朝日新聞の神田大輔です今回はですね 3 月 26 日に朝ポキが行いました企業向けのイベントっていうのがありましてですねこちらに参加をしていただいた三宅加穂さんとのですね事前のオンライン打ち合わせの模様というのをそのまま許可をいただきましてですねお聞きいただこうと思います
三宅さんはですねもう本当にあの出演多数メディア出演多数ですねテレビ番組も出てらっしゃいますしなんといっても本屋さんですね行くともうね三宅さんの顔を見ない日はないんじゃないかっていう新書大賞 2025 というのも受賞されておりましてこれなんかはですね非常にこう皆さん読んだ人多いんじゃないですかね私たち普段本を全然読まなくなっちゃってますよね
これなぜなんだと仕事をしているからじゃないのかそもそも本ってどういう読まれ方をこれまでしてきたのかっていうようなねあたりをこうねお書きになった本これがもう新書大賞ですよ一番素晴らしい新書ってことですよねこれだけじゃなくて例えば古典の話物を読み解きであるとかですね様々な本を書かれている
だけでなくポッドキャストこんな本どうですかっていうポッドキャストもされてますしあと youtube チャンネルもありますねもう八面六品の大活躍なわけなんですけれどもそもそもはですね批評家っていう立ち位置でもいらっしゃるわけなので社会っていうのはどのように見ていくのかそんな話もですね伺っておりますというわけで三宅さんとのやりとりこちらお聞きをいただきたいと思いますそれではどうぞ
いきなり申し訳ないんですけれども今回ですねイベントのテーマが長いイベントのタイトルがあるんですけれどもちら別としてですねポッドキャストのビジネスについて考えようと思ってるんですね
本当に三宅さんもですねすごく活動範囲が広くてらっしゃるので個展の話あり推し活動の話ありですけれども私がそもそも今回ですねぜひお話を伺いたいなと思ったのはすごくやっぱり戦略性に長けてらっしゃるという風に私勝手に思ってるんですね
例えばもともとは書評家っていう風に名乗ってらっしゃったのを文芸評論家っていう風に変えましたよねこれってどんな意図があるんですか
はいそれこそポッドキャストで喋っているんですけれどもやっぱりこう私書評家っていうふうに名乗っててなかなかやっぱり新書とか書評家って書くイメージ全然ないんだなっていうのをすごく感じていてなんかちょっとこう新書出すっていうのにあたって新書書いてる専門家の人なんだなっていうふうに思われる方がきってなんだろうっていうふうに考えると
文芸評論家っていうのが割といろんな人に分かってもらえるかなっていうふうに感じてちょっと肩書き変えてみたりしましたねそれこそポッドキャストでいろいろライターとか文筆家って肩書きどうしたらいいんだろうっていうことを結構しゃべるのも面白かったりしましたね実際どうですかそれで変えてみて全然周囲の反応とか違うものですか
でもあんまり変わらないし今の印象評価って言われることはあるのであんまり肩書き見てる人は見てるし見てない人は見てないしっていうぐらいだなと思ったりしますご自身の中では意識変わりました?あんまりそれもやってることは変わらないので肩書きはどうやって名乗るかの問題だなぐらいに思いますねもう一つは別のところの話で
批評っていうものはですね対象にしてきたものっていうのが例えば東博さん的な文脈宇野津野博さん的なところで言うと比較的オタクを対象にしてきたものだったのに対してこのなぜ旗に関して言うともう完全にビジネスっていう文脈でその批評っていうのを指していったっていうマーケティング性この辺もすごい面白いなと思ったんですけどかなり意識されてやってるんだか
そうですね もちろんオタクのコンテンツを批評するみたいなものは東さんとか宇野爪博さんだったり いろんな方が開拓してきた場所だと思うんですけれども やっぱりその
学文化みたいなものが今ってやっぱり推し文化みたいなものに一つになっていってその推し文化ってやっぱりあんまり批評がつかれないなっていうのをすごく感じていたのでじゃあ今の時代に批評ができることってなんだろうとか批評がやるべき対象ってなんだろうっていうふうに考えると私の場合は一つ職場というか仕事論みたいなところかなと思ったりしました推し文化と批評ですか
そうですね推し文化はなんで批評とすごく相性が悪いなと思いますね悪い?それってなんでですかね
やっぱり推し文化ってオタク文化よりだった時代あずまさんがいい批評とかがっつりされてたゼロ年代とかに比べるとやっぱり今の推し文化ってすごく集団でみんなで何か応援するっていうことなので集団で応援してるところに客観的な批評とかいらないですよねなのでなかなか相性が悪いなと思ったりしますね僕今年 50 歳なんですよで
