Deep Dive
Shownotes Transcript
8 時の NHK ニュースです。冬型の気圧回帰と上空の強い寒気の影響で、東北などで雪が強まっています。明日にかけて、特に北陸と新潟県、それに東北の日本海側で積雪が急増する恐れがあり、気象庁は積雪や猛吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼び掛けています。大雪の影響で、きょう午前、
高知県井の町の国道では 40 代の男性が除雪車に乗って作業をしていたところ雪を取り除くための板が路面のつなぎ目に接触して急停止しました男性は体を強く打って病院に運ばれましたが死亡しましたまた今日午前 1 時半ごろ青森市花園の住宅の敷地ではパート従業員の山田ゆか子さん 51 歳が雪に埋もれ意識がない状態で見つかり
病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました警察によりますと昨日午後 10 時頃から自宅の敷地内で除雪をしていたということで現場の状況から屋根から落ちた雪に埋もれたとみて詳しく調べていますまた大雪の恐れがあることから福井河川国道事務所などは今日福井市で緊急の記者会見を開きましたそれによりますと大雪による車の立ち往生を防ぐため
北陸自動車道の鶴ヶインターチェンジから舞原ジャンクションの区間と舞鶴若狭自動車道の鶴ヶジャンクションと若狭三浜インターチェンジの区間を通行止めにしますそれに伴って国道 8 号の鶴ヶ市引田交差点と滋賀県立東市の辻交差点の間の 86.9 キロの区間も通行止めにするということです
いずれの地点も明日午前 2 時から止める予定で解除の時期は未定だということです国立感染症研究所などによりますと先月 29 日までの 1 週間に全国およそ 5000 箇所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は 31 万 7812 人で前の週より 10 万人余り増えました
一医療機関あたりでは 64.39 人と前の週より 21.73 人増えて現在の方法で統計を取り始めた 1999 年以降最も多くなっています 43 の都道府県で警報レベルの 30 人を超え全ての都道府県で前の週より増加しています
インフルエンザの患者が急増した影響で大阪に本社がある ジェネリック医薬品大手の沢井製薬は製造する治療薬の在庫が不足したため医療機関などへの供給を一時的に停止すると発表しました 供給を一時停止しているのは沢井製薬が製造している抗インフルエンザウイルス薬 オセルタミビルのカプセルとシロップです
会社によりますと先月中旬からインフルエンザの患者が急増した影響で薬の製造が追いつかなくなり昨日から医療機関などへ供給できない状態になっているということです会社は年末年始も工場を稼働させるなど増産する体制をとっていて供給の再開はシロップの薬は今月下旬以降カプセルの薬は来月上旬以降になる見込みだということです
厚生労働省のまとめによりますと今回供給停止となった薬は去年 11 月分のデータで他社を含めた抗インフルエンザウイルス薬の供給量全体の 25%余りを占めているということです厚生労働省は医療機関や薬局に対し過剰な発注を控えるとともに他の会社が製造する薬の使用を検討するよう呼びかけています沢井製薬は取材に対し
医療関係者や患者の皆様にご迷惑をおかけしお詫びいたします早期の供給の再開に向け総力を挙げて増産に取り組んでおりますと話していますこの時間のニュース黒沢がお伝えしました