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医者もマスメディアも「嫌われている」? 予防と治療の情報はターゲットが違うのに… やさしい医療情報② #50-455

2025/4/9
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MEDIA TALK メディアトーク

AI Deep Dive Transcript
People
たられば
大須賀覚
市原真
水野梓
Topics
大須賀覚:过去五年,传统媒体的影响力下降,导致虚假信息和哗众取宠的内容增多。这使得医疗信息的传播更加困难,公众也更难辨别信息的真伪。 水野梓:虽然医疗工作者在社交媒体上积极辟谣,但媒体难以快速判断信息的真伪,且辟谣信息传播不及虚假信息广泛。这体现了在信息爆炸时代,媒体面临的挑战和困境。 市原真:信息传播变得碎片化,人们更容易被针对小众群体的虚假信息误导。我们需要根据目标受众的不同,采取不同的传播策略,才能更有效地传递信息。 たられば:在注意力经济下,网络媒体更注重吸引眼球而非信息审核,导致正确信息的传播受阻。我们需要思考如何在保证信息准确性的同时,吸引更多人的关注。

Deep Dive

Shownotes Transcript

Translations:
中文

みなさんこんにちは朝日新聞の水野アーサですウィズニュースの一押し企画を語ろうと月間でお届けしている一押しウニュー前編に引き続きまして今回はトークセッション ② イベントの内容をお届けいたします

トークセッション ② はどうしたら話聞いてもらえますかね医療情報の届け方と題しましてがん研究者の大塚先生そして編集者のたらればさんそして病理医の市原先生をお招きして水野も登壇してどんなふうに届けていったらいいのかという試行錯誤についてお話ししておりますぜひお聞きください

こちらは司会大塚先生でお届けしたいと思いますのでお願いいたしますよろしくお願いします

このセッションではですね気楽に聞いていきますけどもそもそも医療情報って届けるの難しいよねっていうところは皆さんも分かるところだと思うんですけど難しい医療情報を聞いてもらうっていう言い方をするとちょっとあれですけどどうやって届けるのかっていうのは本当に今大きな課題になっててそもそも話聞いてもらえないよねっていう話があるんですよね

例えば我々が書いても

結局それって全然読んでもらえないっていうかねそれを相当病気の人は読んでくれますけど病気でもない人がわざわざそのがんの情報の話とか見に来てくれるっていうのは難しい中でどうやって届けていったらいいんだろうかっていうところがちょっとここでですねテーマに話をしていきたいなと思いますメディアの方でですねまさにそういういろいろなことを伝える専門家として働いているですねタラレバさんと水野さんをお呼びしまして

どうやって伝えたらいいんだろうというところをあとヤンデル先生にも入っていただいて相談していこうかなと思いますいろいろあると思うんですけどもまず何からいきますかねまずは

コロナ禍でいろいろとメディアも変わったのかなとは思うんですけどもじゃあ実際問題この 5 年間でメディアが伝える医療情報とかですね医療情報に限らなくてもいいんですけど伝え方って変わってきましたおそらく業界で一番大きいのは既存のメディアの力が落ちました

弱っている新聞テレビ雑誌出版社そうですね全てこの 5 年で 2 割は落ちてるんじゃないかな結果何が起こったかというとデマとかそれから騒げばいいようなものが大変残念ながら増えており何が起こっているかというと貧すれば鈍するというか

そういうものへのストップするブレーキを踏む力が落ちているのがおそらく対局で見ると一番大きい

状況ですね分断に力を貸すというか当たり前の話ですけど 51 に乗り続けているとどんどん減っていく法則があるんですけどそれと一緒で弱くなっているのがおそらく現状だと思います水野さんはどうですかそうですね

5 年で大きく感じているところはデマが例えば出てきた時に SNS 上でこれはおかしいですよって言ってくださる医療者の方ってすごく増えたと思うんですよ本当いろんな方が言ってくれたりしたと思うんですけれどもメディアがやっぱりなかなかすぐにそのご情報かどうかを判断することが難しくてよくこれファクトチェックというふうに言うんですけれどもこのファクトチェック