エヴァンゲリオンとかそれこそ学生の頃に見てた世代なんですね僕は当時パソコン通信にハマっててニフティサーブのガイナックスフォーラムとかでですね書いたりしてた方なんですよねなんかそれはそれで集団としての推しっていう感じもあるのかなとそれであずまさんとかもすごいその頃文章書いててそういうの読んでまた影響を受けてみたいなところと今の推し文化っていうのはまたちょっと違うもんですかね
違う思うだと思いますだってなんかエヴァ
経理業をいっぱい見てた方ってじゃあ庵野さんにめっちゃ応援したいとか課金したいって思うかって言われるじゃないですか庵野さんは推しなわけじゃないし別にアスカとかが推しなわけでもなかったんじゃないかと思っていてそういう人もいますけどねもちろんあのもえとでも私は推しって結構違うと思っていてやっぱりこうじゃあ人気投票があった時にこうなんて言うんですかね
綾波レイに 1 位になってもらいたいみたいな感じでめっちゃ責任する人がいるかっていうとどっちかっていうと自分だけのものでいてほしいみたいな人が多いんじゃないのかなと思いますなのでそういう意味では結構推しとも言えば違うものだなと思ったりしてます三宅さんの中で推しっていうのを定義するとどんな感じになるんですか
推しっていうのは萌えっていう感情にプラスしてやっぱり応援したいっていう行動が入ることだなと思っていて何かその人の理想を叶えるために自分もその理想を応援したいっていう行動が入るところが推しだなと思いますね確かに僕も妻の横でタイムレスプロジェクトずっと見てたんですよあれってやっぱり推したくなりますもんね
そうですよね応援したくなりますよね私は結局松島総さんがすごい好きだなというところ落ち着きましたどの辺が好きなんですかやっぱりすごくなかなかやっぱりああいうオーディション番組っていろいろ難しいところがあるというかすごく例えばこうなんて言うんですかねある意味審査員でありながら一緒に
同じグループをやっていく人を見つけるってすごく結構難しいことをやってるなって思いながら見ていたんですけどそういう中ですごく松島さんの振る舞いとかがすごいって思うところがいっぱい多くて推したくなりましたそっちに行くんですね例えば私だと一橋の子を推してるわけですよ名前なんでした?篠塚くん
いやーやっぱりなんかそのねダンスとか最初見てるとめちゃくちゃ下手くそなんですよねなのに最終的にちゃんと追いついてくるじゃないですかあの感じなんかやっぱもう僕ぐらいの年齢関係ないかもしれないですけど私の人間性なんかもしれないですけどあんま努力できないですようんうんうん尊いって思っちゃいますもんね
すごいですよねああいう応援したくなる感じっていうのは確かにねエヴァンゲリオンは応援するもんじゃなかったな自分たちの語りに使ってる感じありましたもんねそうですよねそういう時代だとやっぱ批評好かれやすいですよね逆にそういう意味で言うと今の時代の批評が居場所を見つけるっていうそんな感じもあるんですか
そうですねすごくそういう面もありますやっぱりに比べると今ってビジネスとか労働はやっぱりなんか批評みたいなちょっと客観的な問いとかを必要としているのかなって思いますねなんかその辺が面白いなと思ってるのは例えば文化人類学とかもすごい今ビジネスに取り込まれているというかビジネスにも刺さっていますよね
そういうその正直僕そんな考えたこともなかったんですよレビストロス的なものとかがそんななんか会社の経営とかに役立つのかしらみたいなねでも実際今そうなってるといろんな文脈でそういうことっていうのが起きてるのかなっていう感じもしますがどうですかいやそう思います
ちなみにポッドキャストなんですけど今の本堂あれはこんな本どうでしょうでしたっけこんな本どうですかっていうポッドキャストをやっていますあれは MBS ポッドキャストじゃないですかということは MBS 毎日放送さんの枠の中でやってらっしゃるってことですよねそうですね前からやってらっしゃいましたよねポッドキャスト
それって何でやってみようって思われたんですか?ポッドキャスト自体は谷頭和樹さんっていう一緒にポッドキャストやってる方から誘われてというか一緒にポッドキャストやりませんという私も音声メディアってやっぱりすごく興味があったんでやりましょうやりましょうっていう感じになって決まりましたね三宅さん音声メディアって他の活字メディアとかと違います?
