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これは傑作、映画「教皇選挙」 操縦される感じすら心地よく #100-204

2025/5/18
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MEDIA TALK メディアトーク

AI Chapters Transcript
Chapters
映画『教皇選挙』は、現代社会の混沌とした状況を反映し、鋭い社会批評を含んだ作品です。フィクションだからこそ可能な社会批評として、人間の欲望や権力、組織のあり方などを描き出しています。カトリック教会という舞台設定を通じて、普遍的なテーマを問いかけています。
  • 現代社会の混沌を反映
  • フィクションならではの社会批評
  • 人間の欲望と権力
  • 組織のあり方
  • 普遍的なテーマ

Shownotes Transcript

この番組は朝日新聞デジタル編集長の伊藤大地とウィズニュース前編集長の奥山翔二郎がメディアにまつわる話題を語り尽くします MC はニュースの現場からの神田大輔さて今回のテーマはコンテンツを語ろうさあ久々にですねコンテンツ回ですよ今回は映画の話をお題がありますねこれすごいなと思うのは現実とね見事にリンクをしてるんですが映画強行選挙

ただこれを配信してる時にまだ劇場公開してるのかどうかは分かんないですけどもう終盤なんで 3 月ぐらいから公開してますんでだいぶもう公開してる感想減ってるねこの収録時点でねこれネタバレ系だよそうなんだよなとりあえずお二人の簡単な感想から聞いていきましょうかね伊藤さん

あのねこれ結構僕はすごい作品だなと思ってて割とこう今的な結構世界情勢今混沌としてるじゃないですかそこに対してなんか割とズバッと切り込んでくるなっていうその社会批評をすごく含む作品だなと思ってね面白いなと思いましたよこれはなんていうのかその真正面の批評じゃなくて

そのストーリー仕立ての作品だからこそできる社会批評みたいなものだなと思ったフィクションだからこそいつもフィクションいらねえとか言ってるけど言ってるけどフィクションだからこそできる社会批評だなと思ったいや全く同感だなはい小山さん私もそこはまず思ったんですけどちょうど横割り分担できたなと思って

たのが結構その人間のなんかまあ欲であったりとか豪であったりとかその辺をすごくえぐってんなっていうのは思って時代性とかを加味しつつなんですけどそれによって炙り出されるそもそもの権力とはみたいなのがあったりあとまあトップの気概というかうん

決断力というかそうねレベチの

教授に達する人しかできないことっていうのがあるんだろうなみたいなのがそのキリスト教っていうのを全部突っ飛ばして割と見せつけられたなそれもめっちゃわかる説明を読んでおきますカトリック教会の総本山バチカンのトップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙コンクラーベは世界中が片頭を飲んで注目する一大イベントだ

ところが外部からの介入や圧力を徹底的に遮断する選挙の舞台裏はほんの一握りの関係者以外知るよしもないこの完全なる秘密主義のベールに覆われた選挙戦の内幕を描くのが映画強行選挙である聖職者が政治家に見えてくるほどの熾烈なパワーゲーム投票を重ねるたびに目まぐるしく変わる情勢そして息を呑む急展開のサプライズ

政治的分断が深刻化している現代社会の縮図のような選挙戦の行方は悲劇かそれとも新たな時代の希望を手繰り寄せるのか荒れる観客の好奇心を刺激しながら先読みを一切許さないストーリー展開で魅了する超一級のミステリーがついにその金を解く

と公式サイトに書いてありますね樋口 うまいね公式サイトの文章ね深井 ようまとまってるよね樋口 非常にこの作品の本質を描いてるね深井 そうなんだよね樋口 聞いてたね深井 もうじゃあ我々の番号必要ない樋口 ないって深井 さあ見よう以上樋口 いやこれでも私も本当にねバービー以来めっちゃ面白かった映画としてやっぱ普通にエンターテイメントとしてよくできてるんだよねうん

ここに書いてある通りね先読みを一切許さないストーリーすごい展開してくるじゃんね最後までどうなるか分かんないもんねそうそうそうそうで最後の最後に大落ちあるじゃん大落ちあるねこれにもねやっぱりやられたなって感じするしね思った思った