ファクトチェック

で書いたことって広がったデマより読まれないっていう悲しさがありましてデマってやっぱり目を引くし先ほどがんのファクトチェックを大塚先生がしてくれましたけど免疫力を上げればとか体を温かくすればがんが治るとかっていう簡単で意味通りが良くてって思うとそれに飛びついちゃうっていうところがあるのでそれに比べてファクトチェックがなかなか広がらないっていう難しさはすごくあると思いますね

ヤンドル先生はいろいろなメディア見てると思うんですけど関わってる方たちもいると思うんですけどこの 5 年間っていうかコロナか経てですけどこういうとこ大きく変わったなっていう風に感じるとこあります?エントロピーが増えた

だから乱雑になってしまったので真ん中に中心にでかい木があってみんなが一瞬そこを見るみたいなことがワールドカップの本選であるとか M1 グランプリの決勝の日であるとかそういうかなり強いコンテンツがあったときにみんながスッと見るんだけどもそれが本当に限定的になってしまったとだからどっかの最強メディアが医療情報をバーンと出しましたって言っても 8 割の人はそれを見てないみたいなことになると

それを逆手に取るとどうなるかっていうとその 5%とか 2%とかっていうなんかすごい全体からするとすごくちっちゃいコミュニティに分かれてしまっているそこをターゲットにしたデマとか怪しい情報とかがあるとピンポイントでごっそり持ってかれるんですよね

で変な話をすると今までサイレントマジョリティと言われてた人たち本当は多様なんですけど黙ってた人たちがもう我々のところに届かないもう気づきもしないような変な情報に騙されてるっていうことがすごく起こってるのでそれをどこか 1 社とか 10 社とかメディアがあったからそこにお願いしてみんなで一緒にやろうぜっていやーな誰もテレビ見てないしなみたいな話になったりするとなんか

それを全部まとめて一言で言うとエントロピー上がったよねっていう感じですかねぶっちゃけなところタラレバさんの正確な情報って儲かるんですかねいやー

えっとですね構造から考えると皆さんの予想通りなんですけど儲かります儲かるというよりはそれ以外の儲ける手段が減ってきたので相対的にそれの地位が上がってきてしまっているという状況ですねうん

これね多分ウェブメディアの方が顕著だと思うんですけどアテンションエコノミーというか基本的にはウェブサイトをクリックしてもらってそこに貼ってある広告を読んでもらうというビジネスモデルである以上基本的には情報の審議よりも興味を引くかどうか

これポイントなんですけど、先ほど…

堀向先生からも Google のアルゴリズムの話が出ていたんですけどやっぱりニュースってインターネット空間でちょっと特別な扱いを受けています検索アルゴリズムよりも 1 個上の層でニュースは上の方に表示されるんですよじゃあニュースとは何かという話になるじゃないですか

そこにこうなんて言うんですか悪魔が忍び込むというかねここで注目を集めるとバーッと集まってだいたい一本一番儲かって多分 10 万円ぐらいじゃないですかね 10 万円で魂を売るところがあるかどうかというような感じですね

そういう難しい状況がある中で ただいろいろな方がおそらくマスコミの方もそうだと思うんですけどどうやって届けようってことをみんな模索してやっていると思うんですけどちょっとそちら側の方に話に深く入っていきたいんですけど

医療の話に特化しないとしても難しい話っていろいろありますよね真面目に伝えようと思ったらとてつもなく難しいよっていう話いっぱいあると思うんですけどおそらく水野さんとかもいろいろな難しいトピックを伝える機会っていっぱいあると思うんですけどそういう時にどうやったらたくさんの人にリーチするっていうところに関して何か気をつけてることとかって

ありますか逆に皆さんに相談したいぐらいで本当にここは試行錯誤をずっとしていて特に私朝日新聞の中でも withnews というニュースサイトをやっていてこれは本当に全員に無料で読んでいただけるサイトなんですけどここは朝日新聞の記事がなかなか届かないニュースにハードルがちょっと高い