そうですねやっぱり活字読むっていうことより音声聞くっていう方が人柄が伝わってハードルが低いって感じる方はすごくたくさんいるなと思いますね何がハードルを下げるんですかねやっぱり文字で読んでるだけだと人柄があんま伝わってくる感じがしないって思う方はいっぱいいるんじゃないかなって思います
文字私たちも新聞社なんで完全に活字メディアなんですけど確かにあんまりそれで記者が押してもらえるっていう感覚はないんですよ私記者歴 25 年ほどなんですけれどもこれまで結構いろんな記事書いてきたんですけど読者の方からお便りとかメールとかいただく機会って両手で数えれば全然数えられますねみたいな感じなわけですよポッドキャストにしたらしかしめっちゃ感想とか届くようになったんですよ
ねえやっぱ活字ってそういうなんかそのを したい気持ちとかっての氷河区しちゃうんですか
なんかやっぱり情報になるというかどうしても普通に誰か人が書いてるっていう感覚はやっぱり少ないのかなと思いますねもちろんブログとかですごいファン増やす方も多いので更新とか内容とか文体によって全然いろいろ違ってくるとは思うんですけどでもやっぱり基本は活字って
音声よりも人間味がちょっと減るみたいに思う方が多いんじゃないかなと思います。三宅さんはもう 10 年近く前に最初の本を出しになって、それから基本的には活字というか文字の活動が長いんですよね。そうですね。押されてますか?
押されては別に押される側じゃないですでもその音声ポッドキャストに対する感想表なんですが反響みたいなことを
そうですね ポッドキャストに関してはサイン会とかやるとたまに聞いてますっていう方来てくださるので聞いてくださってる方いるんだなと思いつつやっぱりなかなか反響をもらうのは本当に Twitter で熱心にハッシュタグで書いてくださってる方以外は難しいなと思います基本的にやっぱ感想をもらいづらいなと思ってどうしていこうかなと思いますね
あとその本堂に関してもスポンサー大募集っていうことはね最初からおっしゃっていて入ってないですかまだ入ってないんですよ難しいですポッドキャストの収益化どうしたらいいですかねどうしたらいいと思うんですか MBS さんで多分入ってるいつも川口春奈さんが出てくる CM が流れてるんですけどそれは本堂に対する CM じゃないってことなんですかねそうですね
そうそのポッドキャストのビジネスっていうのがどういう形になっていくのかっていうのが今回のイベントのテーマではあるんですよでまあ一個見えてる正解正解というかなんていうか定理みたいなのがあってポッドキャスト単体は儲かんないんですよねそうするとポッドキャストのビジネスってなんだと思われますよね
でも一つはやっぱりあるのはタイタンさんとかがやってらっしゃるファンコミュニティ作るっていうことじゃないですかねグッズだったりコミュニティのある意味有料にして閉じることですごいファンの方も嬉しい場所が作れるしそれに有料にすることによって作り手も続けられるっていうのは一つのあり方なんじゃないかと思います聞いてますどうですか
面白いですよね毎週面白いなと思う 内田さんとは今まで何かやり取りされたことはいや存在はずっと知ってるんですけど直接はやり取りしたことなくてじゃあひょっとすると今度イベントで初めてお会いするかそうそう初対面なんですよ楽しみでそのお話できるの聞き会会の面白さってどの辺だと思います?
いかいかのリアルタイム性がすごいいいなと思って実況っぽいところもちょっとあってタイタンさんがすごくいろんな現代に対して切り取り方が上手っていうのもあるんですけどそれをすごくやっぱり
かなりリアルタイムで出してくれてる感じっていうのは他のメディアにないなと思っていますねなんか切り口がすごくやっぱりもう 1 週間ごとに本当に今の話題を取り上げるっていう意識がすごい強いと思います確かに早いですよね M1 グランプリ終わった瞬間に令和ロマンの話してますもんねそうそうそうああいうスピード感ってやっぱり他のメディアだとなかなか出せないところだなと思いますね
ちょっと YouTube でそしなさんとかがやってらっしゃることに近いなと思ったりしますそしなさんの今 YouTube で話題になっていることを取り上げるような感じのそうですそうですそうです昔は多分テレビとかのコメンテーターの役割だったと思うんですテレビもやっぱりそれこそスポンサーがついていると言いづらいこともたくさんあると思うのでそういうところを今ポッドキャストとか YouTube がこう
即時性かつ本音で喋るみたいなところができてるのかなと思います即時性かつ本音で喋る面白いですよね即時性を持たせられることのできるメディアっていうのは多分ポッドリスト以外にも他にもあるじゃないですかでも一方で危機開会みたいな YouTube ってじゃあ僕見たことあるか TikTok でもなんでもいいですけどない気はしますね
そうですね一番近いのほんとすしなさんの YouTube だなといつも思いますでもすしなさんくらい例えば YouTube 界でああいうそういう質問あるんですけど中田敦彦さんがやるかって言ったらやんないですもんね中田さんはもっとテレビの番組的なものに寄せてるなと思いますねだからメジャーっていうのもありますしそっちに寄せることがメジャーへの近道なんですかね