というわけでどうやったってネタバレの話はしていくと思うんでですねここまでですねまだ見てない人は見ていただいてこんなもん抽選やったら火あぶりだよね火あぶりどころじゃないよねすごいよねいやこれさこれさ

まず岡山さんが言ってたことからなぞると確かにこれって別にカトリック教会の話である必要ないんだよねどっちかって言うとあんま関係ないもんね舞台立てがねそうそうそうそう分かりやすい舞台立てだっていうだけで

ガチのカトリックの人とか見たらなんじゃこりゃって思うと思うんだよねだって誰も信仰のこと話しないみんなさ俺がなりたいとかさあいつは嫌だとかそんな話しかしないもんね

だけどなんかその組織であるとかあと監督がはっきり言葉として言ってるのは過不調性ペイトリアーキーっていうものに関して最古の過不調性であるとだからそういうなんかトップが君臨しててっていうそういう組織のあり方しかも密室オールドボーイズクラブみたいなもう今の社会の一番閉塞感あふれるところを全部突っ込んであってでそこがこうねいろいろ動いていく様を描いてるんで誰でも見られるね

裾野が広いよ 18 禁じゃないしね

確かになんかオッペンハイマーとかですらなんかエロいシーンあったじゃんねずっとやってんじゃん別にいらなくない何?っていうさそうなんだよね筋関係ないそういうのは全くないしあと絵普通にかっこいいし映像美がすごいかっこいいね赤と黒とさ綺麗だよねあれミニシアターの作品みたいだったね

こういうようなさめくるめくドラマの話ではさああいうかっこいい撮り方ってあんましないじゃん静かな映画でなんか構図もものすごい工夫してるし宗教画フレスコ画みたいに見えるところもあるしさまあかっこいいよねあれあの

3 p 取る大聖堂のあれそこあるじゃないあの部屋 部屋あれあそこでロケしてのかなわけないよである子全部作ってるんで作ってんだ あれもなかなかだと思ったけどね大変な規模ですよこんなねシスティナ礼拝道家である最後の心配ケランジェルねじゃあ天地創造が天地の書いてるとこね いや

お話自体がやっぱりすごい面白いからグッと引き込まれる?あれだもんね単純だもんね難しいことないもんね難しいことないありかしどっちかっていうと主要な登場人物がいるじゃないですかそれぞれにいろいろな罠を張っててみたいな複雑な話じゃなくて単純だよね一人出てきてこいつダメ次のやつダメっていうさ単純な一直線だから

それも分かりやすいっていうねなんかでも思ったわこれはアカデミー賞取ってないんだよね作品賞とか脚色賞かなんかだけ取ってて取れないだろうなって感じで多分映画の好きな人の映画芸術性みたいなのはあんまないかもしれない映画はもちろん綺麗なんだけどなんかもっと余韻を持たせる心象風景みたいな感じじゃないよね多分ね賞取らせてねこの作品って言って語りたくないと思うよ笑

その欧米社会でキリスト教社会でいやそれねよくこれをやっぱり題材にして作るよねこんなのねこれって例えば日本でそれこそ公室の映画作るような話だと思うんだよねもちろん全員下校の人物にしてだけど女系天皇女性天皇とかの話するみたいなのにしかしい感じするよね絶対やんねえだろ日本で

これさでもちゃんと普通に商業として成立してるっていうのがまずリスペクトだわすごいすごいなんか喋ってよなんかトップとナンバー2 の

違いみたいなのがすごく見せつけられて主人公はナンバー2 なんとなくナンバー2 的なローレンスローレンス教皇がトップだよね亡くなった教皇ねローレンスさんはすごいリベラルな感じで最終的にぶっていることになっちゃうぐらいな結末にはなるんだけど

なんかやっぱトップはもうそのさらに上を行く過激さの肝が座ってるみたいなところを僕は受け取ってうん

っていうのもすごく引きになれって言うとなんか社長にあれなんですけど社長サムライと言うと社長がいて僕がいてみたいな感じで自分もローレンスに重ねたっていうのはおこごましいんですがただなんかトップみたいなところっていうのは結構ある意味心狩りみたいなところでもあって例えば

