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cover of episode ヤマトvs日本郵便、訴訟になった協業 便利さの裏で 読者が選ぶ推し記事(2月分) #50-457

ヤマトvs日本郵便、訴訟になった協業 便利さの裏で 読者が選ぶ推し記事(2月分) #50-457

2025/4/14
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MEDIA TALK メディアトーク

AI Deep Dive Transcript
People
5
50代女性会社員
5
50代男性会社員
中村建太
小林友花
Topics
中村建太: ヤマト運輸と日本郵便の協業は、2024年問題(トラック運転手不足)への対策という背景がありました。しかし、両社は詳細な契約内容を詰めることなく協業を進め、想定外の事態が発生しました。特に、ヤマト運輸は日本郵便への委託により、翌日配達を翌々日配達に変更せざるを得なくなり、顧客満足度を低下させました。また、ヤマト運輸は訴訟中にもかかわらず、積極的に取材に応じ、自社の主張を伝えようとした一方、日本郵便は積極的に情報発信を行っていました。この対立構造は、両社の企業文化や情報発信の姿勢の違いを反映していると考えられます。 さらに、今回の協業トラブルは、企業間の競争と協業のバランスの難しさ、そして消費者側の意識改革の必要性を浮き彫りにしました。消費者は、便利な翌日配達に慣れてしまっているため、配達遅延に対して不満を抱きがちです。しかし、物流業界の現状を理解し、ある程度の遅延を許容する意識を持つことが重要です。 今回の取材を通して、企業間のトラブル報道は、単なる事実の羅列ではなく、企業ガバナンスや消費者行動といった様々な問題を浮き彫りにする重要な役割を果たすことを改めて認識しました。 小林友花: 読者からの反響は大きく、多くの人がこの問題に関心を持っていることがわかりました。記事を通して、私たち消費者にとって身近な問題であることが改めて認識されました。また、記事からは両社の対立が強く伝わってきて、特に大和運輸の主張が強く表現されている点が印象的でした。 私はフリマアプリをよく利用しており、ポスト投函型の商品を多く出品しています。そのため、今回の記事の内容は私自身にも深く関係しており、非常に興味深く読みました。記事を読み終えた後、改めて物流業界の現状や、消費者の意識改革の必要性について考えさせられました。 記事の文末にある「まともな判断とは思えない」という表現は、非常にインパクトがあり、読者の記憶に残る言葉になっていると思います。 50代女性会社員: 私は、この協業トラブルを通して、物流業界の労働環境の改善と、消費者の意識改革の必要性を感じました。企業間の協業がうまくいかない原因を深く知りたいという思いと、消費者が便利なサービスに慣れすぎている現状への警鐘を鳴らしたいという思いから、この連載記事を推しました。 50代男性会社員: カーリングのスイープに関する研究は、身近な疑問を科学的に解き明かすことで、科学研究への関心を高めることができる好例です。少ない費用と工夫で、面白い結果を得られることを示すことで、学生にも刺激を与えることができると思います。

Deep Dive

Shownotes Transcript

みなさんこんにちは朝日新聞の南日慶子です

はい今日はですね読者が選ぶ一押し記事を紹介する押し記事 2 月分の 3 本が決まったということでこの方と一緒にお伝えします朝デジ事業センターの小林ですはい小林さんよろしくお願いしますお願いします押し記事ね各月でやってますけど今年今回は 2 月だったんですねそうなんです朝日新聞が 1 月にリニューアル?あったんですか?

アプリのリニューアルがあってそれにちょっと傍撮されており 1 月を 2 時指数のが難しかったので今回 2 月になっています 2 月の 3 本が選ばれたということでその記事をこれから紹介していきたいと思うんですけれどもじゃあ 1 本目紹介してもらっていいですか 1 本目は大和 vs 日本郵便壊れた協業の連載になります

はいこちらはですね日本郵便が大和運輸に 120 億円の損害賠償を求める訴訟に発展した大型協業がありましてそちらをめぐるいざこざですかね企業間同士のトラブルの原因が何だったのかを検証した記事になりますけれども読者の方からはどういうような

推し理由が届いているんでしょうかはい 50 代女性会社員の方からで今回の記事に対するキャッチコピーがトップたちよ社員の健康を守れ消費者よ慌てずに待てというタイトルをつけていただきました内容としましてはポチるとすぐ届く当たり前の日常が引き起こす物流問題が注目される中働く方々の労働環境が少しでも改善されればと思う

物流業界大手の協業でそれらが少しでも良い方向に行くのならと望むがどんな理由でかなわなかったのか興味があったぜひその後も読んでみたい何より私たち利用者がスピード配達を当たり前と思わず心に余裕を持つ意識改革をしなければと感じる

こういう理由が届いているんですけれどもこの記事ですねポッドキャストでもおなじみ藤田智也記者とが書かれているんですけど一緒に藤田記者と

取材をした中村健太記者に今日はスタジオにお越しいただいております中村さんどうぞよろしくお願いしますよろしくお願いします中村ですじゃあ中村さんちょっと自己紹介してもらっていいですか私は 2018 年の入社で地方では新潟と岡山にそれぞれ 2 年ずついてその後まず大阪の経済部でパナソニックとかシャープとか直近で言うと大発とかですねあの辺の製造業を