そうですね中田さんなんか完全にちょっと前の池上明さんが出てた番組みたいなものを目指してらっしゃるんじゃないかと思いますね僕から見ててもすごいテレビの分配って感じしますもんねでも下からあんなに登録してる影響があるんじゃないかと思いますねマスメディアを YouTube で作るみたいな
そうすると逆に危機解解的なのとかそういうのさんってそれは数は相当多いですけれどもそのマスの方向に刺すというよりはむしろなんていうかそういう刺さる人に刺すって感じってことですかね
そうだと思います。それこそテレビ的な話し方みたいなところがあんまり本音に感じられないとか、もうちょっと本当に思っていることを、みんなが思っていることを聞きたいとか、最先端の本当にエビデンスはないけどみんながなんとなく感じている話を今聞きたいっていう方に向けて喋ってるんじゃないかと思いますね。
前に朝日新聞の記事であったのが音楽批評っていうものがほぼほぼなくなりつつあるっていう話があってやっぱり昭和の時代であるとかロッキンオンとかですねミュージックジャパン的な雑誌があってそこで音楽批評っていうのが一つ広告等の役割も果たしていたと
あれを見て読んでこんな音楽あるんだってこの人が言ってるんだったら聞こうみたいな感じで聞く音楽っていうのがかっこよかったとでも今そういうのが全部アルゴリズムで展開されるようになってきているのでそれに従って聞いているとつまり同じような感じの人が聞いているものって基本的にアルゴリズムに出てくるのでそれで聞いていると
いうことになった時に音楽批評っていうものはだいぶ力を失って代わりに出てきてのが解説であるとこの音楽この詩にはどういう意味があるんだっていうのを youtube とかで解説するっていうのはこれはちゃんと回っていてむしろそっちがすごく影響力を持つようになってきたみたいな話あったんですけどこの辺って音楽以外にも全部当てはまる感じなんですかね
そうですね音楽がやっぱり批評と批評がなくなったのはやっぱりおしかつ文化にちゃんと音楽が乗ったって
タワレコだったり音楽業界が割とちゃんと儲かってるっていうこととトレードオフだと思っていてアーティストをみんながそれこそアイドルみたいに押したりライブに行ったりグッズを買ったりっていうファンダムみたいなものをちゃんとその音楽の業界が作って
だからこそ批評は必要とされないんですけど業界全体は復活したっていうところがあると思うんですよそれに比べるとやっぱり例えば小説であったり映画であったりドラマであったりがファンダムみたいなものを作ろうとしてるかっていうと特に作ろうとはしていなくて代わりにでも批評はちょっと残ってるみたいな考察文化みたいなものになってるっていうところが
があると思うのでまあなんかそのその辺が音楽よりは映画とか小説とかはまあ 考察だったり表だったりが残ってはいるんですけどなんかそれがまあ業界にとっていいことかどうかないですけどみたいなことだと思います アーテムやっぱそこでおしかつみたいなが一つ鍵になってくる感じしましたよねつまり
私の思います
なんかその推しっていうものが集団としてあってそれでそういう表現なり様々な活動っていうのが支えられるっていうのが今の構図ってことですかねそうだと思いますね基本的にエンタメはやっぱりそこが一番今はあの
なんていうんですかね収益というかそれこそビジネスとしてうまく活かせたいならそうなるしかないんじゃないかなと思ってますね昔はその音楽売るのってレーベルが売るとか CM タイアップ的なことですねあとドラマの主題歌になると
そんな感じのやり方だったのがでも今ってすることを普通に TikTok とかでバズった人が認知をされてそれが聞かれてみたいな感じとかっていうのはそれで知った人たちが押し上げていくっていう感じ
これってもうどうでしょう例えば報道の世界とかってまた全然別の話に見えつつるような気がしつつ実は共通点あるような気もするんですというのは朝日新聞というもので読む人っていうのはどんどん減っていって何々記者奥山記者藤田記者みたいな人がいてその人の記事だったら読もうみたいな感じってありますかね
はいあると思っていてさっきおっしゃっていただいたようなレベルが押し上げるとかタイアップで売れるって今もあるとは思うんですよもちろんタイアップで例えば夜遊びさんだって米津玄師さんだって売れるしやっぱりコナンの映画の曲って言ったらみんな聞いたりすると思うんですけど一方でなんでそういう風な
売り方で例えばミリオンとかが出なくなったかっていうと単純にもうやっぱマスメディアの力が減っていって SNS だったり YouTube に影響力が割と分散してるみたいなところだと思うのでそういう意味ではマスメディアの力自体が新聞であれ
報道であれエンタメであれ落ちてるっていうのが現状昔よりはってことですけど昔より落ちてるっていうことが現状なのかなと思っていてじゃあでもどうやってレーベルに売ってもらえないエンタメが残っていくかっていうとやっぱり仕方的なファンダムを作るみたいなところを
