We're sunsetting PodQuest on 2025-07-28. Thank you for your support!
Export Podcast Subscriptions
cover of episode 2025年1月29日(水)コメンテーター:佐々木俊尚

2025年1月29日(水)コメンテーター:佐々木俊尚

2025/1/28
logo of podcast 飯田浩司のOK! Cozy up! Podcast

飯田浩司のOK! Cozy up! Podcast

AI Deep Dive AI Chapters Transcript
People
佐々木俊尚
Topics
佐々木俊尚:私は、フジTVの10時間にわたる会見は、新たな事実解明には至らなかったものの、メディアの信頼性低下という問題を浮き彫りにしたと捉えています。会見の長期化や一部参加者の暴言によって、視聴者の注目はフジTVの対応そのものよりも、メディア側の問題点に向けられました。これは、SNS時代の世論形成において、事実よりも世論喚起が重要視される傾向を反映していると言えるでしょう。フジTVは、意図的に混乱を演出することで、世論の同情を得ようとした戦略的な側面もあったのではないかと推測します。 具体的には、会見の背景に富士山の写真を使用するなど、威圧的な雰囲気を演出していた初期の会見とは異なり、今回の会見では背景を隠すなど、より謙虚な姿勢を示した点、また、穏やかな質問者ではなく、攻撃的な質問者を選んで発言させることで、フジTVが一方的に批判されている状況を強調した点などが挙げられます。 しかし、10時間にも及ぶ会見は、問題解決には繋がっていないため、フジTVの対応そのものには問題があったことは否定できません。この出来事は、メディアが報道する側であると同時に、報道される側でもあるという現実を突きつけられた出来事であり、メディア自身の信頼性を高めるための改革が必要であることを示唆しています。

Deep Dive

Chapters
経済アナリストの森永卓郎さんが亡くなったというニュースから、日本放送における森永さんの存在感、そして日本の経済状況について語り合っています。
  • 森永卓郎さんが67歳で死去
  • 日本放送の様々な番組に出演
  • 経済アナリストとして長年活躍
  • 景気のいい日本を取り戻したいという思い

Shownotes Transcript

日本放送ポッドキャストステーション 1月29日(水)今日の天気は晴れ時々曇り 日本放送飯田浩二のOK! Cozy Up

朝6時を過ぎました。おはようございます。日本放送アナウンサーの飯田浩二です。おはようございます。日本放送アナウンサーの新葉一華です。日本放送飯田浩二のOK! Cozy Up、この後8時まで生放送です。番組のXのハッシュタグ#cozy1242などを見ておりますと、あるいはメールでもたくさんすでにいただいております。

ニュースでしたという方もいらっしゃると思います。かきくけこ、ただしあなたとハッピーのレギュラーコメンテーターなど、多数の日本放送の番組に出演されました経済アナリスト森永卓郎さん、昨日午後1時33分、原因不明の病気のため亡くなったということでありました。67歳ということであります。あの…

前にですね、前にというか、もう日本放送の本当にいろんな番組に出演してくださっていて、私2004年に入社したんですが、この年の4月から森永さんの朝の番組がスタートしてですね…えええええ、もうなんかずーっと森永さん日本放送に出てくれているっていう、そういうイメージしかなくて…あの…

ベテランのディレクターの人と飲んだ時に「昭和の時代に山谷新平さんという人がいてね」と。「この方が亡くなった時に番組も、日本の全体でその存在というものをいたんで、ニュースデスクが原稿を書いたんだけど、その冒頭には『私たちの山谷新平さんが亡くなった』っていう風に書いたんだよ」というのを聞いていて、「そういう存在の人っていうのがいたんだな」と思ったんですけど、まあ…

昭和の時代が山谷さんとするなら、平成あるいは21世紀が始まってすぐこの20年間、私たちの森永さんが亡くなったっていうことなんだなと。あの時にちょっと切なそうな顔をしながらベテランの大先輩が語ってたのはこういう気持ちだったのかなっていうのをちょっと思った。

そんな訃報でありました。本当にたくさんの番組に出演していただいたんで、いろんな声が残ってます。その中でこのCozy Upにもですね、ダブルコメンテーターで、2023年、2年前というか10月の放送でしたんで、1年半ぐらい前、10月16日の放送の模様をお送りします。ダブルコメンテーター、もう一方は評論家宮崎哲也さんでした。お聞きください。

勝てる方法はあるんですよ。合成予算15兆円じゃないですか。15兆円あると消費税5%に下げられるんです。だから岸田さんが…

総理の決断として消費税5%に下げます。「インボイスもやめます。電子帳簿もやめます」って言って解散総選挙すれば圧勝だと思いますよ。「増税クソメガネ」のあだ名は言っちゃいけないの?これ…そんなことないけど、あだ名は払拭できますよ。一気に払拭できる。やればいいじゃん。「減税してもらったら楽になるよな」と思うんですけど…

当時岸田政権…そう、あのいろんな批判がついてた時期でもありましたけれども、それを覆して5%に下げないんだと…もうあの経済、特にこのマクロ経済っていうとすごくね、遠い世界の話かなというのをこうね、全部自分たちのお財布の話に引き込んでくれて解説してくれるっていうね…

本当に、そして派遣校で元気なおじさんだったなという感じですが、私以上に新葉アナウンサーは入社の時が「あなたとハッピー」の中継コーナーで、そのスタジオには森永さんがいつも元気な声で「新葉ちゃん」とか「イッチー」っていつもスタジオから中継先に呼びかけてくれて…

新葉アナウンサーが休暇を取る時にスタジオを担当することになった時っていうのは、スタジオってなかなか新人の頃は担当できなかったので、本当にすごく緊張していて不安な気持ちもいっぱいあったんですけど、そういう時に森永さんが放送で「いやー、イッチーは度胸がないよね」って言ってくれて…なんてこと言うんだって思いましたけど、でもなんかその…

来週はそれが…そうだな…

できないんだなと。「ごめんなさい。寂しいよね」いろんなものが予定もされていたし、森永さん自身、日本放送は月曜日の…

「ハッピー」のオープニングに出てくださって…という本当に最後の最後まで発信し続けた森永卓郎という、まさにこの男の生き様というものを背中で見せてくれた、声で見せてくれたという方でありました。生前の多大なるご尽力、本当に心から感謝するとともに、深い哀悼の意を表します。ご冥福をお祈りいたします。そしてね、そうですね…