担当して去年の 4 月から国土交通省で物流とか運輸とかそういった分野の取材をしています今回ねその大和と日本郵便のこの対立を描いたわけですけれどもまずちょっとこの対立どういうような内容なのか

ご説明いただいていいですかはい皆さんどちらもご存知よく知っている身近な企業かなと思うんですけれども日本郵便と大和もともと両者すごく仲がいいとは言えないような会社でですね日本郵便がいろいろとメール便というかそういったところを新書とかですね独占してきた中でちょっと仲の悪い会社同士が

薄型荷物よく最近メルカリとかで薄型の段ボールみたいなものがポストに入れるやつですよね郵便局のやつでも郵便局はポストに入れるけどヤマトのやつはヤマトの配達員さんに

お渡しして届けてもらうっていう感じですよねそういう薄型荷物とかあるいはヤマトがやっているメール便の配達部分を日本郵便に委託しましょうという協業を発表してこれがさっき言ったようなちょっと仲の悪い会社が若いというか協業に向かったということで結構驚きを持って

迎えられたところだったんですけどもちょっとすれ違いが生じてきていて

自治体の協業も少し遅れて今回訴訟に至ったという感じですねヤマトと日本郵便ってちょっと遠からじゃなくかなり仲間が悪いやっぱり日本郵便ってある意味官の仕事で守られているところがあってじゃあそこにヤマトが参入しようとするとなかなかこう

参入するのが難しかったとかそういうような経緯があるんだと思うんですけどそれでそんなに仲のいい会社ではないライバル同士なんですけど NHK と民放みたいな感じですか確かに似ている確かにそんな感じですねまあまあそういうようなライバル同士が手を組んだっていうかなりその発表の時は画期的

私も担当になる前だったんですけど非常に注目を集めたと聞いていますそれがうまくいかなくなった裏側を探る連載だったのですけれどもぜひ何があったのかというのはこの連載を見て読んでいただきたいんですけれども

私が読んだ感想はヤマトよく取材に応じてくれたなっていう感想でして私も高校生を担当してた頃は物流業界も取材してたんですけどなかなかそのヤマトさんが恩で取材に役員の方が出て応じるっていうのは景気アンケートっていうのを経済部ではやっていて今年 1 回なんですけど

当時は任意会やっててそこでインタビューに行くときについでに普段思っていることも含めて全部聞くみたいな感じでやっていたんですけれどもこういう争いになっている案件で大和がオンで取材に応じるっていうのはすごく珍しいなっていうふうに思ったっていうのが感想なんですよね

中村さんどうですかそうですねこういった取材ってよくオフレコで大和幹部はとか関係者はというようなクレジットが出てくるパターンいわゆる朝駆けお回りみたいなところがあると思うんですけど今回はもう名前も出して役員の方が取材に応じていただいたということで逆に言うとそれだけ対立が深まっていて自社の主張を記事でも訴えたかったという意図があったのかなと思います

結構日本郵便とか日本郵政かなは定例会見があってそれぞれ自分たちの意見を言う場っていうのはあるかもしれないんですけど多分大和の場合はそういう場ってあまりないのかな決算発表ぐらいですかねそうですね決算発表の時も社長は出てこられないですね景気アンケートも今もご協力いただいてるんですけど大和ホールディングスさん社長のインタビューは近年

受けていただいてないという感じであまり社長にお話を聞く機会とか役員の方とかに聞く機会はそんなに他の企業に比べて多くはないですね

取材に応じて自分たちの主張を伝えていきたい知ってほしいという思いはあったんでしょうかねあったんだと思いますねこれ記事を見ていただくと少しわかるかもしれないですけど日本郵便はどちらかというと積極的に取材に応じているというか主張を展開している一方で大和の方はあまりこの事案がわかってから

自社の主張というか、というような発信があまりできていないというか、意図的にしてなかったのかもしれないですけど、というところもあったので、ちょっとここで一つ何か言っておこうみたいなところがあったのかなと推察するところであります。

小林さんはこの記事を読んでどういう感想を持ちましたかそうですねまず推し記事募集している際に結構たくさんのお便りをいただくんですけど今回のこの連載を上げている方っていうのは 5,6 人はいたんですねそういう記事がある時もありますしやっぱり皆さん各々の関心に合わせて

違うものを送ってくるのでまずすごく皆さんにとって気になっていた記事なんだなっていうのが一つあと先ほどフリマアプリの話ありましたけど私もよくフリマアプリやりますししかもその中でもポスト投函型の商品ばっかり出品してるので出品してる方ですか?はい出品してますそうですね利用者なんですねそうです利用者ですなのですごい読んでて

我々にとって身近な話かなと思うのでこんなことがあったんだというふうに読みながら思っていましたあとはあれですね文章から緊張感がとっても伝わってくるところでしたりとかあと

