焼きとかやってらっしゃったりするしもともとこう

あと寮のいろんな企画が舞台になるのが食堂っていう吉田寮の建物があってこの食堂はもうそれも寮の中の人外の人一切関係なく使いたい方が誰でも使っていいっていう本当にオープンスペースっていう感じで地域で暮らしてる方が食堂でライブやりたいなとか思ったらできる?できますそういう機器音声の機器音響機器とかそうですね音響機器とかもあの

使えますしやっぱすごく地域と関わり合いながら地域を取り込むしお互いに作用しながら今まで成り立ってきたんだなというのを見ていると思いますね

このね食堂もきっと古いんですよねだって最古のようなわけだもんねそうね食堂も 2015 年に改修とか補修かなされてるんですけれどもそもそも建ったのが 1889 年かなあーすごい古いんだ実はその吉田寮の今裁判の対象になっている玄都という建物よりも建ったそのもので言うともっと古いあー

すごいねその補修されちゃってるので外見はまあ一見ちょっと新しめではあるんですけども中の柱とかは立った当時から変わってなくてもうなんか鉄砲厳禁って書いてあって鉄砲ってカタカナお相撲さんが突っ張りで押すのを鉄砲って言うんですけどそれやっちゃいけない

思い浮かべてしまいましたどういうことだと銃じゃないよ発砲しちゃダメだよってことじゃなくて手で押しちゃいけないっていうことだよね多分良生さん曰くやっぱ老朽化してた時はねもう鉄砲されちゃうと危ないみたいな何だったから書いてるんじゃないかなみたいなことをおっしゃってたりしました本当だ元都よりさらに古い 1889 年明治 22 年明治なんですよねそうなんだ

やっぱり歴史の蓄積がすごい場所ですねだからこの食堂だったら誰でも入れて寮と寮の外側をつなぐバッファーゾーンみたいなそんな感じですねこれ 24 時間 365 日入れるんですか?ずっと空いてるしずっと誰か夜も誰か

何かしらお酒を飲んでたり寝てたりもするしあと見てて興味深いのは寮生さんたちって知らない人がいるのが普段の生活の当たり前

もちろん居住空間は別で居住空間には無断で立ち入ってはいけないんですけど食堂に関してはやっぱり常に寮外の人が入り混じりながら続いてきた場所だから全然フラッと入っても何のリアクションもなく普通にいられるああ

私がこの両斎行った時も中国からの観光客の男性が当たり前になんかご飯食べててどうやってここにたどり着いたのって大学を散歩してて盛り上がってたから入ってみたでも本来だったらね大学って本当開かれた場所だし大学に門とかあんまりなくてフラッと曲がったらキャンパスだったみたいなこととかって結構あったと思うんですけど今はねなんかちょっと

閉じていくみたいな方向に行きがちですよねそうなんですよねやっぱそういう意味でも吉田寮って本当に大学の真横というか敷地としては一緒にセットになっているような場所なので大学からも歩いてゼロ分みたいなところにある中で大学の一角にありながら常に外の人を招きながら続いてるってすごい素敵だなって思いますねえ

私たちはきっかけを届ける人間たちのチームです新しい朝をつくれ朝日新聞社松下光平 三上愛出演ショートドラマ 新しい朝をつくれ朝日新聞社ブランドサイトで公開中

ねえ見てみて朝日新聞のアプリ新しくなっとるよそうなの何が変わったメニューっていうタブから連載やコメントプラス記者イベントのアイコンが乗っ取ってわかりやすくなっとるんよあとおすすめなのは記者フォローっていう機能フォローすると新しい記事のお知らせやイベント出演情報などがわかるんじゃって朝ポキの出演情報も載ってるやん

じゃあ水ニュース編集長の水野さんをフォローしてみようかなあさぽきに出とる人だったらなこしさんとかおねき猫の寺下さんとかリーチサンダルの斉藤さんとかいつもどこかでの若松さんとか他のあさりさんにも教えんとあかんわあなたのあさぽきライフをより豊かに

この寮祭期間はここの食堂で寮生とかあと大学の先生と一緒にライブがあったっていう風に聞いたんですけど大学の先生もここに遊びに来ちゃう遊びに来ちゃいますしかもちょっと見ててそれも面白かったのは吉田寮って敬語必須衣装っていう文化があって