私はすごく文字有意の人間なので動画が全然見られないんですよ

なのでショート動画とか全然普段見ないんですけどでもやっぱりいろんな方にお話聞いたりいろんなところでメディア関係者の方と話すと水野さんショート動画ですよと withnews はやらないんですかという感じでずっと言われ続けていてここやっぱり数ヶ月は私たちも編集部員みんなでショート動画をやろうというところをすごく切り替えて

で、何らかこう新しいタッチポイントを作っていかないと、まあ私みたいなテキスト好きな方たくさんいらっしゃるとは思うんですが、そういう方にしか届かないってことになってしまうので、違うリーチ方法、このポッドキャストとかもそうなんですけどね、イベントもそうなんですけど、いろんな方法があるんですよね。

ティックトック

すごくてできれば皆さん楽しい気持ちでながらで見たいみたいなところってあると思うのでそこの文脈に合わせていかに面白く楽しく届けていけるかでも実際ちょっとよく見たら真面目みたいなところの塩梅をすごく探ってるってところはありますね

いや本当にリーチっていうかどの層にリーチさせるっていうのがものすごい難しいですよね例えば医療情報だとかなり広い層にリーチしないといけないことがむしろ多くて本当にお年寄りの方だけにリーチするっていうのじゃ全然足りないことが多い中でじゃあ全ての世代にリーチするって

それがものすごい難しいところだと思うんですけどヤンデル先生もいろいろなところでいろいろな発信活動してると思うんですけどリーチする層と媒体そういうそこってものすごい複雑だと思うんですけど

ヤンデ先生が思っているところでどういうふうに医療情報発信ってそこの層分けとどういうスタイルとやっていくべきだと思います情報は出す側が意図して分けておかなきゃいけないポイントがいくつもあって先生は多分今それを意図されてると思うんですけどまず病気にすでになって症状があって困っている人のために置く情報っていうのは本当にどっかに置いとくと検索で流れてきてくれる

だから困ったタイミングで検索したらどこかにあるっていう安心感を世の中に与えましょうっていうのは割と我々得意なんですよねでそれはがんセンターであるとか各種の大学であるとか病院であるとかってのがしのぎを削りながらいい情報を自分のところに置いて

中にはちょっと個人経営の開業医が趣味でやってるブログとかが出てきたりもしますけど結局そういうのってのはガンセンターが一番頼りになるよねみたいな話はすぐできるのでそこそんなに困らないで問題は今医療情報にそんなに興味がないんだけどここまでは知っておいてほしいという情報予防だったり

あとは将来このリテラシーがあると役に立つよみたいな教育的なものこれはアプローチは 1 個あってそれは学校なんですよねだから小学校とか中学校で仕込んでおくそうなるので今すでに眼教育とかも始まってるからそこは頑張っていただければ 30 年後ぐらいに 20 代 30 代になる人は多分そこで拾える学校で拾えるなので弱いポイントが明らかに今狭まっていて

高齢者でこれからがんになる人今がんにすでになってる人の検索情報はちゃんと置いておく若い人たちは学校教育で拾うだからポイントは今 20 代から 40 代とか 50 代ぐらいにあるその層にまだ興味持ってないですよねでもこれは知っといてくださいみたいな情報を届けるのが一番難しいと思うんですよ正直そこを何とかしなきゃいけないんだけど他の話をついでにやっちゃうんですよね発信側ががん情報だからさみたいな

治療の話もするかとか予防の話と治療の話はターゲットが全然違うんだけれども一緒にやってしまったりするそこにちょっとメディアを変える試みを本当はしなければいけない予防は TikTok に入れるべきですただし正しいがん治療の情報を TikTok に入れる意味は僕はそんなにないところが医者は TikTokker は両方やるんですよあれはね下手アホかなと思う承認欲求モンスターじゃんと思う

やめろって思うこれポッドキャストに乗るんですねやばいですね私の意見ではないですともかくとして確かにでもね TikTok しか見ない人にどう伝えるんだっていうのは大きな問題だと思うんですよ医療の世界で