なんていうんですかねその文の中でパンチラインみたいな言葉があったなと思っていて皆さんぜひ読んでいただいたらわかるかなって思うんですけど第 1 回の文末に書かれている編成していく大和の説明日本郵便まともな判断とは思えないっていうまともな判断と思えないっていいなっていいなとか言っちゃいけないですけど読んでてにやけたりもするそんな強い言葉とかもたくさん飛び交ってる連載だったと思います

これ藤田さんと一緒に取材されたということなんですけど私も藤田記者とは一緒に取材したことがあるんです

って言っていいのかなあるうちはあるんですけどどうでしたか中村さんフジタリズムみたいなものそうですねやっぱり最近だと藤田さん M&A の話とか日本予備の取材には長く携われていてやっぱり朝日新聞のデジタル版でも非常によく読まれる記事の筆者として社内ではというか経済部の中ではどうみたいな

そうですね結構経済部もそうですけど

ある程度本社に来る記者は一人前になってきているという認識なので結構手取り足取り教わることってあんまりなくて結構一人で現場に放り出されているところもあると思うんですけど藤田さんって結構なんて言うんですかね結構面倒見がいいというかいろいろ教えてくれる人で楽しい人なんですよ一緒に取材していると

こうやって詰めていくんだと例えば同席させてもらったりとかするとこういうふうに詰めていくんだとかなんかすごく好奇心のまま聞いてるなみたいな楽しそうなんですよねものすごく取材楽しんでらっしゃる記者だなっていうのはすごく思いましたねそうなんですよやっぱりそういう楽しそうに取材してると相手も楽しそうに

ディテールを話してくれるっていうようなところを目の当たりにして自分の取材浅いなみたいな風に思うこともたくさんあったなっていうなんかスルーって流してしまうようなところも結構藤田さんはねグーって聞いてたりとかするんですけどねそうなんですよねでパワーワード多いですけどパワーワード出てくると取材してる時ってなんかちょっとおおって思いませんか

楽しいですよね見出しになるなとかちょっとここでフックになるなって取材しながら思うところですそうですよねであのなんかうまくこう出てきてもうまくいかせない時もあって記事にするとなんかその時の感動があれなんかちょっと文字にしてみると薄いかもみたいな風になる時もあるんですけどこの連載はねそのパワーワードをうまくこう

文章の中でね活かしているなと思ったんですけど何か気をつけた点とかありますかそうですよね結構藤田さんが取材した中でのいわゆる鍵かっこみたいなところも多いんですけどまともな判断じゃないとかって普通対面でも文面でもそうですけど使わないですよねその辺はやっぱり訴訟になってるぐらい両者の関係性が対立しているっていうことなのかなと

今回はまさにその対立を描いていくところなので両者の役員とか関係者の人がこういうふうに話してましたっていうのを淡々と描いていく中でもこのいわゆるパワーワードみたいなところが一番わかりやすい部分にもなったのかなと思いますね

今回これ前菜しようというふうになったのはどうしてなんですかこちらの問題ダイヤモンドオンラインさんがおそらく最初だったんじゃないかなと思うんですけれどもこういった問題が発生していて対立状態に入りつつあると

でこれが去年の年末ぐらいかなって私はちょっと別のあのこの時期ってあの税制調査会 税庁が動いていてですねそちらの 11 月下旬から 12 月頭にかけてですねそうですねちょっとそこはの財務省経済部の中でも財務省のクラブとかが少し忙しく なので私も国交省から応援に

行ったりしていてちょっと追い切れてなかったようなところもあり少し朝日新聞で処方がれというのは比較的遅かったと思いますこれ藤田さんが書いてくれてたんですけど筆者の藤田さんもここまで読まれるとは思っていなかったというのはすごく強く言ってましたそれだけやっぱり薄型荷物とか使われている方も個人の方でも業者さんでも多いところなので注目が集まったのかなと

なのでまあ処方はどっちかというと遅れていたところなんですけどまあその代わりにやっぱり深く書いていこうというところで連載にもすごく適したテーマなのかなと思って 2 人で動き出しました

取材で一番苦労したこととかって何ですかそうですね最初の方にも話があったんですけどやっぱり大和側への取材をどうしようかなというのは少し考えました今回の裁判日本郵便がいわゆる原告となって

被告の大和運輸を訴えているというところなので訴えている側の日本郵便はやっぱりいろいろ言いたいですよねだからいろいろと発信をするんですけど訴えられている側の大和は普通に考えて裁判までいろいろと策を練っていくところだと思うのでそんなに積極的に情報発信することに利点を見出せないところも一般的に考えてあるだろうなと

その中でどうアプローチしていくかっていうところだったんですけどもちょっとあんまり細かいことは言えないですけどもいろいろと調整をして結果的にいわゆるオンレコでカズマさんという役員の方が取材にもしていただきましたそうですよねなかなかその取材するタイミングも一番最初がいいのか後がいいのかとか難しいですよねそうですね

あんまり私がよくわかっていないところもあるんですけどその企業がどっかの会社に対して訴訟するっていう風になった時にもちろんやっぱり原告側はこっちは被害者だって感じでやるのでいっぱい情報発信したいってその通りだと思うんですけどそのなんて言えばいいんですかね相手側も相手側って何て言えばいいんですか訴訟の場その場では準備するために何も言わないみたいなのがそもそも普通なんですか