敬語を使っちゃいけない敬う言葉を使わない方がいいよっていう感じでやっぱり今の日本というか今までの日本は目上の人とか年齢が上の人には敬語で喋るっていうのがあると思うんですけど今なんなら後輩にもさんづけして出すましていきましょうみたいになってますよねどっちかっていうとねでも吉田寮は基本的に全員がお互いを呼び捨てしていわゆるため口で会話をするっていう

本当に教授陣とも普通に私が見てる感じ結構フラットに音下げるみたいな感じで河村声出てないよみたいな感じではないけどすごいフランクというか関係性がフラットに音合わせしてる時とか一緒にバンド演奏しながらドラムを叩いている先生と

ギター弾いてる学生が目合わせながら演奏してるとかあの空間はそういう立場とかを抜きにしてみんなが人間として平等にいられる場所だなっていう気がします教授も精神本当にそうだねちょっと嬉しいよねでも教授も一人の人に戻れるっていうかきっと学内ではピシッとしてなきゃいけない教授前としてなきゃいけないんだろうけどちなみに

くれば一人のあのバンドのメンバーの人ですよねぐらいの感じになるわけだ教授おっとはとるよ確かにそれはすごいなだから今その大学側が低層みたいにはなってるけど応援してる先生たちも多いってことなんですねそうですね本当にやっぱり心を寄せている先生たちももちろんいる中で

そのバンド組んでる先生とかは裁判関係の会見にも寮生と並んで出てるぐらいの姿勢で応援されていたりとかもちろん教授陣大学の教員たちもいろんな立場取りがあるとは思うんですけどだいたい本当に明確に応援してくれる人もいるっていうのは寮生たちもすごく心強く感じてるみたいですねなんか

なんか私やっぱりこういう自治療が兄弟のすごい自由なイメージにすごく大きな役割を果たしていると思うんですよなんでそんなに閉じたいんですかね

やっぱりこれは言われているのが国立大学っていうのが法人化して以降すごい効率主義的になっているところもあるお金を稼がないと的なそうですよねでやっぱりこうねいくら長く続いてきて歴史があってっていうのがあったとしてもやっぱりこう

なかなかこの安い料費吉田寮の場合はあの高熱水費も合わせて月 2500 円安いな料費なんですけれどもそれを維持していくことはこうある種合理的ではないみたいな見方がまあ

それはもう大学だけじゃなくて現代社会そうかもしれないんですけど広がってる中ですごい逆風が今強くなっているなというのは言われています確かにいろんなものの値段が上がってるから例えば料費を上げるとかねそういう対策対応でもいいような気はしますよねそうですね

ただやっぱ今までもその寮の自治会とあと大学とがその辺は寮費とか寮の運営については寮内での相違を大学に伝えるっていうのもやってきたけど

いかんせん吉田寮を 100 年を超えるっていう歴史もある中でそもそも大学はもう老朽化を理由には挙げているので建て直して高いビルとか建てたいのかなと大学は思っているのかもしれない確かに経済合理性とかそこでたくさんの学生とか収容したりとかいろんな新たなホールとか作ったりとかすると

大学がなんか儲かるのかもしれないですけどせっかく今まで続いてきていてねかつこうやって地域に開かれていて文化としてすごく根付いてるわけですよねそうですねやっぱこう本当に食堂いろんな劇団であるとかそのライブであるとかいろんな使い方ができる決してこう吉田寮っていう場所が住まう場所だけではなくいろんな人たちがこう自分たちを表現したり

楽しめたりする場所でもあるのでそこを理解してほしいと思っている妖精さんも多いようですそうですよね回り回ってそこに魅力を感じてここの兄弟に入りたいっていう人もたくさん出てきたら

プラスにはなりそうな部分もありそうですけどねなんかすごい広報的な役割すごい果たしてくれてそうですよねなかなかそれってお金には換算しづらいですけど本当さっき水野さんが言ってくださったみたいにもともと大学は自由の学風というのを標榜しながらあった中でそれと逆行する縦観とかもそうなんですけど動きと一つとして吉田寮に対する

働きかけも今あるんですけど本当にあの私も自由に憧れてあの大学に進んだ面があるしその辺は今一度やっぱり立ち返って大学には考えてほしいなって思いますそうですよね何より本当ちゃんとちゃんと対話してほしいなっていうところをすごいね感じますよね