作り上げていくしかなくてそれは報道であれ何であれマスメディアが落ちてきたところをどうやって保管するかっていうと個人の力で頑張っていくぐらいしかないのかなと思いますねそうなってくると朝日新聞社っていうのが会社員私も会社員なんですけれどももう個人事業主的な振る舞いをしないと結局媒体としての力も保てないっていうそういうことですかね
そうですね報道の中どうやって読んでもらうのかっていうところがなんかそのこうなんて言うんですかねまたエンタメとはちょっとあの
力学が違うと思うので情報が信頼できるって思ってもらうってどういうことかとか即時性をどうやって保つかとかそういうところにもよるとは思うんですけど基本的には個人で頑張れることって何かっていうとやっぱり個人事業主ぐらいの気持ちでやっていくっていうのが一番早そうではありますよね会社全体の話
とか報道全体の話でそれでいいのかというとまた別の話になってくると思うんですけど実際問題としてどれだけ紙の新聞ってことになると総務省の調査でもですね 10 代 0、20 代 0、30 代 0.5 分 1 日あたりみたいな状況ですからほぼ誰も読んでないわけなんですよねしかしそういう人にこそ読んでほしい例えばですね特殊詐欺の話ミャンマーだね国境地帯で連れてかれて高校生が働いているっていうね衝撃でしたけど
みたいなのがしかし全然届かないともし届けようと思ったら今この間それこそ話してたんですけど中田敦彦さんとかにですねニュース読んでもらうのが一番手っ取り早いんじゃないの金払ってとも思うぐらいなんですよメディアって今後そのなんかどう報道の文脈で言うとどういう風にしていったらいいっていう風に宮城さんなんか思われますかそうですねメディアの
なんかこう一つはでもやっぱりその活字がすごく読まれづらくなってるっていう中でなんかどうやってその情報を届けるかっていう世界になるなぁと思っていて中澤敏子さんとかがやっぱり信頼されるのはやっぱり喋りが上手いっていうのが何よりあると私は思っていてじゃあその
今までだったら喋るっていうとテレビ局のアナウンサーの方が作ってもらった原稿を読むみたいなところだったと思うんですけどもうちょっと多分今の信頼される情報発信って多分その人から出てるみたいなところがすごく信頼度につながるんだなと思うとなんかこうなんていうんですかねもう喋りが上手い記者さんを増やすみたいな話かもしれないですしなんかそのでそのもうちょっと詳しく知りたいっていう方の
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ニュースの学校放送部朝ポキから重大発表がありますなになに?累計ダウンロード数が 1 億を突破しましたわーいリスナーの皆さんとお祝いしたいねそうなんですなので今年もポッドキャストミーティングを開催します
今回は早めの開催で 5 月 31 日土曜日午後から朝日新聞東京本社で予定していますまた詳細はメディアトークで火曜日に配信している制作会議でお知らせしますこの間お披露目してたアクリルキーホルダーとかボイスキーホルダーとか記念グッズも欲しいよねこれねイベントでもらえるチャンスです
イベントに関する情報はディスコードでも随時お届けしています申し込みは始まり次第概要欄で記載しますポッドキャストミーティング 2025 へのご参加お待ちしてます
そうなんですよねそう思ってるからポッドゲストを我々もやってるんですけど一方でこの本にもノイズの話が出てくる新聞って多分ノイズの塊だなと思っていて自分の生活に全然関係ない話ばっかり書いてあるんですよねウクライナはどうしたとかガザガどうしたとかただそういうことも知っておいた方がですねひょっとしたら隣の人に優しくなれるみたいなことを我々は期待してるんですけれども
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確かさっていうのをどうやって両立していくかっていう世界なのかなと思いますちょっと即時性さっぴーで考えた時にですね私三宅さんの本読んで非常に面白かったですしポッドキャストも面白いんですけれども三宅さんって正直 SNS の使い方とかも本当にうまいなと思って見てるんですがあとノートとかですね面白さって三宅さんってどういうふうに作ってるんですか
私は文章の場合読みやすさと説得力だなと思ってますねそれの掛け合わせだなと思っていて読んでも書いてあることに説得されなかったらやっぱ面白かったって思えないなと思うので目が滑っちゃうぐらい読みやすくてかつ書いてあることに心が動かされたり納得したりっていう説得性の両軸が必要だなと思ってますね
なぜかというと歴史をたどっているあたりが説得性を持たせるということですかねそうですね なぜかというと説得力でいうと歴史とかもあるんですけどどっちかというと構成によってそうかもって思わせるみたいなことですかね一章ずつのやっぱり章立てというのは最初に決められている