やっぱり森永さんのフルネームは「ハッピー」だし「かきくけこ」だし。2時間後「かきくけこ、ただしあなたとハッピー」今日のオープニングぜひお聴きください。

日本と世界の今がわかる朝のニュース番組「飯田浩二のOK! Cozy Up」。森永さんについてはね、本当にたくさんメールやXいただいております。川崎高津久留美子さん(50歳)「67歳、本当に若い。残念でなりません。まだまだ森永さんの歌を聞きたかったです。だんだん上手になられたのに…」

「正直で嘘を言わない人間性。時にはテレビで嫌われることもあったでしょうか。まっすぐ生きられた森永さん大好きでした。本当に涙が止まりません。まだまだやりたいことが多かったと思いますが、悔いのない人生だったのでしょうか。最後に大好きな松田聖子さんに会える機会があったらよかったのにと思いました。」

歌に関してはね、「ハッピー」の10周年の時か…あれはそうです。おかげさまで10周年「あなたとハッピー歌謡祭」っていうのがあって、私がちょうど「ハッピー」の中継担当していた頃でしたけど、その時柿花さんと確か仮面舞踏会ですかね、歌ってらして、衣装をバッチリ決めてっていう写真が昨日…

出てきたんですよね。見ていたら…中野サンプラザ。そう、中野サンプラザ。私も立ち上げの頃「ハッピー」に絡んでたんで、このイベント呼んでもらって少し出ましたけど、「すっげーな、衣装まで含めて完璧だった」みたいな。去年も70周年のイベント、イマジンスタジオでやりましたけれど、そこでも森永さん歌ってましたからね。

いやー、本当いろんな面をね、いろんな音源が残っております。いろんな面が…というね。そしてミスター和志さん(X)「残念すぎるけれども、全力でバットを振り抜いたよね。見習わなきゃならない彼の大きな遺産です」といただきました。いやー、ねえ…ですんで、まあ森永さんに…

景気のいい日本というのをもう一度一緒に見たかった。景気のいい日本を継ぐんだけど、楽しい日本というのは景気が良くなきゃダメだろうということをきっと森永さんも言っていたと思いますので、その辺は我々も継いでいかなきゃと。経済についても今日はニュースは入ってきております。

今朝のコメンテーターはジャーナリストの佐々木俊尚さんです。6時半すぎからご登場、まずはあのフジテレビの会見について、そして国会代表質問、さらには国会同意人事がいろいろ提示されまして、日銀の審議委員に早稲田大学の小枝淳子教授という方の名前が出てきておりました。

そして7時10分頃からの「おはようニュースネットワーク」のゾーンはウクライナ情勢について、ウクライナ国営通信「ウクルインフォルム」日本語版編集者平野高志さん、スタジオ生登場です。この「おはようニュースネットワーク」のゾーンと、そしてその後7時30分頃からの「ニュースプラスワン」のゾーン、お付き合いいただきます。そして7時40分頃「ここだけニューススクープアップ」は中国の生成AI「ディープシーク」について佐々木さんにじっくり伺っていきましょう。

この時間、最新の株と為替の情報を「がため.com」総研研究員の中村敦さんに伝えていただきます。中村さん、よろしくお願いします。はい、「がため.com」総研の中村です。よろしくお願いします。お願いします。現地28日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日に比べて136ドル77セント高い4万4850ドル35セントで取引を終えました。はい。

そして前日に大きく低下したハイテク銘柄中心のナスダック総合指数ですが、昨日は391.75ポイント上がって1万9733.59でした。「ディープシークショック」というふうに一部で言われていましたけれども、一応一段落したかなといったところでございます。

半分返しぐらいって感じ…ちょうどやっぱり相場の動きですか?そうですね、半分ぐらい戻したといったところです。そして円相場ですけれども、前日よりも約1円円安ドル高の1ドル155円50銭付近で取引されています。

昨日はアメリカのイエレン財務長官が段階的な関税の引き上げを計画し、最終的には最大20%まで引き上げる計画と報じられたほか、トランプ大統領が関税について鉄鋼とアルミ、銅にも関税を適用、一律関税は2.5%よりも大幅に高くしたいと語ったことで、アメリカの長期金利が上昇、相場は一時155円97銭前後まで下落しました。はい。

その後アメリカの長期金利が下げに転じたということもありまして、155円台での動きが中心となりました。そして本日はアメリカの政策金利を決めるFOMCが開催されます。市場は今回FRBが金利を据え置くことをほぼ100%織り込んでいまして、注目は次回の利下げ時期に関するヒントがパウエル議長の会見から得られるかどうかというところになっております。

なるほど。日米共に次回とか先行きでどうなるっていうところが注目になってくるんですね。そうですね。基本的には先を見越して動くということになりますので…なるほど、分かりました。中村さん、どうもありがとうございました。ありがとうございました。

スタジオ長官各紙が入ってまいりました。今朝の紙面はバラバラという感じになっております。「朝日新聞」は「傍聴予算」という特集記事ですね。「防衛基金800億円、使用15億円。防衛装備品の輸出支援、設立2年で1件」ということで、積み立てたお金がほとんど使われてないじゃないかみたいな話が出てきております。

これね、国の予算、基本的には単年でやるんですけれども、複数年に関わるものに関しては基金として積んでおいて使うじゃないかみたいなことでね、いろんな基金ができては消えというところですが、これが予算を膨らましているというような批判が出てきております。一方で防衛装備品の輸出なんかも、もう金額としてはものすごく大きいんだけれども、そんな1年で…

全てが決定できるほどのものでもないと。実際に納入するとなったらもう5年計画、10年計画で、それこそレーダーだったりとか、あるいは艦艇とかになるとね、かかるということを考えると、一面的にはこういうことが起こってしまうのかなということもまた思うところであります。

「読売新聞」公正証書不正利用疑い。「交渉人連合会が注意喚起」ということで、犯罪の被害回復のために凍結された口座から資金を引き出すために、公正証書が不正に利用されている疑いがあるということで、交渉人の連合会が全国の交渉人に対して注意を促す文書を出していたということで…

