</context> <raw_text>0 3時のNHKニュースです。先月29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降最も多くなっています。
国立感染症研究所などによりますと、先月29日までの1週間に全国およそ5000箇所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は31万7812人で、前の週より10万人余り増えました。1医療機関あたりでは64.39人と、前の週より21.73人増えて、
現在の方法で統計を取り始めた1999年以降最も多くなっています。都道府県別に見ますと、大分県が最も多く104.84人、ついで鹿児島県で96.4人となっていて、43の都道府県で警報レベルの30人を超えました。また、全ての都道府県で前の週から増加しています。
データをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ258万5000人となり、9月2日以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ593万7000人と推計されています。厚生労働省は手洗い、マスクの着用など感染対策の徹底を呼びかけています。北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、
警察は男子生徒への殺人未遂容疑で逮捕していた43歳の容疑者について、中学3年で15歳の女子生徒を刃物で刺して殺害したとして、今日再逮捕しました。警察によりますと、調べに対し認めないと供述し、容疑を否認しているということです。再逮捕されたのは北九州市小倉南区の無職平原正則容疑者(43歳)です。
警察によりますと、先月14日の夜、北九州市小倉南区のファストフード店で、塾帰りで店に立ち寄った中学3年の中島沙耶さん(15歳)を刃物で刺して殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。警察によりますと、調べに対し認めないと供述し、容疑を否認しているということです。
この事件をめぐっては、一緒にいた男子生徒も腰を刺されて負傷し、容疑者は事件の5日後、男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕されていました。この事件については先月の逮捕時と変わらず、容疑を認めているということです。
警察によりますと、容疑者は店に入ってから30秒足らずの間に、レジの前の列に並んでいた男子生徒を指した後、隣にいた女子生徒を指したとみられていますが、これまでの捜査で2人と容疑者の間に接点は確認されていないということです。警察はなぜ面識のない2人を襲ったのか捜査することにしています。
冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、北海道から中国地方の日本海側で雪が降り続き、積雪が平年を上回っているところもあります。午後2時までの24時間に降った雪の量は、福島県西会津町で48センチ、岐阜県白川村と北海道北部の中頓別町で45センチなどとなっています。
午後2時現在の積雪は、新潟県魚沼市守門で1メートル80センチ、岐阜県白川村で1メートル66センチ、青森市で1メートル5センチと、平年の1.5倍から2倍余りに達しているところもあります。これから明日にかけて、特に北陸と新潟県、それに東北の日本海側で積雪が急増する恐れがあり、
気象庁は積雪や猛吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。ここまで3時のニュース、佐藤がお伝えしました。時刻は間もなく3時5分になるところです。