というのは結局予防の話っていうのはもうかなり若い世代から伝えないといけないものなのにじゃあ病院で TikTok やってるとこあるのかって言われたら多分ほとんどないですよ日本の病院で学会で TikTok やってるってなっちゃうともう本当になくてこれは本当 TikTok とかしか見ない人にどう伝えるのかまたはその

例えば週刊誌しか読まない人とかねよくあるような週刊なんとかみたいないうやつしか読んでない人にどうやって医療情報をリーチしていくのかっていうそこにも使っていくのかなと思うんですよねあと予防の話ってあまり面白くはないじゃないですか尖った話とかはないですしダイエットとかもそうだと思うんですけど最終的には適切な運動とか

適切な食事っていうすごくこう真っ当なことしか言えなかったりするっていうなると予防も規則正しい生活と睡眠とってできるだけストレスなくみたいにあと決められた眼見心は受けましょうねぐらいしかないってなるとそれを TikTok で面白おかしく伝えるっていうのがすごく難しくなってなのでよくメディアがお願いする手としてはインフルエンサーを

お願いするっていうことはよくやりますね例えば戦争がなかなか若い世代に届かないってなると若い世代が関心を持ってくれそうな芸能人の方とか有名な方とかにお話を聞くみたいなことはやったりするんですけどそこもやっぱり手を変えていかないと届かないのかなってうん

水野さんがダンスするってわけじゃないちょっと私のダンスじゃバズらないと思うんですよねあなたのダンスがバズったところで伝わるのはあなたのダンスそうなんですそうなんですダジャレと一緒だな最前列で喧嘩する

ねえ見てみて朝日新聞のアプリ新しくなったよ何何が変わったのメニューというタブから連載やコメントプラス記者イベントのアイコンが載っていて分かりやすくなってるんさあポッドキャストが真ん中にあるがねあとおすすめなのは記者フォローっていう機能フォローすると新しい記事のお知らせやイベントの出演情報などが分かるよ朝ポキの出演情報も載っとるわ

じゃあウィズニュース編集長の水野あずささんをフォローしようかね朝ポキに出てる人だったら船越さんとか招き猫の寺下さんとかビチさんたりの斉藤さんとかいつもどこかでの若松さんとか他のアサリスさんにも教えんとかんあなたの朝ポキライフをより豊かに

タラレバさんといえば古典がねすごいものすごい知識が豊富でそれでまさにいろいろ古典の面白さとか伝えられて多くのファンがいらっしゃるんですけど古典って結構なんていうのかすごい嫌ってる人がいますよね難しすぎてよくわかんない高校の国語で出てきて本当にわけわからなかったみたいな

そうなってる人いると思うんですけど例えばそのコテに対してちょっとあんまり簡単に受け入れられないっていうような人にじゃあどうやってリーチしたらいいっていうふうに思いますそもそもそういう人にわざわざリーチしようとしてないかもしれないんですけどよくわかりますまさかその話コテンきっかけで振られると思うこれはモロハの剣の話なんですけどちょっとこのテーマの根本的な話でもあるんですけど

さっきから僕人は聞きたい人から聞きたい話しか聞かないっていう話があるじゃないですかひっくり返すと先に人間性というかキャラクターがあるわけですよ情報の手前にキャラクターがあるわけですよつまりそっちは一応改造可能というかですね

つまり話を届けたいからいい人になるっていうアプローチがあってあんな可愛い犬の写真が出てですねまず油断させるわけですよそれでこう

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より従順になってしまうというか一方通配信感がないメディアなんですよねだからかようにメディアごとに配信の方法も順序もキャラクター性もそれから収集も違うことの難しさにやっとこの 5 年で気づいたっていうのはありますねそこのなんていうのかこう

医療発信でも同じ問題はあると思ってて例えば私とかケイ先生もホームス先生もみんな発信してるわけなんですけど自分のキャラっていうか

自分をスターにするためにやりたくはないんですよね自分がインフルエンサーだぜみたいな感じでやるのは多分違うと思うんですよね気をつけないと今そこを切り抜かれるよインフルエンサーだぜのとこだって気をつけないとそれは謝罪かけじゃない多分ここに