今までのシステムを悪用して…発覚すると…

いうようなことが出てきているようですね。それから各紙一面の2番手、3番手記事でも載せておりますが、「毎日新聞」は一面トップです。「京アニ放火殺人、死刑確定。青葉被告自ら控訴取り下げ」という、2019年京都アニメーションの放火殺人事件、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(46歳)が控訴を取り下げたということが明らかになりました。

一審二審死刑という判決が出ておりまして、これが確定したということになるということです。どういった動機であるとかというところ、今後そういったところもまた…

捜査としてはこうして決着というところになるわけですけれども、そうなると報道機関、ジャーナリストなどが個別に連絡を取り合いながら手紙のやり取り等々でいろんなことがまた出てくるということ。過去の重大事件でもそういったことがありましたが、どこまでそれが明らかになるのかというところだと思うところです。

この時間からコメンテーターの方々ご登場です。今朝のジャーナリスト佐々木俊尚さんです。おはようございます。よろしくお願いします。まずは中山準一氏と女性とのトラブルをめぐる問題で、フジテレビが会見を行ったというニュース、今朝の長官には顔写真付きで載っていたりします。というのも、この会見が10時間以上にわたって行われ…

終了時刻が2時過ぎと2時40分ということがあったので、最終、最後全部は各紙の長官には昨日は間に合わなかったということがあったようです。191倍対437人参加。この会見、ネットなどで中継されていました。会見の内容そのものに関して言うと、特段新しい話はあまり何もなくですね、まあ…

調査委員会の報告を待たないとわからないことが多いっていうところで終わったわけですよね。ただそこだけ放置してるのを見るとなんか…

フジテレビ何やってんだって話になるんだけど、一方で明らかになったのが、この長時間の会見の中でなんか怒号や暴言が飛び交って、主にそういうことをやってたのはフリーのジャーナリストだったりとか、一部の新聞記者だったりとかで、多くの報道機関の記者がそういう対応したわけじゃないんだけど、それが白日の下に明らかになってしまった。しかも結構見られてたんですよね。

夜8時、9時ぐらい始まったから、すでに5時間ぐらい経ってる段階で結構視聴率フジテレビ高かったって話もあって、数百万人ぐらいは見てたっていう話としてはね、全国で換算すると、その人たちがどっちかというとフジテレビの対応を見てたっていうよりも、「なんであんなにひどい暴言吐きまくってるんだ、あの人たちは」っていうね、会見に参加した側がですねっていうのが見えてしまって…

正直マスコミっていうかジャーナリズムですよね。ジャーナリズムの信頼が地に落ちて、地面に潜るぐらいになってしまったっていうのは現実としてあるのかなっていう。なんかフジテレビはフジテレビで問題あるし、別にこの会見10時間もやったからといって何も解決したわけじゃないんだけど、一方でメディアの側も信頼度がどんどん下がっていくっていう、そういう状況になっちゃってるのか。だから…

Xのトレンドで「フジテレビかわいそう」なんてのはね、キーワードがトレンドに入るぐらいになってしまって、結局問題は世論なわけですよ。もちろん冷静に考えると客観的事実としてフジテレビが問題あるってのは間違いないんだけど、でも今の時代って…

それこそイスラエルとパレスチナの衝突なんかを見ても、結局国際世論をどっちが起こしたら勝ちかみたいなところあるじゃないですか。それって5年くらい前にアメリカのイギリスのジャーナリストが『140字の戦争』って本を書いて、日本でも翻訳されてるんですけど、「これからはいかにSNSを活用してその世論を喚起するかの方が重要である。事実そのものよりもそういう時代になってんだ」ってことを考えると、今回フジテレビがかわいそうに見られてしまったっていうのは…

ある意味フジテレビの勝利とは言わないけど、うまく策を巡らしたなって感じが…

10時間はそもそもやる必要ないわけですよね。かなり堂々巡りになってましたね。同じ質問を繰り返してるわけで。それでも成功してなおかつ結構上手くやったなと思うのは、例えば最初の1回目の静止画しか出なかった会見の時って、後ろに富士山の絵がダーンとあって、いかにも偉そうだったじゃないですか。でも今回ちゃんとスクリーンで全部隠していて、その偉さの雰囲気を見せないとか…

あと質問当てるわけですよね。司会者が最初の方で、その割に攻撃的な質問が目立つ有名質問者を当ててるんですよね。普通だったら最初は記者クラブ加盟とかの穏やかな仲間内の新聞記者とか当てるんだけど、そうしないでわざとそっちの方に当ててるっていうのは、明らかに混乱しててフジテレビが一方的に攻められてるっていうのを見せようとしてるっていう…

そういう意図があったんじゃないかなと僕は思うんですよね。これもう邪推に過ぎないんだけど。そう考えると相当賢い広報のコンサルなりが入って仕掛けたんじゃないかなっていう…

ふうにはちょっと思うんですよね。これはね、本当記者さん437人参加となると、1人1、2分って考えても相当な時間になる。そうなんですよね。でも2時過ぎまでやって、それも全員質問しきれなかったんで、最後また怒号が飛び交ったとか…何を怒号してるんだろうとか思うんだけど、結局報道する側のね、記者会見に詰めかけた側がフジテレビの策にはまったという…

ふうに僕は勝手に思ってるんですけどね。これは邪推ですけどね、あくまでね。

どういう意図があったかとか、その辺はわからないところですが、でも記者の中にはXとかでつぶやく人もいて、ある記者が「我々も見られてるってことを考えなきゃいけない時代だ」っていうふうにつぶやいて。だからフジテレビそのものも報道する側であって、テレビ局ってされる側じゃないっていう発想で。だから今までそもそもキー局のテレビの社長会見で定例会見毎月やってるわけですよね。これ…

映像出たことない。どこの局も一度も。つまりそれはあくまで内輪の新聞社とかテレビ局とかの中の話であって、業界内の…一般視聴者とか一般市民に、国民に知られるものじゃないっていう発想だった。これが今回初めてフジテレビが報道される側になったっていうところを突きつけられたんだけど、同時にそれは記者会見に詰めかけた記者たち、ジャーナリストたちも、同じように報道される側に回ったんだってことを知らなきゃいけないってことだと思いますよ。

Cozy Up番組イベント第3弾開催決定!飯田浩二のOK! Cozy Up 激論有楽町サミット2025 in 東京国際フォーラム

日時は来年4月19日(土)。飯田浩二、新葉一華、そして論客たちが集結して、政治経済から外交安全保障まで激論を繰り広げる討論イベント。主戦場は青山繁晴、宮崎哲也、峰村健二、飯田康平&モア。ただいまチケットの申し込み受付中。詳しくは日本放送イベント公式ホームページをチェック!