そうですね木人みたいな感じこういうふうに論を展開すれば説得されるであろうなみたいな感じで書かれてるってことですかね本全体で説得されるみたいな話と一章一章で説得されるみたいな話が両方あると思っていて一章一章のところが結構大事かなと思ったりしますね全体というよりはもう都度都度ちゃんと説得させていくそうですそうですはい
かなり骨が折れそうですよねそうですねそれぐらい目指さないとテキスト読んでもらえないなという感覚がありますね三宅さんとしてはやっぱりテキストにこだわられていくんですか
そうですね なかなかテキストだけだと難しいなと思ってるのでそれこそポッドキャストとか YouTube を慣れないながらやってるんですけど私は基本的に世間に反して活字が好きで読むのも書くのも割と活字が楽っていう感じなので残ってってほしいなじゃないと自分が困るなっていう風なんですよなので なかなかそれだけだと難しいので頑張って
全然してないですねしないですか
誰かしてくれるといいんですけど人手の問題ですか人
というよりは自分がね私はパンコミュニティ自体に全然入らないのでどうやったらうまくいくのか全然分からないんですよなのでそういうのがもし需要があって得意な方がいらしたら需要と供給がどっちもよく分かってないみたいな意外な感じしたんですけど推し活動はするけれども推しのコミュニティには入らないんですか
そうなんですよまあなので私はあんまりこう結局なんかこう一昔前のオタクだなぁとよく思うんですけど批評も好きだしそれなんですか同端拒否ってことですか同端拒否じゃなくて単純になんか自分がこうえっとなんかコミュニティみたいなものがそもそも苦手なんですよ結構あのこうまあ
一人で楽しんでいる方が好きなタイプなので趣味も何も人と全然喋るのは好きなんですけど集団ってなるとすごく苦手になっちゃうところがあるのでそういう感覚があるんですがなんかこう
みんなそういうのやっぱり好きな方も多いのでどうやっていったらいいかなっていうすごく思いますねよくねあのコードキャストなんかでもお話になってましたけどお友達はねたくさんいらっしゃってただそれはそのまあ 1 対 1 だったり小人数の集まりであって例えば学校みたいな集団の大きさみたいになってくるとちょっともうしませんが感じないんだよそういうことですかねそうですね
全く一緒なんですけど私もそして友達すらあんまりいないんですけどそうなってくるとでもそれと自分がコミュニティを作るっていうこととってまたちょっと違う気もする別にある種ですよ競争様的に振る舞うっていうんだったらそんなの必要ないじゃないですかそうなんですかねでもやっぱ競争的な人ってやっぱ学校が好きなんじゃないかと思ってたりはするんですけどどうなんでしょうねでもなんか自分が
あんまりあれですけどまあまあでも分かんないこんなこと言ってなんかこう一緒にいい方と組めたらやってるかもしれないのでよく言ってないですその辺をでもそうなってくるとだから今後ね私もその活人の力を信じたいと思ってますし新聞にもなんとか生き流れてもらいたいなと思いつつ正直例えば書店の状況とか見ててもこのままの形で維持するっていうのはほぼほぼ無理芸化しているっていうのはね
多少関係してる人は誰でも思ってることなんだろうなと思うんですよねそうなってくるとやっぱりファンコミュニティ的なものの支えみたいなのがないとそもそも三宅さんの書いたものを読んでくださる場所っていうのもなくなっていくってことにはなんないですか
すごく思いますなので出版社には本当に頑張ってほしいその辺をって思っていろんな人と喋っていますねなのでやっぱり音楽業界とか見ていたりだとかいろんな業界見ていてもちゃんと好きな人
たちを集めたりだとか 集めるっていうと言い方 ちょっと微妙なんですけど どっちかっていうとちゃんと盛り上がれる場所を作るというか 今ってやっぱり本の発売日っていうのもどうやって手に入れたらいいのか分からないっていう現状があったりしますし 書店さんに行って
行くときもやっぱり本を買いに行くっていうことでしか行けないとかも私はもっともっと書店が別に人と集まるために行く場とかになってもいいと思うしある意味写真撮るために行く場になってもいいと思っているんですよねそういうきっかけでちゃんと書店に
人を連れてくるっていうことがすごく大事だと思っているんですけどやっぱりなかなかそういうところって個人だけだと変えていくのが難しいところなので業界全体としては本当にみんなで本に対して楽しくしゃべれる場を作るとか盛り上がれる場を作るっていうのはすごく業界全体の課題だなと思ってますね
それまあまああの始めてますよっていうね書店さんもあるんだとは思いますけれども確かにそんなに大きい部分やなってない気がする今言われたすげー思い出しましたけど私も昔子供の頃漫画コミックスの新刊が出るなんか今月発売されるのこれですみたいななんか表があってそれ本屋さんに貼ってあったんですよそれ見に行ってましたもんね
そうなんですよねそういうのとかもっと SNS で流れるだけでも全然違うと思うんですけどやっぱり今ってどうしてもそういう情報が取りづらいってことになっちゃってると思うのであれってなんで流れたくないんですかねなんかやっぱり