多分裁判ではいろいろと主張していくことになると思うんですけど裁判の前にいろいろと発信してしまってただ裁判の時にそことちょっと主張が変わっていくみたいなことになってしまうと裁判の中でこの過去の取材ではこう答えてましたよねみたいなところが逆に証拠になってしまったりするところも

あるのかなと思いますね結構裁判で訴えられた方に取材すると訴状が届いていないのでコメントできませんっていうコメントをよくありますねいただくことがあるんですけどやっぱり小学生になっている時に何かこう言うっていうのはディスクだと捉える企業の方が多いのかなっていうのはありますねそう思うと今回の連載はよく本当大和側が

取材に応えてくれたという感じなんですねそうですねちょっと私たちも中はダメ元みたいなところもあったんですけども取材 OK しかもオンレコということでちょっと驚いたところではありましたでもやっぱりその言われっぱなしのような状態にもねやっぱり訴えられた側ってなりますよねそうするとそっちの方にこう世の中の流れが来るとなるとやっぱり

違うよでも反論するのって難しいどうしたらいいんだろうっていうなった時にやっぱり自分たちの言い分をきちんと反論しておかないとやっぱりねその世の中は分かってくれないですからねなんかそういう難しさがあるのかなと思ったら取材される側もすごく慎重に言葉を選びながら

お話しされてたと思うんですけれどもそこに至るまでの深い取材があったからこの記事がですねうまく大和の優位分っていうのがうまく分かるようになってるのかなっていうその前提としての深い取材があったのかなって私は記事を読んで思いました新章疑いっていうなんか結構やっぱその

郵便って郵便とか宅配便ってその区別が今つきにくくなってますよねなんていうのかな郵便局で送るか大和さんとか佐川さんとかで送るとか消費者としてはそれぐらいのそういういろんな選択肢があるんだけれどもこう

細かく見てるとなんか違ったりするじゃないですかそこがすごくわかりにくいんですけれども今回中村さん取材してこのトラブルの原因ってどこにあったというふうに思いましたかそうですね

難しいところなんですけどこれは取材に応じてくれた大和運輸の専務の一馬さんもお話しされてたんですけど 2024 年問題いわゆるトラックの運転手の方が足りなくなったりみたいなところの輸送力不足

そこへの解決策みたいなところも含めて今回の協業を持ちかけたっていうところがあってそんなにあの契約というかあのその協業の合意に至るまでもそこまで深く詰めてはなかったひとまず目標を立ててそこに向かっていこうっていうところがあったんだけどもそこに対しては山田もそうだし日本郵便も両社ともちょっと

いけると思ってたけどそうじゃなかったっていうある意味での誤算というか想定外っていうところが経営面というか授業を進めていく中でもあったのかなと思います方向性はねあったけれども細かいところでちょっとやっぱりうまく

うまくいかないんじゃないかっていうのが見えてきたって感じですかねそうですね大和川への取材だと大和川さんだいたい荷物をガーッと集荷して集めてそれを持っていく荷物配達していくのがだいたい夜の 7 時ぐらい日本郵便さん 5 時 6 時ぐらいでその 1,2 時間ぐらいをちょっと集荷を早めて日本郵便さんに持っていくみたいな

その辺の調整ができると思ってたけど意外とやってみて難しかったみたいなところがあると言ってましたねヤマトにとっては 1 日遅れになっちゃうってことですよねそうです 2 日で届くところが中 3 日になっちゃうとかうん

結局顧客の方から不評が多かったっていうところですね今回の協業でもともと大和の商品というか配達商品だと翌日届いてたものが日本郵便に配達委託したことで 1 日荷物を一晩寝かせちゃうことになって翌日届いてたものが翌々日になっちゃったりなので利便性が利用者目線からして下がったっていうところが一番大きかったかもしれないですね

利用者としてはどうですかやっぱり 1 日何日かかるかって大事ですよね翌日届くか翌々日か私すごい早め早めっていうタイプの人間なのでいつ届いてもいいぐらいに 1 週間前とかに自分が注文するときはそうですけど確かに自分が何かを出品するってなった時だと

なんかできればその日に送ってほしいですとかなんかもう 3 日後に使う予定があるからなんとか便で送ってほしいですみたいなのをコメントいただく時とかもあるので何ですかね人間ってやっぱり

すぐ欲しいっていう感情ってあるじゃないですかわかりますギリギリまでやらないとかもそうだと思うんですけどなんかそれはわかるっていうか一回早く届いちゃうの経験しちゃってたら昔できたじゃんってなっちゃうからお客さんの気持ちわかりますねそうですよねメデカリとかに出品するときに配達までにかかる時間って書くじゃないですか 1 から 3 日とかあれ早めに設定