飯田浩二のOK! Cozy Up、7時をまたいでニュースを掘り下げてまいります。ニュース7時またぎ、こちらのテーマです。「国会代表質問 新年度予算案や政治改革などをめぐり議論」

国会では昨日、衆議院と参議院の本会議で代表質問が行われました。午後、衆議院本会議で2日目の代表質問が行われ、新年度予算案をめぐって立憲民主党が野党側の要求を取り入れて修正するよう求めました。これに対し石破茂総理は「野党側の主張も聞きながら、国民の納得と共感を得られるよう努めていく」と強調しました。

少数与党ということで、何とか予算通さなきゃならないといろいろ駆け引きがあるようです。

まあ石破さん、やっぱね、評論家経験した人なので受け答えはしっかりしてるなというね…歌詞がなく…でもそれだけ逆に面白くないっちゃ面白くないんだけど、見てると思うのはね、その論点が何なのかっていうね。その国民が求めている論点と、その実際に国会で行われる論点に微妙にズレがあるなって感じがあって、結局…

立憲民主党などは相変わらず「政治とカネ」の問題や選択的夫婦別姓の話などに持っていこうとしています。石破氏などもそこに引きずられているところがあり、総選挙でスローガンにしていたのは「ルールを守る」ことでした。

いわゆる「政治とカネ」の問題に行くんですが、国民が一番大事に思っているのは経済成長と賃金の上昇だと思います。多分2番目は、今台湾有事の問題などいろいろあるので、ロシアなども含めて安全保障をどうやって維持するのかという辺りだと思いますが、どうも…

そっちにあまり持っていかない感じがすごくあって、石破さんもそれに引きずられているんじゃないかなって思うんですよね。一方で国民民主党なんかは、西岡秀子さんが年収103万円の壁の質問をしていて、103万円の壁について石破さんが…

その150万円に上げるっていう、当初128万円で決着、123万円で決着するとか言ってたのを150万円で検討しますよっていう一部報道があって、それに対しては承知してないとかって言って、西岡さんがそれに対して…

代表の玉木さんも役職停止中ですが、Xで「150万円検討してない、そんなことおかしいだろ」ってかなり噛みついてたんですが、「123万円でもうおしまいなのか」というね…

当初求めていたより150万円から178万円でしたっけ?元々178万円ですもんね。そこまで上げるってことをちゃんともう一回議論してくれっていうのを求めた。これは多分国民の世論に割と沿ってる感じがあるよね。あまり国民民主党を持ち上げてもしょうがないんだけど、そこのずれをもうちょっと認識してほしいなと思うんですよ。それこそ立憲民主党とか、紙の保険証に戻す法案とか…

今頃何を言ってるんだっていうね…

ものすごく一部の、特に高齢層の中でマイナ保険証嫌だ、紙の保険証がいいって言ってる人いるのは事実だと思うんですけど、今の現役世代、30代、40代、50代の現役世代で紙の保険証に戻してほしいなんて思ってる人は多分あんまりいないですよね。実際世論調査してもそういう結果が明確に出てるわけで、だから立憲民主党も高齢者にあんまり寄り添いすぎないで、もうちょっと現役世代…

に沿ったね、その答案なり議論なりをしてほしいなと。それやらないと結局経済成長に結びつかないわけですよね。結局その紙の保険証でどこまで本人確認ができるのかっていうのがなかなか難しいと。そうなんですね。それこそね、デジタル担当の平大臣などが指摘してましたけど、不正利用が問題で、だからこっちに移行しようとしてるんですけど、それはどうなんでしょうか。そうなんですよね。で…

最終的にデジタルにしたことによって、今回いろんな新しい政策打ち出されていて、例えば救急車の中で意識を失っている患者さんの手当てをするときにマイナカードがあれば、それによって過去の投薬とかどういう診療したのかって履歴も全部見れるので、それに的確な診療ができますよと。

病院間でも情報を共有できるので、例えば薬を大量に処方してもらってる人とかを防いだりとかね、二重投与とか二重処方箋とかを防ぐみたいなことができるとか。最終的にはそれによって医療費を何とか減らしていこうって方向に進むんだけど、その医療費を今…

一番問題になっているのは高齢者の医療費がどんどん増えていることであって、高齢化社会で高齢者のためにDXして医療費減らして何とか国民皆保険を維持しようと努力をしているのに、党の高齢者が嫌だと言っているのはどういう矛盾なんだと僕は思うんだけど…

そういうマクロの視点でやっぱり高齢者の健康を維持するためには全体の医療費を減らして、そのためのデジタルDXが必要なんだと、そのためのマイナカードなんだっていう…

視点がないままただひたすら目の前の高齢者の「紙の保険証でいいじゃん」って気持ちに寄り添いすぎてしまうと、マクロの視点っていうのが足りなくなってしまうというところを、政治なんだからあまりにもミクロの視点ばっかり追っかけてないで、マクロの視点での全体最適化ってところを考えるのが政治家の一つの重要な役割だと思うんですけどね。確かにね、この介護保険制度を残していくってことで将来今現役の人たちが…

高齢者になった時も安心だと。それこそここで紙の保険証に戻っていってってことになって、外国が遅れると将来にツケを残すってどこかで見たことがある言葉だなって。だから今の80代ぐらいの高齢者にとっては紙の保険証に戻ってよかったって言うかもしれないけど、そのままいくと国民皆保険制度が崩壊してですね、今の就職氷河期世代が年取った頃ダメになるみたいな。確かにね…

メールやXを見ますと、森永卓郎さんのご逝去を受けてというところ、いろいろいただきました。ぼっちさん(X)です。「個人的には高校のめちゃめちゃ後輩として、あ、そうすると都立戸山高校という子ですか。森永先輩には富山生の生き様を見せられたなと思いました」。それから小野ベイさん「森永さんはもちろんですが、支えてくられたご家族も立派でした」と。

