逮捕された容疑者は43歳の男性で、現場から約1キロ離れた場所に住んでいた。容疑を認めており、自宅で警察に立ち入られた際はリビングで落ち着いた様子で座っていたが、取り調べでは動揺する様子も見せた。
警察は現場の防犯カメラの映像をはじめ、周辺の店舗や住宅の防犯カメラ100台以上、ドライブレコーダー数十台分の映像を分析し、容疑者の特定に至った。特に、事件直前に現場前の駐車場に停めていた黒いワンボックスカーの動きが鍵となった。
日銀は、年明け以降の賃上げ動向や米国のトランプ政権の政策の影響を見極めたいと判断した。また、米国のFRBが利下げを続けており、日本と米国の金利差が縮まらないことも考慮した。
日銀は、過去25年間の金融政策で特に黒田前総裁の下で行われたマイナス金利政策などの大規模な金融緩和策について、当初想定したほどの効果は発揮されなかったと分析している。賃金や物価が上がりにくい状況を前提とした政策であったが、副作用も多く、完全には成功していないと評価している。
自民党と公明党は、来年度の税制改正大綱において、所得税の控除額を123万円に引き上げることを明記することで合意した。さらに、国民民主党との協議を継続し、最終的には178万円を目指す意向を示している。
警察庁は、恋愛感情につけ込んで客を依存させ、高額な飲食をさせる色恋営業を禁止する方針を固めた。違反した場合は営業停止などの行政処分の対象とし、さらに罰金の上限を引き上げるなど、罰則を強化する。
今年10月末までに、全国の警察に寄せられたホストクラブに関する相談は2300件余りに上っている。女性客が高額な料金を請求され、借金を背負わされるケースが相次いでおり、返済のために売春などを強要される事例もある。
紹介された小説は「破果(ハカ)」で、65歳の女性の殺し屋が主人公。韓国では2013年に発表されたが、近年日本で翻訳されて注目を集めている。主人公は完璧主義の殺し屋だが、年を重ねるにつれて人間味が出てくる。
著者の久平文氏は、読みづらい長い描写を得意とし、読者を引き込むストーリーテーリングが上手い。読者を信頼し、読み飛ばせないような緻密な描写で、読者の満足度を高めることを意識している。
プーチン大統領は、ウクライナへの軍事進行を続ける姿勢を強調し、ロシア軍が戦果を上げていると述べた。また、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニュク」について、射程5500キロメートルで迎撃不可能な最新兵器だと誇示した。
◆北九州 中学生殺傷事件 近くの43歳を逮捕 ◆日銀 追加利上げ見送り 米FRBは利下げ ◆税制改正大綱 自公「壁」123万円明記へ 国民との協議継続意向 ◆悪質ホストクラブ対策 風営法改正し罰則強化の方針 警察庁 ◆ブックレビュー 韓国小説「破果」 書店店主 竹田信弥さん ニュースデスクの丁寧な解説で、きょう一日と今の時代がわかる!「マンスリーブックレビュー」ノーベル賞で注目される韓国文学。人気作家の小説をカリスマ書店員が解説。