しておいた方がなんかね発注きそうな感じしますよねなんか実際メルカリの通知とかでも発送 1 から 2 日みたいに設定すると売れる割合が何パーセント増えますみたいな通知とか来たりするので多分学習的にはそうなんだと思いますねやっぱりなんか便利になってきてる中でじゃあ競争競業っていう理念はあっても競争っていうところになってくるといやーちょっと

これもあったと思うんですけど日本郵便で出せばちょっと何十円か安いみたいな同じサイズでもじゃあ郵便局に出そうかってなってしまう

のと同じように日本郵便で出したら明日届くけど大和で出したら明後日になっちゃうとかだったらじゃあちょっと遠くの郵便局に行くかみたいな感じになって大和としてはちょっとあれせっかく協業したのにお客さん取られてないっていう感じになってうまくいかなくなるっていうのは分かるなって思ってそれを日本郵便から見れば

協業しようって言ってきたのになんだよってなるのも分かるなと思ってその協業と競争の難しさっていうのがなんかここに現れてるなと記事を読んで思いましたねそうですね本当に今話したみたいに小林さん言ったみたいに一度慣れてしまうとそれが当たり前になるからその読者の方が

見出しにつけてくれたみたいにその待つっていう消費者よ慌てずに待ってっていうのは本当その通りだなと思いましたねそこはやっぱり国土交通省もその 2024 年問題の対策でいろいろと策を講じてはいるんですけどその中の大きな一つの柱としてやっぱり消費者側の行動変容

みたいなところは大きくありますよね再廃退ツイツの削減とかも国も進めてるんですけどなかなか下がっていかないと 1 回で受け取るとポイント楽天ポイントとかポイントをつけるような施策もしてるんですけどそれでもなかなか

持つほどは減ってないっていうところで Amazon を始めすぐに届くプライム会員だと追加料金とか無してすぐ届きますよね翌日ぐらいには届きます一度そういうサービスに慣れてしまうと中 1 日空くとかってなるとおおみたいなことはありますよねただなかなかそこも少しずつ許容していかないと

物流自体が成り立たなくなるのかなという思いは企業も官僚というか省庁の人たちも持っているところですねよく私週間頼むんですよ週間?荷物を取って山本さんにね家にまで取りに来てもらうんですけどだいたい午前中指定にすると多分トラックが配達終えて空になってから

来るから 12 時ぐらいかなって思ってるんですけどそれが 10 時ぐらいに来たりとかする時もあって何言おうとしたんだっけなだからそのなんていうのかな逆のこと言おうとしたんだな失礼しました荷物を時間指定

されたものが来るときに 12 時までに来るって思っているけれどもやっぱりすごく忙しいのかな 12 時超えちゃうときとかも

あるんですよねありますよねその時はやっぱり怒らないようにしようって昔は多分この 2024 年問題が起こる前は来るもんだと思ってるからちょっとこれから出かけなきゃいけないのに何をくれてるのよみたいな感じでちょっと怒ってしまう自分もいたんですけど最近は 1 時間くらいだったら怒らないようにしようかなっていう風にちょっと記号長くしてね待つように

しているんですよねやっぱそういうふうに消費者側も変わっていかなきゃいけないしあと昔に比べて再配達をしない仕組みっていうのできてきましたよね荷物会員とかになっておくといついつに荷物があなたの家に届きますと

もし変更が必要なら変更してくださいみたいなメールとか LINE とかが届くようになってちょうどいない日とかだったら土曜日の方に変えたりとか夜ならいるんだったら夜に変えたりとか午前中に変えたりとか自分の気持ちで本いないのに来ちゃうっていう時あるじゃないですかうん

そういうのは減らせるようになったのかなというふうに思ったんですけど今中村さんの話聞いて再配達率そんなに下がってないんだって思ってちょっとショックでしたそうですねナニスさんみたいに発送するお客さんが発送するときはそういうところもあるのかな受け取る側からすると結構今物流の配送業者さんとかに聞くと早朝とかに宅配ボックス合戦になって

結構埋まってること多いですよねマンション住んでた時に宅配ボックスちゃんと取ってくださいって掲示がありましたそれそこ私もマンションに住んでて結構大きいマンションに大きいというか大型なところで住んでるんですけど

私は宅配ボックスをすぐ取りたいタイプなんですよ入るタイミングで宅配ボックスに宅配が入っているとポーンみたいな宅配がありますみたいな土が来るマンションに住んでるんですよねたまに

なんかそのポーンって言った時に宅配の数に応じてその言葉を言うっぽくて 5 個ぐらい連続で言われてる人とか見た時にえなんでこいつ取ってないの早く取れやってね思いますよね確かにマンションはね特に宅配ボックス争奪戦が起きてますよね朝一で行ってもいっぱいなんですか朝一が一番空いてるのでそこをめがけて行くみたいな

ターマンとかで多分 1 割住人というか個数に対して 1 割とか 2 割とか多分そのぐらいみたいなことでよく業者さんから聞きますね朝一で行って宅配ボックスが空いてる率が高いからそこでまず宅配ボックスを入れておかないと午後とかに行ったとしても

宅配ボックスいっぱいで最大発の紙入れて戻ってくるっていう無駄が生じちゃうということですねそういうことですよね昼前になるといない方も多い中にも多いですね置き配とかもねでもだいぶ