最後の最後までね、お仕事を続けられた。前の身にも最後まで頑張るって本当に見習いたいけど、常人には難しいなって。素晴らしい生き様だったと思いますよ、本当に。この番組スペシャルウィークでエンディングでね、森永さんと柿原さんがやってきて…というところで西さんも何度もそこでコロナで…てましたけど、元気でしょうね。元気でしたね、本当にね。

本当にいろんな音源も残ってますんで、いろんな形で森永さんのことを今日は話題に出るんじゃないかということも思いますし、ご冥福をお祈りいたします。

さて、一つ交通に関する情報が入ってきました。東京湾フェリーです。神奈川県の久里浜と千葉県の金谷を結ぶ東京湾フェリー、悪天候のため始発から運行を見合わせます。運行再開の見込み立っていないということで、ご利用の方ご注意ください。風強いのかね。そうなんですよね。今日は沿岸…

東京湾フェリー4月から運行見合わせとなっております。さあではニュース7時過ぎの後半戦、取り上げるのはこちらのテーマです。

日銀審議委員に早稲田大学の小枝淳子教授。政府は昨日、日銀(日本銀行)の新たな審議委員に早稲田大学政治経済学術院教授の小枝淳子氏を当てる国会同意人事案を提示しました。

3月25日に任期を終えます足立審議委員の後任となります。衆参両院で可決承認されれば、政府総裁を含む政策委員9人のうち2人が女性委員となります。

ということで、元々足立さんリフレ派から変わるんだと。そうですね。日経が2面で「日銀消えるリフレ派」っていう嬉しそうな記事をお書きになってらっしゃいますけどね。「日銀新委員6人いて、総裁、副総裁で計8人と…」

で、日経のこの時に言うと、一時は安倍政権の頃は4人がリフレ派だった。これがどんどん減って、今足立さんと野口さんですかね、2人だったのが、野口、麻生さんで、足立さんが退任されるので、ついにリフレ派は野口さん1人になってしまうと…

金融正常化の中で、これは当然の流れだみたいな感じの論調なんですよね。この小枝さんも金融縮小派だというふうに言われている。売上をしても経済は成長するみたいな論文を書かれてらっしゃるそうです。僕は経済学者じゃないので、いわゆる…

財政規律が正しいのか、それともリフレ派の金融緩和が正しいのかっていうのはわからないし、そもそも経済学者の中でも真っ二つに意見が分かれてる。誰もまだ正解を出してないっていう状況なわけですよね。そうするとね、なんかまあ…

リフレ派が正しいって言葉でもないし、財政規律派が正しいって言葉でもないっていうことは、両方とも天秤にかけてやっていくっていうのが政府としては正しい経済政策のあり方だと思うんですよね。そこで完全リフレ派一色にするのもどうかと思うけど、一方で財政規律派一色にしていってリフレを排除していくっていうのもかなり問題なんじゃないのかなって…

議論があるんだったら、そこを議論しながら進めていった方がいいんじゃないかと思うんですけど、なんかね、リフレ派を一掃すればいいっていう論調はちょっと疑問なのかなって感じるんですけどね。なんかね、もうあの見出しなんかまさにそうですけど、「アベノミクスを否定するのが目的」みたいな審議委員の目的ってそこだったっけと思いますよね。

なんかね、やっぱ自然科学と違って明快に答えを出せない問題っていうのは…

多いんですよね、経済学っていうのはね。だから自然科学っていうのは、例えば共有の理念とか共有の認識って必ずあって、ものすごい高度な物理学の世界になると、世界はこうなんだっていう根本的なところで意見が違うっていうのはもちろんあるんですけど、おおむね自然現象に関しては大体みんな同じ理解をしていると。でも経済学っていうのは…

自然科学的な要素を持っていながらも、でもやっぱり理論によって全然捉え方が違うっていうね、経済学者によってね。非常に難しい学問だと思うんですよね。そこをね、どうやって社会の側もしくは政治の側が認識するのかっていうのが重要なところだと思うんだけど、結局今の状況を見てると財務省が財政規律中心で考えていて、そっちにねかなり…

振り回されてる感じっていうのがあり、そこに異論を唱えたのが安倍政権であり黒田日銀総裁だったわけで、決してそれは失敗だったってわけではないわけですよね。「3本の矢」って言われて、金融緩和をして、財政出動して、構造改革しましょうと。金融緩和を実際にやった。でも財政出動は割と中途半端だったよねって言われていて、構造改革自体も最近「それって一体何なんだ」って…

あのことを結構リフレ派の学者から言われていて、「みんな構造改革、構造改革って言うけど、それって何を指してるのか誰も分かってないよね」っていう議論もあり。少なくとも金融緩和したことによって、それこそ安倍政権、第2次安倍政権の間に就職率が良くなったり、学生のね雇用は改善しましたよね。それが本当にアベノミクスの…

原因が良かったのか、それとも別の要因だったのかいろいろ意見があるのでわからないんだけど、少なくとも経済が悪化したことはなかったっていうね、厳然たるそういう結果が出てるわけで。そうすると、これやっぱりまだ議論の余地があるってのは大いに言えるわけですよね。そこの議論の余地を全く無視してですね、完全にリフレ派を排除していくって方向はやっぱり…

やっぱり学問の議論としてもどうなのかなと思うし、それを政策に生かすというところでもやっぱりちょっとあまりにもバランス悪いんじゃないかなって感じはしますけどね。経済の影響っていうのは雇用とかに入ってくると、本当に人々の生活に直結してくる話なんですよね。それ好き嫌いでいいのかなって思いますかね。「おはようニュースネットワーク」

東京有楽町日本放送キー局に全国のラジオ局を結んでお届けいたします。時刻は7時11分を過ぎました。おはようございます。日本放送アナウンサーの飯田浩二です。今朝のコメンテーターはジャーナリストの佐々木俊尚さんです。

そして今朝この時間は、ウクルインフォルム通信編集者平野隆さんにもお越しいただきました。お二方おはようございます。おはようございます。よろしくお願いします。ではまず取り上げるニュースこちらです。「北朝鮮、近くウクライナへ追加派兵か?戦闘で3割以上死傷」