ここにいるお医者さんはみんなインフルエンサー医師になるぞっては思ってないと思うんですけど、やっぱり自分をインフルエンサー医師として売り出そうって方は結構見受けられるとは私は思っているんですよ。なので取材とかの時は気をつけようっていうのはすごく思って取材はしますね。

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で困ってるの正直それで医療従事者がとりあえずこの困って何もしない時間があるとただ無駄なのでとりあえずいくつかの医者は自分のやれることをやってストックするという方を頑張っているわけですどこかに大事な情報として書いておいておきますさっきの堀向先生の話もそうだけどあと最近は学会がやっぱそういう情報をちょっと医療者だけじゃなくて市民向けにまとめましょうみたいなのをホームページでやる傾向が出てきて

同時多発的にいくつかの学会でホームページを回収しようというプロジェクトが進んでるんですねだからあと数年経つと例えば AI があの

気軽に使われるようになった世界線で患者が調べたら学会のホームページからの情報ですとか今よりちょっと増えるはずだとだから医者は一応そこで満足はしてるんですよそしてストック情報を見に行かない若い人向けのインフルエンサーが強い領域がバサッと落ちてるっていう状態になっててだからここはね危機感しか煽ってないけど危機感をもっと煽らなきゃいけなくてそっちを向く医療従事者の数も増やさなきゃいけない

無理なんだよね多分これから大きく変わってくるのはみんなが情報の検索が Google から完全に AI に変わってきててみんな ChatGPT とかで検索する世界線にだんだん変化していく中で

じゃあチャット GPT にちゃんと正確な情報がシャットアウトされて正確な情報が入ってくるのかその拾ってもらうための情報がちゃんとネット世界に置かれてるのかってことが多分今度は重要な課題になってきてちょっとまた Google の時代での情報の置き方と色の情報の置き方がだいぶ変わってきてると思うんですよね

今のところ AI で情報を見てるとまあまあちゃんと正確性は担保されてるのかなとは思うんですけど AI 時代になってきて情報の伝え方って多分劇的に変化してると思うんですけどその辺ちょっとタラレバさんと水野さん順番に聞いていきたいと思うんですけどどう思います?変わっていく中でこれをしていかないといけないなと思ってるとか

そうですね難しい話振りますね手前の話として

さっきも楽屋の裏で話をしたんですけどあの 例えばちょっと考えなきゃいけないメール文章とかあるじゃないですか相手の気遣いだとか社会的な 8 に問題にならないような文章を書いてっていう向こうも嫌な気分にならないような 提携分プラスアルファみたいなのコストを元下げたんですよねそれから a

嘘か本当かはよく分からないけどこんなの話題になってますよみたいなこたつ記事だとかのコストもものすごいガーンと下がりましたつまりコミュニケーションってピラミッドがあると思うんですけど情報量のこの辺の土台の一番下がごそっと入れ替わった感じが今の状態でそうなのでこれ加速度的に進むのでどこまで上っていくのか分からないんですけど

そこにその正しい情報をどれだけ入れられるのかっていう勝負は実はもうほぼ悲しい話ですが負けが決まっている勝負のような気は実はしていて逆に言うとそこでの勝負はもう終わっているからもうちょっと人間主導の情報発信

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載っていないものに関しては完全に間違ってます研究領域が広くて多いほどマシになっています現地物語とかはすごいかなり良くなってますただ日本語障壁があるので古典文学は巨大ななのでだいぶゆっくり英語だとシェイクスピア研究とかだいぶ違うんだろうなと思いますなるほど

水野さんどうですかそうですね私あの ai 時代になって私が危惧しているところで言うとあのちょっと医療情報に限らないことではあるんですけど実はその ai にたくさん学ばせている一時情報みたいなのを一番最初に取ってきているのって例えば報道機関で言えば記者でまあ sns にある情報だったその現場にいる人みたいなのが最初の一時情報を取ってくる人だと思うんですけどここと

って絶対 AI にはできないじゃないですかただこうやって AI がたくさん進んで報道機関いらないよねとかニュース出すところいらないよねメディアいらないよねってなってくとこの一時情報を自分で自ら取材して取りに行く人っていうことがどんどん細っていくんですよなので例えば