まず記事こう家賃 800 円のとかヤフーとか出しましたけど SNS とかヤフーとかの反響を見てて河村さんどう感じました?なんかやっぱりヤフコメはあれでしたね自分も住んでましたみたいな話とかあと自分の子供も住んでましたっていう自分の当事者としての経験を語ってくれてる人が割と見かけられてそれが嬉しかったなとまず思った一方でやっぱりさっきの話みたいに

この安さがそもそも常識外れだろうみたいな批判の声もあったなと思っていてただぜひ考えていただきたいのは今学んでいる子たちが今後アカデミアで研究の道に進んでいるとか社会で何か働いていったりとか未来を今後作っていくメンバーとなるわけでそういう子たちが

子たちがこう 家の家庭環境とか経済状況とかによらずにまずは自分が望む教育を得られるっていうのはこの国の未来のためにすごく大事なことであると思っているんですよね で現にまあ私が今なんか大した仕事をできているかわからないけれども私はその

なんとか助手料があってくれたおかげで九州の外に出ることができて自分が学びたい場所で時間を過ごせて今こうやって働いていることができるそれは自治料があったからだと私は思っているのでやっぱり目の前の利益とかお金のことだけではなくてそうやって未来のために今何が必要かっていう目線でぜひ考えていただきたいですそうですよね私も教育には本当お金ちゃんと払ってほしい

そこに税金使ってほしいと本当思ってるんですけど実際ねこの吉田寮本当にいろんな人が集まってきててそのインタビューもしたんですよね河村さんね印象残ってるの何かありますかでもやっぱりそうですねもちろん吉田寮の魅力はやっぱりこの経済的な話と文化としての話の 2 つが私は大きいと思っている中で

仕送りが時価から減っちゃってでも吉田寮という場所に移ってこれたから今生活ができてるっていう子もいますし

本当に命は言い過ぎかもしれないけど暮らしを守る場所として大事に思っている寮生さんが多いんですよね特に兄弟も全国から来る子が多くて私が取材をした方々も札幌であるとか愛知であるとかいろんなところの出身から来てますしそうした人たちにとって今の生活を守っている一つのシェルターでもある

だなっていうのは聞いてと思いましたそうですよね本当になんか生まれた場所でねなかなか望む勉強ができないっていう人もいるでしょうしやっぱ奨学金取るとかも大変ですしね私もあの奨学金借りてた身だったんで返した時めちゃめちゃ嬉しくて 1 ヶ月ぐらいずっと手帳に挟んで 1 年ぐらいかもうずっとその手帳買い替えるまでずっと嬉しくて挟んでたみたいな経験ありますけど

本当にだからそれこそ未来の投資だと思いますし多分海外の人とかもねきっと興味持って京大って面白そうだなって思ってきたりとかそういうこともありえますよねそうですね海外から京大に学びに来てる子たちも一定数寮に住んでる人たちはいてやっぱり日本ですごい今稀有な場所だという評価をしてくれてますしあとやっぱこう夜も食堂でいろんな音楽イベントとかやってると

寮に住んでいない留学生とかもすごいいっぱい来るんですよもう外でみんなお酒片手にいろんな車で喋ってるみたいな空間があってそうやって本当にいろんな属性の人がフラッと立ち寄って新しい出会いを交えながら喋れる空間は見てて楽しかったです自分の大学にはそんな場所あんまなかったな振り返るとありました?まゆいやー

誰かがそこに行くといて学内学外関係なくそこに行くと面白い人と出会えるみたいなちょっと羨ましいですけどね私大学の時吉田寮行ったことなくてそうなんだえー

なんかちょっとやっぱそこはちょっと変わった人いるなとかやっぱり人数が吉田寮今 100 人ぐらい住んでて熊野寮は 400 人ぐらい定員があるんですよね熊野はなので知り合いが結構住んでて行くの多かったんですけどなぜか吉田はなかなか知り合いになくてなので本当にほぼ今回の取材で

まともに入ったもっと行っとけばよかったなってすごく思った時間思ったぐらいちょっとハマっちゃったっていう感じやっぱりそれこそヒッチレースとも関わるけどやっぱ行けばなんかランダムな出会いが待っているなるほどだからそのねヒッチレースでね何日かかって帰れるか分からない旅はちょっと難しいなって人も吉田寮の食堂に行けば

いけば何か出会いがあるかもっていうね。

おっしゃってる方もいましたねそれだけ個性的な方が揃ってたらトラブルとか起きないんですか?トラブル?確かにね多分私が把握できてない話もあるかもしれないんですけどやっぱり何かあった時は全部話し合いが