できるようになりましたけどマンションって基本オートロックだから置き配してくださいって言ってもできないですもんね私の家は置き配あるんですけどでもなんか今度は置き配の問題みたいのが起きててすごいアマゾンとか頼む人だと思うんですけど玄関の前に置き配されすぎてて公共の

公共というかそのマンション全員のものなんで廊下って置き配ありすぎて景観を損なうというか邪魔だから早く受け取れみたいな張り紙貼られてる人とかいてその置き配ってオートロックとかの中に外に?オートロックで 2 段階ぐらい入った後にうちはマンションが何ですか外なんですよなんていうのいいんだろう

入るときは外から 2 段階で入り口入っていくんですけど公共部みんなで使ってる共有の部分っていうのが室内になくてなんか伝わりますこのマンションの作り内廊下じゃないところみたいな外廊下です外廊下野沢市のところに置いてあるってこと屋根はあるんで屋根はあるんだはいはいはい

結構あれですよねマンション管理会社さんによってはそのアマゾンとかの一部の認められた業者さんだとそのままピッと入れて置いてくるみたいなパターンも多いですよねそうですね確かにあの

あれですよね認めた業者さんだと管理人さんが常駐しているところだと管理人さんが開けてその各階に配達員が行けてドアの前に置くみたいな仕組みもね管理会社と住民たちが管理会社じゃない住民たちがそこのマンションの住民たちが合意していればそういうこともねできますよね意外に減ってないっていうのがちょっと

びっくりでしたここまで先ほど中村さんがおっしゃってたみたいに物理の記事って私あんまり読まれなかった印象があるんですけど

結構読まれましたよねこの記事ねそうですねそれやっぱり業者さんも送る側も受け取る側もやっぱり使ってる方が以前に比べても増えてるんだと思いますんで僕もだいたい日用品とかってほぼほぼ Amazon で買ってるぐらいでちょっとしたもの昔だったらスーパーとかドラッグストアにちょいと買いに行ったものも Amazon とかで買った

需要って多分増えてるような気もしますよねそうですよね私はリアル派なんでほぼあんまり買わないようにしてるんですけど私もリアル派で買ってますリアル派?リアル派ですあんまり宅配は送る専門?送る専門ですへー

うちは家族がとにかくポチるんですよ在宅勤務してる時にピンポーンって午前中来ます受け取ります午後ピンポーンって来るとねなんかちょっと

もうやりますよねだから私はできるだけ買わないようにしてるんですけどでもネットで買った方が安い時とかやっぱりあるんでついついそういう時はね

昨日もちょっと一つ子どもの防災術品をポチりましたね重くてかさばるんでなんで便利なところはあるんで使っていきたいなと思うんですけれどもやっぱりこの大和と日本郵便のこの何ていうのかな訴訟合戦訴訟合戦じゃないですね訴訟を見ると協業できないものなんですかねこの 2 社は

どうなんですかね取材をしていてもバチバチのライバル同士が薄型荷物とメール便っていう一部の事業で少し手を組みますっていうライバル同士が一部で手を組むっていうこと自体が少し難しかったのかなっていう見方を話される方もいましたねなるほどですねでも本当に 2024 年問題っていろんなところでね

言われていて引っ越しの話だとかねやっぱりどこか便利さを求めすぎたがためにしわ寄せがいってるところがあるのであればやっぱりそこは消費者の方も今までの当たり前を変える必要っていうのが出てくるのかもしれないですねそれは確実にあると思いますね

そうですよね中村さんはこういう企業のトラブルって取材するのは初めてでしたかそうですね複数の企業同士がバチバチやるっていうのは初めてだったかもしれないですねデジタル版ではね結構藤田さんが書いた M&A の話とか企業間のトラブルってとても

読まれる話なんですけどなかなかね取材は難しいことだと思うんですけれどもそもそも何があったのかっていうのを把握するのがね難しいですよねそうですよねやっぱり発表ベースだとここまで深くは書けないっていうところでそこはこっちからあのついづいと取材に行く必要がありますよねそうなんですよねなんであの

本当、記事になって出てくるときはさらっと取材しているように見えますけど、結構驚くさい取材をされていると思いますので、ぜひその辺も業間から。

読み取っていただけたらなと思います中村さんちょっと最後に言い残したこととかこれぜひ伝えておきたいとかいうことありますかそうですね私もその企業のガバナンスの問題とか自動車メーカーの認証不正とか取材はよくやってきたんですけど企業同士がバシバシ戦うみたいな

ところはそんなに取材経験がなかったんですけどやっぱりその対立軸がはっきりしていることとかも含めてその企業間のトラブルっていろんな問題とかあるいは課題とか

いろんな資産を与えてくれるようなテーマだと思っていて特に今回日本郵便とヤマトン郵という誰かしら何かしらで関わる企業というか使っている企業だと思うんですよねそこがどういうトラブルになっているのかということをファクトとして伝えるということは一つ意味としてあると思いますし