出版業界の ICT 化がなかなか進んでないんだと思いますその割には今出版社って私は本出してないんで聞いた話ですけれども新刊が出たらそれで終わりだと思ったらお間違いですよとご自身の SNS でバンバン宣伝してくださいねっていう風に圧をかけられている楽しみを即分するわけなんですけどねなんかちょっと矛盾してないですか
全然それは矛盾してなくて出版社っていうマスがやるものじゃなくて個人がやるものっていう風になっているんですよなので個人ではガンガン発信しなきゃいけないし別にそれは作者の力が
作者が要は発信力ある人ばっかりなのでみんな書くのが仕事なのでそれは全然作者ができることではあるんだと私は思っているんですけど作者ができるがばっかりに要はまとめる人がいなくてもなんとかなっているみたいなところがあって逆にね
はいなので出版業界全体で本当はもっといろいろ多分情報発信をどうやって本興味ない人にも届けていくかとか書店に来てもらうかっていうのは多分考えなきゃいけないんだと私は思ってるんですけどまあでもいかんせんその個人の発信ができてしまうがばっかり別にしなくてもいいようになっているみたいなことだと思います逆それすごいわかりやすいですね
それで言うとだから例えば三宅さんのファンとか三宅さんの本が好きな人とか他の何々さんが好きな人っていうのはその X なり何なりフォローしてれば分かるんだけれどもその中二階みたいなのはじゃあその出版社としてこういう人たちを出していますけれどもその出版社の存在みたいなのっていうのがすごい希薄になっちゃってて本屋さんもそれに類するのかもしれないですけれどもがなんか存在をもうアピールできていないということになるんですかね
そうですねそう思ってますねお付き合いなさる中で出版社や書店にはそういうところの危機感ってあるんですか
すごくでも本当に特に若い方であって現場の人はやっぱりすごく思いますねみんなそこへのどうやってお仕方みたいなムーブメントに乗せていったらいいんだろうっていうのはすごくみんな考えているところだなと思うんですけどなかなかみんなでどうやって変えていくかっていうのが難しいなと思いますキュレーターみたいになったりはしない?
クレーターっていうのは何がですか例えば出版社の編集者の方っていうのはすげえいっぱい本読んでたりすごくアンテナが高かったりするわけですよねっていう中で今読むならこういう本ですよ的な発信っていうのはあるんですかもちろん例えば個人でポッドキャストされてる方もあと出版社でポッドキャストを例えばしてるとか YouTube してるとかそういう方はたくさんいらっしゃいますねうん
私それこそケンゴさんみたいな TikTok で本を紹介してバズらせるみたいなケンゴさんとかもそうですしインフルエンサーみたいな方も全然他にもいるので個人で頑張ってないわけでは全然ないと思いますねただそこら辺があんまりうまいこと束ねられてる感じではないってことですか
そうですねなんかこう他の講演ために比べるとやっぱりここを見ればわかるみたいなのがなかなかまだないなと思いますね確かに僕ずっと不思議なんですけど YouTube もなんか月間 YouTube みたいなのないですよね月間 YouTube あの YouTube そうですねこれを見とけば YouTube の流れに乗れるよみたいなのあったら僕めっちゃ欲しいんですけどでもなんかやっぱりそういうコンパ
映画化自体が YouTube 的な視聴者と相性が悪いんだなと思いますなるほどね僕はパッケージ世代ってことなのかもしれないですね
まあでもパッケージ世代も YouTube 見るようになってるから全然する人がいてもいいと思いますなんかある意味そのなんていうんですかねあのツイッターのゴシップ集める人とかそういう需要だと思うのでまあ自然発生的に現れてはいるんじゃないかなと思いますけどね公式がやらなくてもみたいなそれこそそしなさんの顔ぐらいしか思い浮かばないですもんねあーそのジジネタってことですかそしなさんの見てこういう YouTuber いるんだって知りますもんね
そうですよねなんかユーチューバーで全然自分が知らない YouTube が 100 人 200 万人とかやっぱり日本一登録者数が多い YouTube とかも全然知らないなって思いますね私正直ヒカキンさんの動画とか 1 回も見たことないですもんねでもなんかやっぱりそういうこう
なんかパッケージング化されたスターみたいなものじゃない方がいいんだろうなと思いますわかりますね登録者数が 10 万から 30 万ぐらいあたりっていうのがちょうど一番しっくりくるなって感じしますもんね話をポッドキャストに戻しますけれどもポッドキャストのビジネスでしたねということで宮城さんご自身は今のところポッドキャストがビジネスに結びつくっていうところでは今苦戦なさってるっていう感じはい苦戦してます
何かどうですかでもポッドキャストにできることってあると思いますか
ポッドキャスト自体が世間に対してできることはこれからどんどん増えていくと思いますやっぱりさっき言ってたように個人で喋りが面白い人がガンガン発信できるとか即時性を持って面白いコンテンツを喋れるみたいなことに関する需要はもっと上がる気がするのでもっとポッドキャストをやる人も増えるんじゃないかなと思いますね宮城さんは続けていきますか