ロシア西部クルスク州でウクライナ軍と交戦する北朝鮮兵の3割以上が死傷し、北朝鮮がロシアへの追加派兵に踏み切るとの観測が出ています。韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が追加派兵の準備を加速させていると指摘。またアメリカニューヨークタイムズなどによりますと、アメリカ国防当局者は今後2ヶ月以内に増派が行われるとの見通しを示したということです。

さあこのウクライナ情勢につきまして、これまで番組では何度もキエフから電話、オンラインで状況を伝えていただいておりましたウクライナ国営通信ウクルインフォルム日本語版編集者の平野隆さん。

ごめんなさい、現在一時帰国中ということで、今朝はスタジオにお越しいただきました。改めましてよろしくお願いいたします。よろしくお願いいたします。ようやくお会いできましたね。そうですね。本当に2022年の2月全面侵攻が始まって、もうその直後から何度も状況を伝えていただいたということでありましたが…

まず改めて平野さんのプロフィールをご紹介いたします。鳥取県のご出身です。2004年東京外国語大学ロシア語専攻を卒業されました。

その後、創立以来350年以上の歴史を持つウクライナ最古の国立総合大学キエフ大学の修士課程を修了され、在ウクライナ日本国大使館専門調査員などを経まして、2018年からウクルインフォルム通信日本語版の編集者でいらっしゃいます。

そしてですね、先日政界写真新聞からキエフで見たロシア・ウクライナ戦争「戦争のある日常を生きる」という本を出されたばかりというところです。あの、今回ね帰国された、この行き来っていうのはちょくちょくはないですよね?ないですね。あの全面侵攻開始令が敷かれてから、あの飛行機は飛ばなくなっているので、陸路しかありませんね。

そうすると、じゃあキエフから行こうとすると、一旦どっか別の国に陸路で出ることになりますか?そうですね。ワルシャワ(ポーランド)に行くことが多いですけど、ハンガリーですとかモルドバですとかっていう風に移動することもできます。ワルシャワが一番都合がいいですよね。ワルシャワは東京便があるので、ワルシャワまで出て東京に飛ぶっていうのが一番便利だと思いますね。今回平野さんもそのルート、今回はそれにしました。岸田さんがキエフを訪問した時も確かポーランドから陸路でしたよね。

それが一番メジャーなルートだと思いますね。そうですよね。今、それこそバイデンさんが行った時だって列車で行ってたようなすごいことですよね。ポーランドからキエフまで何時間もかかるのに、一国のバイデンのようなアメリカの大統領がそれに乗ってガタガタガタガタガタ行くわけですから。ワルシャワからキエフまで電車で一本で行けるんですか?行けます。どのくらい時間?何時間だったかな?13時間か…そんなに遠いんだ。2…

じゃあもう夜通し乗るか、昼間ずっと乗っていくか。長いです。長いです。でもそれだけウクライナという国そのものも大きいということなんですよね。面積としてもそうですね。日本の1.6倍ですし…

さあそして足元の情勢についてというところで、この見出しにもありました。「北朝鮮が兵を出し、兵器も出し、そしてさらに追加で派兵もするんじゃないか」ということが言われている。これウクライナの人たちにとってはどう見られてるんですか?

そうですね。「戦線が厳しくなっている」というのが事実だと思います。1万2千人というのは全く少ない数ではないですし、ウクライナは今歩兵で苦しんでいるんですよね。歩兵で攻め込まれていて、少しずつ少しずつ兵力の多さで押されている部分がある…

そうすると北朝鮮が1万2千人送ったっていうのもそうですし、増派っていうとどこまで北朝鮮は今後送れるのかっていうところが見えてこないところがある。だとしたらどのように対応していいのか。今対応できていても、次がどうなるかわからないという不安があります。そうですよ。

この北朝鮮、要するにずっとなんか「肉挽き機」みたいなね、ひどい言い方をされていて、北朝鮮の兵士含めてロシア軍がものすごいたくさんの松葉杖ついてる兵士まで投入してるみたいなニュースが先日ありましたけど、最前線の…そうですね。これってどういう戦術なんですか?実際の…

そうですね。実際その効率は非常に悪いと思うんですけれど、その死傷率が高すぎるっていうのはありますが、他方で結果は出てるんですよね。ウクライナ東部に関して言えば、歩兵の人海戦術みたいなもので攻めてきて、ウクライナ側を抑えきれていない。であれば効率は悪くても結果が出ているということで、ロシアはそれを続けていますし、ウクライナはそこにこそ苦しんでいるところはありますね。結局いくら戦車とか…

そういう兵器で対応しても、次々補充して応酬してくるので、そうなおりきれない現場の人たちの再現性がないということで、「ゾンビのように襲いかかられている」感じがするっていうふうに言っていました。一方でじゃあその兵員の充足率を見ると、こう難しいと。あの、長兵等々もやっているけれども、このね、議論というもの…あの…

平野さんご自身もXなどで出されておりますが、ここの政府側のジレンマみたいなものっていうのも、あれはやっぱり2022年の当初からずっと議論されているところですね。

そうですね。全面侵略が始まってから軍に志願する人たちが思ったより多かった。なので当初はそんなに大きな問題じゃなかったんですね。でもその後もう軍に自分から住んでいきたい人があまりいなくなってからは、より徴兵動員の問題が出てきた…

世論が真っ二つに分かれてるんですね。動員に対して支持するか支持しないかっていうところで議論が起きやすい。もちろん行きたくない人もいますし、今でも行く人もいますし、その間での大きな感情的な対立が起きやすい状態になってますね。ゼレンスキー大統領の支持とかは今どんな感じなんですか?信頼度の調査がありますが、着実に下がっていて、過半数を少し超えている程度…

他方で一つ話しておかないといけないのは、他の人たちよりは非常に高い。他の政治家の支持率が半数を切っているので、ゼレンスキーだけが他よりは高い状態だと。どの段階で和平をするのか。ゼレンスキー大統領なんかはNATOに加盟する前提で、今の国境線で和平しても構わないっていうことをニュアンスでおっしゃってると思うんですけど、その辺の国民の民意ってどうなんでしょう?