企業にとってもこういうトラブルがあったっていう先例を知るっていうことは企業にとっても大事なのかなという気もしてます訴訟にはなってないですけどまさにホンダと日産自動車とかのまさにいざこざもありましたよね一方で今回訴訟にもなっているのでそれぞれ

言いたいことというか言い分がかなり強かったかなとただそこは

なかなか鵜呑みにしてしまうとファクトから外れてしまうところもあるのかなというところでそこはかなり慎重に裏取りをした上で今回訴訟にもなっているので書面とかで証拠があるものとか両者とも認めたこととかっていうのをファクトとして認定してそれを淡々と書いていくということに気をつけていきましたぜひ読んでいただけると嬉しいなと思います

はい、ぜひ読んでいただいて、ファクトと見方というか思惑の部分と分けて主題、ちゃんと記事になっているからこその事実の重みと、なんていうんでしょうね。

事実は小説よりいきなりみたいなところがうまく本当に記事からわかると思いますのでぜひリスナーの皆さん読んでいただければと思います中村さんは以上になりますのでありがとうございましたありがとうございました

ねえ見てみて朝日新聞のアプリ新しくなっとるよそうなの何が変わったメニューっていうタブから連載やコメントプラス記者イベントのアイコンが乗っ取ってわかりやすくなっとるんよポッドキャストが真ん中にあるやんあとおすすめなのは記者フォローっていう機能フォローすると新しい記事のお知らせやイベント出演情報などがわかるんじゃって朝ポキの出演情報も載ってるやん

じゃあ水ニュース編集長の水野さんをフォローしてみようかな朝ポキに出とる人だったら中村さんにね大和と日本郵便の話を聞いてきましたけど小林さんどういう感想を持たれました?そうですね

改めて 3 人でお話ししている時に現状の問題もよく分かりましたし話してて盛り上がったなと思っているので身近な問題っていうのをここまで聞き出すのが大変だったかなと思うんですけど取材してくださって大変面白い記事でしたし

ためになったなという当たり障りのない回答ですかでも本当にメルカリとかで宅配便使う機会を本当にちっちゃな宅配便を使う機会って増えましたよね昔だと地元に野菜が送られてくる結構比較的大きなものでしたけどこういうポストとかでやり取りできる宅配便って以前は本当に

郵便で切って送ってぐらいしか使わなかったものがこういうふうに広がってきてそういう中での問題なのかなっていうあとみんな利用してるからこそ関心が高かったのかなというふうに私も思いましたね物流の 2024 年問題とかで配達員の方も大変になってると思うんですけど出社としてもですねなんかちょっと

便利になれすぎないようにしようかなというふうにも思いましたじゃあ次は 2 本目いってみましょうか 2 本目は始まりを歩く食品サンプル岐阜県群生市老の彫刻企業の現体験です

はいこれは食品サンプルの始まりを歩くシリーズの記事ですけれどもどういうお知りが来てるんでしょうかはいこちらのお知りのキャッチコピーは美しさを伝えるアートと旅をするこれは 40 代男性会社員の方からいただきました選定理由としましてはまさに新聞を読む理由の一つ好きな人が多い

好きなこと知りたいことを読むための記事ではなく私が新聞を読む理由として偶然の出会いからその記事をさらに深掘りしたくなるようなとても良い記事でした読んだ直後にグーグルで食品サンプル列車で検索しましたし子供にも記事を紹介して一緒に読んで行ってみたいねなんていいコミュニケーションにもなりました食品サンプルの始まりの地って岐阜県の

郡上八幡だったんですね 知らなかったですね 知らなかったですし私読めなくてすごい読み方で検索しましたそうそうそうあの郡上踊りって知ってます? 知らないです 郡上八幡で夏にやってる踊りがあって民謡なのが盆踊りもねすごく有名な地で私は盆踊りに行ったことあるんですけど そうなんですね

名古屋にいた時に名古屋のメンバーで見出していたんですがいい思い出ですねただねその食品サンプルの発祥の地としてもこういうふうに知られていて食品サンプルでなるものがあるっていうのがちょっとびっくりしましたねこの記事ね朝っぽきのリスナーさんのそやたさんうんうん

があのお敷地に推薦してくれたそうですよ じゃあもしかして

40 代会社員は添田さんでしょうか特定するわけじゃないですけどでもそういうポッドキャストでリスナーさんからもお敷地にいっぱい投稿いただいていて選ばれるかな選ばれないかなっていうのをいつもドキドキして待っているっていうのがここで分かって添田さんが嬉しいご報告として

ディスコードの方に書き込んでくれて私もすごく嬉しかったですねありがとうございますこの記事手出したさんっていう朝っぽぎではねおなじみの B の編集部の記者が

書いてる記事で私はもうこの記事を読むとちょっと寺下さんの声がね聞こえてくるっていうか私は寺下さんと直接何か収録したりとかあったりしたことないんですけどいつもね朝っぽきを楽しみに聞いてるんでどうしても寺下さんの声真似がね途中で出てきちゃうなと思いながら寺下さん節にこうすでに頭がなってるのを感じましたはい

