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編集マニア 日常には役に立たないけれど明日から新聞を読むのがちょっとだけ楽しくなるかもしれないそんな話題をお届けしております皆さんこんにちは 朝日新聞の堀江ですそしてメインスピーカーの安藤秀樹さんですよろしくお願いします今日は久々にあの方が来てくれましたね今永亮ですよろしくお願いしますということで安藤さん今日はどういうテーマでしょうか
はい今日は不法について話したいと思います不法お悔やみですねどなたかが亡くなった時に新聞はどう作っているのかといった話ですはい前回の続きからお送りします
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植木ひとしさん植木ひとしさんですね素晴らしいすごい頭の回路が繋がるあれと繋がらないときがあるなわりぬいさんとか名前が誰だっけ確かにあと強かったのは赤い背中比較訴えってのも俺すごい強かったなと思って谷口さん谷口さん二段調で火傷して背中がすごく悪化になってなかなか赤い背中ってのもすごい強いし比較ってワードも打ってるしこれがやっぱりなんかね
この人にしかつかないほとんどそこのベクトルの強さって大事一方でこれあの当時そうじゃなかった編集者に対して一応言っておくと当時その斜面のサイドを読むときは一面が当然誰々さん主張なのもんだからその人が亡くなってるって前提ではあるね今僕らがさ過去の記事からサイドの見出しを探すときにこれサイドの見出しだけで誰かがわかるよねっていうのはちょっとずる
なところがあって後出しじゃんけんみたいなところがあってでも後々見てみるとこの見出しいいよねって思うのはやっぱりそういうこの人にしかつかないであろう見出しっていう方がやっぱり記憶に残るんだな
っていう風には今回探してて思う まあそうですね私も見ていて例えば千代の富士山だとウルフってね言葉が使われてるんですよこれ一面にもあったね一面の袖にもねそうなんですねそういうかこの言葉とってくれてていうまあのいい見出しをねつけようみたいなものもちろん編集者としてあるんですけどでもそれってまあある意味 まあ
編集者の自己満足にも過ぎないかなと思っていてちゃんとねあのそこにより過ぎないあの編集者の自己満足じゃなくてちゃんとね気ねりがなくてもその人の功績といえばこれだよねっていう言葉をつけていくその中でもしかしたらこれは人に響く見出しかもしれないけれど当たって
見出しで普通の人はあんま記憶しないじゃないですか僕ら編集者だから職業病であの見出しは良かったこの見出しは良かったってなりがちだけど大体世間一般の人はこの人が亡くなったっていうその事実が残るわけでその事実を伝える上で何が必要かっていうのをちゃんと見たいなと思いますね確かにねその辺がね難しいですよねそういう有名な歌詞があるって思ったらここ
だから取りたいってなるとそこに陥ってねうまく見出しに落とし込めなくて沼にはまってしまって見出しつかないまま苦しむみたいなうまく合わせて取ることが目標になっちゃうんだよね基本的に不法のサイドってのはやっぱり読者もびっくりした僕らもびっくりしたそこでその人がどんな方だったかっていうのをやっぱり一緒にいたみたいっていうところが先なのでだけどやっぱりね僕ら職業病なんでねっていう見出しをつけたいっていうのもこれはまあ否定しないところだけど
そこのバランス感覚ってのはやっぱり大事ですそうですねだから本来の趣旨を忘れちゃいけないっていうところですね三空ひばりさんの扱いなんかも私もこの話をする上で気になって調べたんです 1989 年の 6 月 24 日でね一面本気ですよ写真もどーんと大きく使って勇敢なんですけど一写二写もどーんと見開きですよね例えば何かその歌をね
取っているのかなと思ったんですけど特にそういったね川の流れのようにとかどう使うのかなと思ったけども淡々と構成しているなと思いますね戦後の心に歌で生き不動の女王 40 年と結構シンプルでいいと思いますね渋滞説の中に引退ないわっていう直近のね鍵かっこなんかもお言葉なんかも引用して見出しが
こういううまい見出しをつけたから必ずしもっていうわけではないんだろうなって思いましたねそうですねあとその不法の記事のサイドにつける見出しじゃなくても例えばスポーツ面で鳥山明さんの時の話安藤さんよくされてますけど天罰高校野球のねつかまって貼るのいただきねこれは全く鳥山明さんの記事がそこに載ってるわけじゃないけど痛む
というかねリスペクトもありてっていうところもあったりしますよねそれがいつでも乗るものじゃないからなぜそれがっていう理由がなんとなくねスケル側としては欲しくなるけれどそういった形で不法でもですねいろいろやり方であったり展開の仕方であったりその目玉の親父でもありましたけれども 165 っていうそういう小さい見出しでもすごく我々はこだわりを持って写真一つでもすごく
セレクトもこだわりを持って作っているっていうところをね皆さん思いながら不法が出てきた時にこれはこういう見出しだったんだなっていうのを思いを馳せながらまた紙面とかも安藤さん読んでほしいですねそうですね不法の話なんで原則乗らない方がいいんです絶対ただそういうわけにもいかないので誰かが亡くなったそれがニュースになったって聞いた時にじゃあこの人だったらこんな言葉が必要なのかな
こんな作品が見出しになったりするのかなっていうのをちょっと考えてもらったらまたちょっと新聞を読む見方っていうのも変わってくるかなと思いますねはいということでね今回もいろいろと話してきましたのでまたですねあの感想の方寄せてもらえればなと思います今ですねディスコードっていうところもねやっていてあの安藤さんがですねこぼし話っていうの裏話をいろいろ書いておりますので今回も不法の裏話ってあるので
いくつか喋ろうと思ってパスしてこれはこぼし話に回そうと思いながら今喋ってたずっとこぼし話ありきで最近話してますねこぼし話っていうのはこの編集マニアの本編で語りきれなかったことをディスコードの方でたっぷり書いておりますのでこちらの方ぜひ皆さん見てほしいなと思います多分皆さんも記憶に残ってる方とかたくさん
ありがとうございました