なんかでも収益化を本当どうしようって言ってるのでそこらへんをなんとかなんかそれこそイベントで聞きたいです皆さんの収益化ポイントをなんかその例えば聞き換え会的なグッズを作るとかそういうことも特には考えてないですか
ねえなんかグッズを買う人をどうやって集めたらいいのかっていう感じですねまずはね数字はいいんですけどあんまりそこまで再生回数多い感じじゃないってことですか
いや再生回数はあれなんですけどまあでもなんか分かんないですちょっと自分と自分もそうだしやってる人の中で多分知見がないのでなんかまずは今後イベントとかやっていくつもりなのでなんかそういう時にちょっとグッズとか作ったりとかしてどれぐらい買ってもらえるかっていうのを試すみたいなのをやっていこうと思いますねイベント自体もまあ有料で来ていただくっていうことですよね
そこを試すことによってちょっと手応えを考えながら進めていくって感じですかそうですね明らかに YouTube の方がマスにはさすがりそうですよねそうですねでも分かんないですけど機械界とかマスになりそうな気もするのであんまり YouTube だから
ポッドキャストだからっていう感覚はなくなっていくと思いますアメリカの流れとか見ててもポッドキャストと YouTube がだいぶ混合されそうだなと思うのであんまりそこを分ける必要もないのかなと思いますじゃあ三宅さんご自身は YouTube とポッドキャストって両方やってるわけじゃないですかこの辺ってそう統合されていくんですか
そうですねちょっと今度は始める別のポッドキャスト始める予定なんですけどそれは YouTube とちょっと連動していこうかなと思ってるのでそこの辺はもうメディア出し先が違うって感じでやってることは一緒っていうことですかねそうですねなんかそういうふうになってくんじゃないかなと思いますねなるほどね
多分だいぶ時間もいい感じになってきたと思うので今までの話聞いて藤田さんや岡山さんや吉岡さんで何か聞きたいことあればどうぞないんかいごめんなさいノイズって話が出てただノイズを我々なんかは結構ノイズないと楽しめないみたいな世代だったり職業だったりするんですがそこの魅力って
を伝えきれてないっていうかなかなか伝わりづらくなっちゃってるなって思っていてそこをその楽しみっていうのをどういうふうに出していくかっていうのは三宅さん自身はそのノイズの楽しさみたいなのはどういうふうに伝えようっていうふうに思ってらっしゃいますか
そうですねやっぱり面白い楽しいコンテンツを増やしていくしかないと思っていてそれこそ例えば本っていうのは歴史の話とかもノイズだけれども意外と読んでみると面白いなって思ってもらうとかも面白い歴史の話をしていくしかないと思っていてなんかこう
自分の好きなノイズの形をどうしたら面白さが伝わるように伝えていけるかっていうものを発信の質を上げていくみたいなことでしかないのかなと思ってますねただ我々の場合振り向いてさえもらえないっていう現実があるってそこを振り向かせるために例えば皆さん三宅さんとかそういう方と一緒に
ノイズ的なものの面白さっていうのをもう少しまとまった形で見せていかなきゃいけないなっていう感じはしてるんですね新聞社だけではなくていろんなそこに同感共感してくれる人っていうのをどうやって集めるかっていうのが一つかなと思ってポッドキャストっていうのはそういう意味でそこのつながりが作りやすいかなみたいに思ってるところです
すいません自分の意見言っちゃうよく言うやつね質問かと思いきや自分の意見変えちんおじさんね他ないですかじゃあすいませんぶっつけていきなり収録させていただきましたありがとうございますさすがですね速報力の高さでびっくりしてますけどありがとうございますイベントも楽しみです楽しみにしてますありがとうございますありがとうございます
はいというわけで三宅加保さんとのやりとりをお聞きいただきましたどうだったですかね初対面対面してませんからねオンラインですからやや固いやりとりになったかなと思いつつ私この収録が終わってからですね一念発起いたしまして三宅さんの本出てるな全部読みました 13 冊 13 冊
大変ですって言ったけどねでもねすっごい面白いんですよね私特に気に入ったのが古典に関する本でこれを中学生とか高校生の自分に読んでいたら本当に古典好きになってただろうなと思いますよね枕草子ってそういうことなんだと聖書名言っていう人が中宮天使っていう人に対してラブコールを送ってるってそういう話なのねっていうね
いうようなところであるとかまあだから萌えみたいなことをキーワードにして古典を読み解いていくっていう最高に面白い本でしたねとかもう本当にね自分が読んだ本読んでない本でもですねもう読みたいって思わされるようなブックガイド的な本とか山ほどありますんでぜひ皆さんもねお手に取ってみるのもいいんじゃないかなと思いますはいでこの三宅さんを含むですね
それではまたお会いしましょう