前線が押されているということで、情報がある程度必要なんではないかという世論は増えてきてはいます。他方で、一番ウクライナの国民が考えているのは、心配しているのは停戦をした後にももう一度再侵略があるかもしれないということで、その再侵略が防げないのに停戦するということは、再軍備をロシアに許してしまう、さらなる再侵略を招く。であればNATOなり何かしらの再侵略を防ぐための方策が必要だという理解がウクライナの市民の間では一般的です。

ウクライナの方々からすれば、2014年からこれ続いているし、あの後のこういろんな合意だとかっていうのをロシアに破棄されたじゃないかと…

那部分的记忆当然会产生,没错,2014年、15年,俄罗斯和乌克兰之间达成了协议,也决定了停战,然而,以违反协议的形式,2022年2月24日发起了全面侵略。所以,这种不彻底的停战会导致这样的后果,我们不能重蹈覆辙,不能再犯同样的错误。我对此深有感触。

与西方国家之间也存在类似布达佩斯备忘录之类的协议,但最终并没有遵守。那么,除了加入北约这样的军事联盟之外,就没有其他选择了?追求加入北约是乌克兰的基本立场,如果没有与北约相当的东西,乌克兰方面是不会接受的。例如,即使是停战观察员,也必须有美军参与其中,才能发挥作用。

是的,乌克兰方面希望有欧洲国家和美国的军队参与其中,并且如果俄罗斯军队进攻,这些军队能够有效应对,而不是仅仅进行观察。如果没有足够的威慑力,俄罗斯就会采取行动。

是的,考虑到俄罗斯的目的,它想要的不仅仅是扩大领土,如果想控制乌克兰,它会不择手段地再次侵略。读了《在基辅看到的俄乌战争》这本书,之前提到泽连斯基的支持率超过了50%。

泽连斯基的照片并没有像古兹曼那样与其他领导人并列出现。确实没有。这是乌克兰人民有趣的地方,他们对当权者的批判态度很强烈。这在战争时期反而会增强对政府的反抗,政府必须考虑到这一点才能做出决定。独裁者在战争时期暂时变强,是因为他们可以无视民意进行征兵。

乌克兰不能无视这一点,这就是他们的痛苦之处。听到这些,感觉俄罗斯和乌克兰的民意有所不同。是的,我认为社会根本不同。俄罗斯崇尚类似救世主一样的领导人,而乌克兰则恰恰相反。

这是否意味着乌克兰的民主制度根深蒂固?我认为可以这么说。传统上,这是一个希望大家一起做决定的社会。接下来是节目通知,下周2月3日起的一周,OK! 工事ヤップ将推出特别企划:激论!双评论员周——国民生活恢复特别节目。

从特朗普总统就职到政策大转变,再次转向“美国优先”,国际局势不明朗,日本如何才能摆脱“失去的30年”,恢复国民生活?我们将邀请两位评论员进行深入探讨。下周2月5日(周三),我们将邀请外交评论员、Cannon Global战略研究所理事特别顾问三宅邦彦先生,

以及3K新闻媒体编辑部政治担当水内茂幸先生。他们将从外交安全保障到国内经济对策进行深入探讨。此外,还有须田慎一郎先生和东野敦子先生、片冈豪志先生和峰村健二先生、Joseph Craft先生和井形明先生、野村周也先生和神保哲生先生等阵容。然后是6点40分。

所以,下周也请收听我们的直播节目。

接下来是另一个通知,我将与记者峰村健二先生一起主持特别节目。节目名称为:《饭田浩二与峰村健二:2025年问题——直播大讨论》。下周2月4日(周二)晚上8点到9点50分直播。

2月4日

晚上8点,《饭田浩二与峰村健二:2025年问题——直播大讨论》。也请收听。

现在,我们继续与正在日本短期回国的乌克兰国家通讯社《乌克林福尔姆》日语版编辑平野隆先生以及记者佐々木俊尚先生一起进行节目。请继续关注。平野先生,去年11月,您出版了新书《在基辅看到的俄乌战争——在战争中生活的日常》。

这本书是以回答编辑提出的问题的方式写成的,是吗?是的,我收到了很多自己想不出的问题,我回答了这些问题,写成了这本书。因为确实,这本书生动地展现了战争中的日常生活。

读这本书的时候,我感受到了“习惯”这个词,对战争的习惯,以及在习惯的同时又不能习惯,各种各样的烦恼,这些都成为了乌克兰人民心中沉重的负担,他们带着伤痛和烦恼过着日常生活。

是的,我认为这是人的天性,无论发生什么,都会逐渐习惯,即使是爆炸声也会习惯。但是,人们仍然意识到生命危险,所以如何应对这一点非常困难。

在日本,由于长达80年的和平,我们很难理解这一点。但是,如果有一天台湾有事发生,或者东亚发生冲突,我们也必须考虑战争成为日常的情况。

是的,我认为这其中也包含着对和平的习惯,以及因此而无法思考的部分。所以,像这样从乌克兰向日本传递信息,是一个很好的思考机会。再次让我想到书的副标题“吃饭、恋爱,然后炸弹落下”,这是小泉先生写的副标题,

这说明前线的城市一直处于这种可怕的状态。但在基辅,如果只看一部分,日常生活看起来很平静,但下一秒可能就会有导弹落下。

是的,表面上看起来和东京的日常生活很相似,但空袭警报会响起,爆炸声会传来,被击落的导弹碎片会击中朋友的家,然后会打电话询问是否安全,这样的对话很常见。这就是带有这种背景的日常生活。

所以,这根本不是真正的日常生活,也不是真正的和平。平野先生总是带着相机,今天也带着相机,在和平的日本拍摄照片的意义完全不同。

是的,我认为和平意味着能够预测未来几年的生活,能够制定人生计划。但在战争中,也许能预测一个月后的情况,但不知道春天会怎样。战争的残酷之处在于,无法预测现在这一刻将如何变化。因此,必须认真记录下来,以便日后能够了解这些变化。这就是我写这本书的原因,也是我每天坚持拍照的原因。

战争已经持续了相当长的时间,平野先生从战争开始到现在,心境上有什么变化吗?