行われるのでもちろん私が取材に行くときとかも取材が来ますっていうのを皆さんに共有してもらってますしやっぱり話し合いの原理でもって成り立っている空間かなと思いますうん

なるほどなんかなんか両債のね実行委員長にあの河村さんがお話聞いてくれてましたけど面白い人ばっかで会議とか来ないやつもいるしたまにムカつくけどみたいな話とかしてくれてましたよねただやっぱその両債ももちろんなくこの

寮自治会全体の企画というよりは寮祭の実行委員会がやってる企画であってもちろんみんな別に寮祭実行委員会に入ってない子たちでもみんな何かしらのやっぱ委員会であるとか疑問を果たしながら寮の自治として寮生活を支えているという話も同じ方がされていたからやっぱりもちろんさっきしゃべったみたいに安いだけではなくて寮生たちが自ら

いろんな時間を使いながらも頑張って自分たちの手で運営してきたからこそ続いてきたものであるということを知っていただきたいですね

確かに気が合わない人はいるでしょうし酔っ払って喧嘩しちゃうとかもあるかもしれないけどでもこれぐらい距離近いから仲直りしないわけにいかないみたいなところもないですかきっとそうですね確かにずっと喧嘩してるわけにもいかないみたいな掃除一緒になっちゃったよとか水地がとかそういうのあったりするんでそれも家族と似てる

感じがちょっとありましたね喧嘩したりなんか衝突したりもするけどみたいな緩やかになんとなく同じ暮らしを送る仲間だよねっていう思いがあるのかな寮の中を歩いていてこう

挨拶しないんですよねみんなそれって本当に家だからだと私は見てて思ったんですけど家の中で自分の親とか兄弟とかにこんにちはって言わないじゃないですか朝起きてきておはようぐらいは言うかもしれないけどみたいな感じでみんな一緒に暮らしてることが当たり前だからなんかみんな普通に通り過ぎていくあの感覚

もう新鮮でしたなるほどなそうねさすがに社内であったらあどうもとかお疲れとかそれぐらいは言うもんねなるほどそういうのがないないですねいやでもけうな経験ですよね本当にそれはなかなかないですしね多様性って言うんだったらそういうのは残してほしいなって私なんか思っちゃいますけどねうん

社会に行ってからもすごく役立ちそうですよね人間関係とか本当になんかこの寮生活送った方はすごく職場でうまく働きそうだと私も思いますちょっと友達がいなかったのでこの言えるサンプルはないんですけどすごい上手に働いてなんていうか場をうまく回すみたいなどんな人でも対応できますみたいな

河村さん本当どんな人でも仲良くなるんですよ社内にめちゃめちゃ知り合いが多くて本当に 6 年目ですか?6 年目だよね思えないぐらい私より多分顔広い絶対ないこれはねきっと両方で培われてるきっと

そうだから私も今じゃあ学生に戻って吉良寮を暮らせるかというとちょっとカオスすぎて私も女子寮かなとか思っちゃったりはするんですけどでもなんかこういう場を残してってほしいなと思いますし単純に効率化とかね老朽化も本当なんでしょうけどちょっと立ち止まってもいいのかなっていうのは思っちゃいますよね

だから今回の企画はまず訴訟とか差し置いて彼らの生活内側を知ってもらうことで吉田寮ないし自治寮というものの価値をいろんな人に知ってもらうきっかけになったらいいなと思っています本当ですねということでぜひ記事はビジネスでも見ますし今後朝日新聞デジタルでも配信していく予定ですのでぜひ読んでみていただけたらと思いますということで今日は河村さんありがとうございましたありがとうございました

はいということで今日は自治寮のうち特に吉田寮をテーマにしてお送りしてきました河村さん記事はどこで読めるでしょうかもうビズニュースにいろいろたくさん出しているのでビズニュースで河村さくらの記事をぜひ読んでくださいはいなんかちょっと選挙っぽくなりましたけれども

ぜひねあの水ニュースの方に吉田寮の記事や兄弟のね記事なんかも載っておりますのでぜひ読んでみていただけたらと思います神楽さんありがとうございましたありがとうございましたリスナーの皆様最後まで聞いてくださってありがとうございますご意見やご感想ぜひディスコードのコミュニティや概要欄のお便りフォームからお寄せください励みになります朝日新聞ポッドキャスト朝日新聞の水野朝がお届けしましたそれではまたお会いしましょう私たちはきっかけを届ける人間たちのチームです

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