小林さんは食品サンプルとかに何か思い出ってありますか私は小さい時に食品サンプルをストラップとかでつけるのに流行ってたんですよねっていう記憶とあとはショッピングセンターに行ったりする時に

なんか食品サンプルがいっぱい置いてあってハンバーグとかパフェとかおいしそうだなとかそういう記憶があります何さんはどうですか私はですねその新潟の地方のラーメン屋さんというかラーメン屋さんなのかなちょっとした飲食店に行くと食品サンプルが店の前に置かれているんですけどそのラーメンがどんぶりからこう

外れてるっていうかいうのを見て面白いなって思ってた記憶がありますねあと今はやっぱりガチャガチャとかで食品サンプルのパフェとかあってそれは自転車の鍵とかにつけたりとかしてました

だから私の食品サンプルの記憶っていうか正直偽物なんですね偽物だっていうのが分かるのが食品サンプルの良さ本物っぽいけど本物じゃないじゃないですか本物か偽物か見分けがつくかって言ったら多分見分けがつくんですよこれは本物だってなんかあの

心眼するわけじゃなくて偽物っぽく作っているところが食品サンプルのいいとこなのかななんて思ってますね作れるんですよねあれねでもなんかあの今回記事紹介するにあたって食品サンプルで検索したら食品サンプルを体験できる場所があってちょっと行ってみたいなって

思いましたねこれ多分友達とか家族とかでいたらすごい楽しいですよね楽しいですよね食品サンプルって海外にあるんですかねなんか海外に行って見たことあります?ないかもないですよねでもなんかあれ記事の中で海外の人が体験してみてこれこういう風に作られてるのに何ら書かれていたようなそうですよ海外の人が結構この食品サンプル

を日本のものだとして楽しんでくれてるっていうところがすごく

あのなんだろう面白いなと思って 私あの食品サンプルってこうそのさっきのラーメンから外れてるのとか見た時にもうなんか昭和の象徴なんですよ自分の中で昭和のレストランの例えばファミレスの前にはないけれどもデパートの屋上のレストラン街とかの入り口にこう

あったりとか、あとお子様ランチの食品サンプルとか、なんかそういう昭和の思い出で、で、なんていうのかな、今風のレストランにはあんまり置いてないっていう印象なんですね。なんで、その、だんだんその、なんだろう、昔みたいにこう、

メニューをこういうメニューのサンプルがなくてもだいたいメニューが想像できるようになったらいらなくなるものなのかなって思ってたんですうんうん

でも今も脈々としてあって使われていてしかも外国人の人がそれを面白がって見てるっていうのにすごく続けていくことって大事だなっていうかなくならないんだなっていうのをちょっと感じて面白いなっていうふうに思いましたね

今何日さんがお話したいときは昭和のある種象徴的なものってすごく私もわかるというか古くからある喫茶店でちょっと食品サンプルの色が色褪せてるみたいなイメージが私の中でもあるんですけどそれと同時にここ 2,3 年ぐらいで昭和レトロっていうかシティポップが流行ったりとか昭和に対して懐かしくも新しいみたいなものが多分見出されるようになってて

海外でも昭和のシティポップとかですごい聞かれてると思うのでそれの文脈の一つとしてもし海外の方が喫茶店行ってなんだこの食品サンプルってなってこれ作れるんだすごいみたいなのは容易に想像できるというかそうですよねメロンソーダとかってやっぱり

昭和じゃないですかわかりますわかります今でも喫茶店に行けばメロンソーダあるんですけど昭和なんですよメロンソーダの食品サンプルとかやっぱり私が持ってるガチャガチャはメロンソーダなんですけどいいですねやっぱりそういうのってすごくレトロ感を

なんか懐かしい気持ちにさせてくれる上に新しいっていうところがすごく面白いなと思いましたねでも最近はやっぱこう書いてみて本物っぽいんですかね食品サンプル私も偽物っていうのがすごいいいなと思うんですけどでもあれですよ記事に載ってる写真とか見ると本物

どうって写真だと思っちゃいました確かにこのおせちのやつとかそうですねプリンのやつとかです本当ですねなんかぜひこれ皆さん記事飛んで写真見てもらえればと思うんですけどなんかそもそもおせちって結構

食べ物じゃない感ってあるじゃないですかわかります特別なものだから普段食べてるものとはちょっと違いますよねおせちは確かにこれ細かいですよね

細かいですすごいこういうのを作る食品サンプルも機械で作っちゃうわけじゃないですよね手仕事ですよねやっぱりすごいなと思いますねこういうのを再現するの職人技ですよね職人技ですよね多分一応サンプルで体験できるって言ったとしてもこのレベルでは作れないですよねそうですよね

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最後に告知をお願いします本日紹介させていただいたお式辞というのはネットで朝日新聞のデジタル版効率的な情報収集を叶える朝日新聞活用法とちょっと長いんですけれども朝日新聞活用法でも出てくるんじゃないですかねサイト自体が掲載されておりますのでぜひそちらで皆さん見ていただけると嬉しいですそのサイト内にはお式辞以外にも今どういう記事が読まれているのかだったりとか

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