新聞社の編集のデスクワークでデスクから先は誰も見ないみたいな感じでリースボタン押すとき結構最初は緊張するねみたいな話が事業規模で社長ってそれを背負ってるところがあって僕なんかはそれ見てると全然違うなと思うんですよねポジションは同じ取締役だけど代表つくだけで彼がいろいろこうエイヤーで決断しなきゃいけないところとかまあ

どうなるかわからんが自分の責任でみたいな決めの問題いっぱいあるんだなって経営者がだいたい占い師にはまるのもよくわかるなみたいなのもあるんだけどなんかその辺を終盤にかけてどんどん感じてしまってそれはやっぱさっきの宗教と関係なしに人間そのものみたいなところをえぐってきたなと思って結構やられました

なんかさでもちょっとこうあれなんだよね神田教皇がすごすぎるんだよね最初の辺でさチェスでも張って先読むみたいなのでもうそこで暗示されてるんだけど要はチェスやらされてるわけでしょこれってそのローレンスが

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コンゴだのバグダッドだのカブールだのっていう戦地王国に行ってそれで布教をしてたっていう人がなんか突然現れてさみんな知らなかったよそういう人が数基教だってねだけどちゃんと正式の書類持ってて教皇が実は選んでましたとだけど危険が身に危険が及ぶかもしれないと確かにさカブールとかってアフガニスタンなんてキリスト教なんかいるのって思ったけどニュー国で襲われたら困るからね

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ちなみに俺はアクターカーシューよりナオキシューの方が好きだからね常にそうなんだけどだってさテデスコわかりやすくさ変異主義的すぎるだろでさベリーニっていうさリベラル側この人はもっとローレンスよりも徹底してて女性もねそれこそ認めていくべきだとか言ってるんだけどでローレンスが止めるんだよねいや女性のこと言うと票が集まんないからやめろこのベリーニはさしかし全然人気ねえ

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だからさそうじゃん数奇教決めてるのって全部ローマ教皇決めてるんだねあれってことはさ自分の意に沿うやつを集めるってことが簡単にできちゃうわけじゃんねローマ教皇がさそうやっていろいろねこいつは過去になんか女を払わせてるだとかこいつはなんかいろいろ悪いことやってるみたいなのを暴いていくっていう筋なんだけどそういうお前どうなのっていうところも含まれてるっていうだから最後ひっくり返せるじゃんわけじゃんいやー秀逸だね秀逸しか言いようがないわ

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煙ね決まってない間は黒くって決まると白いよねそうねなんかまあさそうなんだって俺たちはあの映画見てる間ずっと誰が強行になるのかっていうのをさ追いかけるわけじゃんね

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カメラワークもすごいそういうところをうまく誘導してるなっていう感じもあってだから俺はそれでムカついたんだよねこいつ俺を操縦したなと思って操縦してるよねすっごい操縦してるよね

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それは間違いない熱像を含むから絶対だからそれを信用していけないんだけどそんな面白い話じゃないことが多いもんね現実ってつまんないんだよなやっぱなああいう面白いの見せられてしかもこうやって多様性についてとか考えさせられちゃうと敗北感があるわどうしたらいいかねあれをもとに

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だと多分違うから歴史題材フィクションと問題ってあるよねそうなのよフィクションはフィクションなんだけど多くの人は本当と捉えるその何ていうのか二次的な被害ってあるじゃないあるあるしかもコンクラベ多分否定できない

それ大きい否定したらそれが違うってことが事実になっちゃうこんなんじゃないですじゃあどんなんですかってなっちゃうからね実際やっぱ取材してる人に聞いたらやっぱりこうこうこうだってそれこそ飛ばし記事とかいっぱいあるんだってだけど否定するとじゃあそっちじゃない方が正解事実ってことになっちゃうじゃんだから一切何も言わないんだって

だからそれこそ後続と一緒だよね週刊誌とか山ほどなんかさ適当なことばっか書いてたけどさ全部ハズレみたいな心を痛めているって言ってやめろよっていうサインを出すわけじゃないあれはねぐらいしかできない逆に訴えたりもできない相手だからってところあるよね

皆さんねお話として自分の人生の司祭として受け取るのはすごくいいと思いますねピッタリ 30 分ですねやっぱこういうねいい映画見ると話すことあったらというわけでしたどうもありがとうございますありがとうございました

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