是的,最大的变化是疲惫,这种疲惫肯定会累积。不知道这会持续多久,另一方面,如果轻易放弃,可能会招致更大的损失,我们就是在这种两难境地中生存的。如果时间允许,我们将以各种形式继续倾听。请继续关注。谢谢。今天早上,我们邀请了《乌克林福尔姆》通讯社日语版编辑平野隆先生来到演播室,非常感谢您。谢谢。

接下来,在这个时间段,我们关注“中国开发DeepSeek生成式AI,导致纳斯达克大幅下跌”的新闻。

27日纽约股市,由于中国初创企业DeepSeek开发出低成本的生成式AI,纳斯达克指数(科技股为主)与上周末相比下跌超过3%。投资者担心美国大型IT企业在AI领域的优势将丧失。

最新的数据是28日市场刚刚收盘,数据显示下跌了600多点,第二天28日上涨了300多点,这是市场典型的反弹反应。

DeepSeek的影响如何看待呢?目前的生成式AI需要投入巨资,以惊人的速度分析数据,所以一直被认为没有资金实力是做不到的。但人们也认为这并非唯一的方法,可能还有其他方法。例如,在日本东京,有一家名为“鱼AI”的公司,

“鱼AI”是公司名称,主要由日本人和欧美人士组成,他们正在尝试不同的AI开发方法,是一家独角兽企业,拥有巨额

市值,虽然还没有上市。这表明,并非只有谷歌和微软参与的开源软件等大型科技公司的做法才是唯一途径,但这种成果还没有显现出来。DeepSeek的出现,恰恰证明了不同的方法是有效的,其性能据说与ChatGPT接近,甚至有人说超过了ChatGPT。

实际上,应用程序已经发布,我昨天在App Store下载了iPhone版,可以使用。虽然也有人说注册不稳定,但我用谷歌账号登录后,可以正常使用,日语也能识别,返回的结果与ChatGPT类似。虽然我无法衡量其性能,但可以肯定的是,它现在可以使用。是这样吗?令人惊讶的是,

它证明了即使不投入大量资金,也能制造出与ChatGPT性能相当的产品。据说使用的资源只有ChatGPT的十分之一或二十分之一。例如,ChatGPT的训练需要50万个GPU(图形处理器),而DeepSeek只需要5万个。

即使是十分之一也足够了,即使没有资金实力也能做到。中国现在初创企业正在大力发展AI。那么,美国的科技公司规模较小,而且受到半导体出口限制,无法进口美国英伟达等公司生产的高性能半导体。因此,他们只能使用现有但性能较低的GPU,

通过巧妙的方法做到了这一点。哦。

这确实表明,ChatGPT和谷歌的Gemini等是否具备这种能力,还需要进一步验证,但美国科技公司明显感到担忧。美国谷歌、脸书等公司都在做,但在拜登政府时期,人们对过度发展AI有所顾虑,

担心会失去人性,甚至会触犯禁忌。因为美国是一个宗教国家,基督教徒认为只有上帝才能创造人类,人类不应该做上帝才能做的事情,所以对AI的态度略显消极。

科技公司对此略有反感,这次特朗普总统就职典礼,除了马斯克,扎克伯格等人都

出席了,这使得那些一直以来批评西海岸自由派科技公司为什么向特朗普靠拢的人感到愤怒,这实际上与对AI的态度有关。

特朗普大力支持AI发展,而拜登则有所犹豫。所以,科技公司认为,要想大力发展AI,就只能支持特朗普,并以此来规避监管。科技公司本来就与特朗普关系密切,虽然特朗普自称是白人工人的代言人,但实际上他是一个富有的商人,与科技公司的CEO们有着很高的亲和力,所以他们会一起发展AI。

美国的这种状况,与中国形成对比,中国对科技几乎没有监管。当然,不能批评习近平,不能批评政府,这是肯定的,但监控社会是理所当然的,

可以自由使用数据。不像美国那样,对随意使用个人数据感到反感,在中国,使用中国公民的信息也没有问题,科技至上。特别是,由于受到来自美国的半导体出口限制等制裁,他们别无选择,只能独立发展。

例如,华为的安卓操作系统被禁止使用,他们开发了自己的HarmonyOS操作系统,试图在中国内部建立一个独立的科技经济圈。AI也顺应这一趋势,大力发展。实际上,就AI相关论文的数量而言,中国已经超过了美国。是这样吗?是的。

人才方面,中国也有很多优秀的人才,尤其是在理科方面。

日本的高层是文科出身,而中国,包括习近平在内,之前的中国领导人都是理科出身。是这样吗?是的,从高级官员到政治家,都是技术官僚。所以,中国是一个重视和尊重技术的国家,这是毫无疑问的。在这种氛围下,他们大力发展AI。DeepSeek就是其中一个成果。

那么,这是否被夸大了,或者其能力是否真实存在,还有各种报道,我们是否应该正确地感到担忧呢?是的,DeepSeek可能存在一些问题,目前还不清楚,需要进一步验证。但我们必须警惕中国在AI方面的巨大潜力。

如果问DeepSeek关于习近平的评价,它不会回答。如果问习近平像不像维尼熊,它也不会回答。你试过吗?确实如此,DeepSeek的能力问题不在于它对中国政府的禁忌AI,而在于它展示了低成本、高性能AI的模型。啊。

数据本身的问题是无法回避的。他们的方法才是关键。他们的方法很厉害,某种程度上是可以模仿的吗?AI领域的信息交流相对开放,

研究人员之间会进行信息交流。因此,DeepSeek的方法可能会被公开,专家们可能会利用它来开发低成本的AI。美国科技行业的股价下跌的原因是,低成本的开发意味着初创企业仍然有很大的发展空间,

大型科技公司对行业的垄断地位可能会被打破。这就是股价下跌的原因。明白了。日本和世界现在的情况,尽在日本广播协会的早间新闻节目《饭田浩二的OK! 工事ヤップ》。

感谢您收听我们的网络广播和YouTube直播。日本广播协会的《OK! 工事ヤップ》节目,在东京有乐町的日本广播电台,周一到周五早上6点到8点直播。

节目网站上提供了评论员阵容、节目内容的文字稿等丰富的信息。此外,官方X账号每天都会发布最新的信息,也请关注。请收听日本广播协会的《饭田浩二的OK! 工事ヤップ》节目,AM、FM、radiko,当然还有日本广播协会的播客和YouTube。