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最初の情報が細っていくことはすごく怖いことだなと思っています実際にアメリカではニュース砂漠みたいなことが起きていてローカルメディアがなかなか維持ができないということでその地域の例えば議会とか政治とか事件とかそういうのを取材する人がいなくなってしまうということは起きているのでやっぱりマスメディアってすごく嫌われていると思いますし私自身も

会社の社名的にたくさん SNS では嫌な言葉とか投げかけられたこともあるんですけどやっぱり世の中で働いているマスメディアのほとんどの記者たちは自分が取材したものをできるだけ多くの人に届けようと思って努力しているのでここの一時情報を取ってくる人が細るってことが本当に社会にとっていいことなのかっていうのは皆さんと一緒に考えたいなっていうところは思いますね

今出ましたけど医師が嫌われてるよねって話さっきしましたけどメディアも嫌われてますよねみたいな話がねどうするんですか嫌われてる人がみんな上がってるってことになっちゃいます別に全ての人にというわけじゃなくてねある

コミュニティの中ではもう圧倒的にそういうマスコミを嫌ってる人がいたりとかする中でそこにどうリーチするのかっていうのはまたさっきの話に近いのかなと思うんですよねワクチンに対して怪異的に思ってる人にじゃあどうリーチするのかに近いのかなと思うんですけど

ヤンデル先生どうですかその辺そもそもこう医師嫌われてるよねマスコミ嫌われてるよねっていう今それを話聞いてて思ったんですけどさっき堀向先生がその診察室での的確な対応によって少しずつその方とコミュニケーションを取ることで緩やかに元に戻してくださってるっていう話をしたじゃないですか

世の多くの人に届かないから無力っていう話と全然違うんですよで

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ことなのかなと思います顔見たくなし地獄の蓋を開けたまんまかき混ぜたな今な

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難しい話どんどん難しくなってくるね俺もうさ SNS やなんだよでもどこ行っても SNS のキャラクターで語られるから面白くてしょうがないよね 5 年間いるって言うんでしょまた 5 年後もここにいろって言うんでしょまいったな俺 50 超えてもこれやってんのか厳しいなだって見てこれこのさ一夜らしいカッコ病んでるってなんだよこれ文化財官マシマシだよ最後の水野さんにも一言を

はい、なんか最後に難しい話題で締めなきゃいけなくてって思ってるんですけど、優しく医療情報を届けるには、私個人としてはもっと記者自身がオープンになっていく必要はあるなと思っていて、自分が取材した経緯をもっとおしゃべりしていくとか、なんか記者怖くないよとかですね、そういうのを伝えていくことはすごく大事だなと思っています。

って言ってそこでちょっと宣伝するとウィズニュースとかポッドキャストとか朝日新聞ポッドキャストっていうのやってるんですけどそういうところでは結構記者がフランクにおしゃべりしてるんですよそういうのを聞いてもらったりするとこの人の話なら信用してみてもいいかなっていう人が出てくると思いますし意外と本当に

20、30 に裏を取って確認して記事を出すのかじゃあそれは時間がかかるなってことも知ってもらえるんじゃないかなと思うんですよねそれに加えてちょっとファクトチェックってどうしても遅れてしまうので私としてはいろんな学会にファクトチェック担当が置かれるのが一番いいんじゃないかなと思っていましてぜひ慶佑先生外科学会にファクトチェック担当を置いていただけるようにお願いいたしますというので

はい終わりにしたいと思いますありがとうございます非常に難しい話題なのでさらに私が難しくこねて皆さんを困らせましたけどすごい貴重な話がいろいろ聞けたかなと思うんですよね難しいところあと今できる手ってこういうのあるよねっていうのがいろいろ出たと思いますしその中から

今後の中を考えてまた 5 年後ですかもうちょっと早めに 3 年後でもいいですよいろいろな貴重な話を聞けたかと思いますこのセッションはここで締めたいと思います皆さんありがとうございました話はまだ続きますが続きは次回お送りします